つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

お金3題

2022-02-28 06:33:49 | 日記
たくさんあればそれで全てがハッピーというわけではないお金。
だが、あまりになくてはそれも困るのがお金だ。
そんなお金について先人はこう語っている。

◆お金は天から降ってはこない、地上で稼ぎ出さねばならない
 これは鉄の女とも呼ばれた英国首相のマーガレット・サッチャーだ。
 ドラえもんのひみつ道具を借りたのび太くんでさえ、お金を降らすことは出来なかったのだ。
 サッチャーが言うのは、お金は空からは降ってこない、自分の手で稼ぎ出せという当たり前のことなのだろう。
 さらにはこうだ。
 キュウウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。
 人は自分の植えたものを収穫するのである。
 それはたぶん、自分の努力した以上の結果を求めてはいけないということなのだろうな。

 米国の著名な投資家・資産家のウオーレン・バフェットならこう。
 大事なのは、自分が好きなことを飛び切り上手にやること。
 お金はその副産物に過ぎない。
 彼はその言葉通りに自分の好きなことを極め、日本円で十兆円以上の資産を築いたという。

 ちょっと違った視点では、日本の作家伊坂幸太郎のこの言葉だ。
 人生については誰もがアマチュアなんだよ。
 誰だって初参加なんだ。
 はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。
 これは、自信がないからとしり込みする必要はないし、失敗したからと言って落ち込む必要もないということなのだろう。
 堂々と失敗して、次のチャンスを待てばいいのだうな。

 おいらも残り時間は限られているのかもしれませんが、もう少し先人の教えを実行したいものです。
 

莫妄想(まくもうぞう)

2022-02-27 06:52:23 | 日記
禅の教えに「莫妄想(まくもうぞう)」というのがあるそうだ。
これは、「妄想するなかれ」というような意味らしい。
では、何を妄想しないようにするかと言うと、こういうことらしい。

◆後悔はただの「妄想」、将来の不安もまた「妄想」
 さっさと忘れるべきで、さっさと手放すべき。
 過ぎたことをいつまでもクヨクヨと悔やむことがある。
 あるいは先のことを心配して、日々を過ごすこともある。
 それは、どちらも無意味なことだそうだ。
 クヨクヨすれば過去がなかったことになるならば、また悩めば先の心配がなくなるならば、そうすればいい。
 だが、そんなことはあるはずもない。

 過去への悔恨も、将来への不安もそれは実体のない思い、すなわち「妄想」に過ぎないそうだ。
 そんなものに縛られて自由に行動できないとしたら、それほどばかばかしいことはないはずだ。
 我々ができるのは、過去の失敗を糧として成長していくために、
 また不安が現実のものにならないように、今目の前のやるべきことに集中するだけなのです。
 今に没頭すれば、後悔や将来不安に頭を悩ましている暇もなくなるものだ。
 とにかく行動して、何の役にも立たない「妄想をどこかに追いやるべきなのです。」

 う~ん そういうものかもしれませんが、そこに到達するのはなかなか難しいものかもしれませんね。
 
 

人間社会

2022-02-26 06:39:53 | 日記
おいらたちが生活する、この人間社会。
甘くもあり、辛くもあるこの社会だ。
ではこの社会は、どうとらえればよいのだろうか。
そんな思いに答えるこんな言葉があった。

◆人間社会は相互依存により成り立つ、箱根山籠に乗る人担ぐ人そのまた草履を作る人
 この世に生きる人たちは、如何に偉くなっても、自分一人だけでは生きていけないものです。
 他人あっての自分、自分あっての他人なのです。
 これを理解していれば、それが良心に感応し責任感となり、「まごころ」となり、発露するのだという。
 人生において、信念ある行為とは積極的的な「心意気」」なのでしょう。
 そして、その行為に「まごころ」が伴えば、絶対的な強さが加わり、日常生活に疲労を感じることがなくなります。
 こうして、期せずして毎日が常に明るく、朗らかに溌溂としてくるのです。

 まあそういう考えかたもあるのでしょうね。
 籠に乗る人はいる、その籠を担ぐ人もいるし、そのまた草履を作る人もいる。
 では誰が一番大事なのか。
 それは全員のようです。
 高貴な人が籠に乗ります、そうではない人がその籠を担ぎます。
 でもその駕籠かきの足元を固める草履を作る人もいます。
 さらに言えば、その草履の材料の藁を集める人も必要なのかもしれません。
 
 それを否定する考えもある。
 相互依存と言っても、それは同一平面の上ではないのかもしれない。
 丁度ピラミッドのように、たしかに下がなければ上も存在できないが、それでもやはり上に位置したいものだ。
 そういった健全な競争が人類を発展させてきたのかもしれないし。
 

 

流す汗

2022-02-25 06:53:22 | 日記
それがいいか悪いかは脇に置いておいて、ごく一般的な日本人の一生はこんな感じだと思います。
そしてそれは、おいらの人生においてももそんな感じがするものです。
マラソンのあの瀬古利彦さんを育てた中村清さん(マラソン指導者というのかな)はこう言います。

◆若くして流さぬ汗は年老いて涙となる
 若いうちは、何をおいても困難に立ち向かい、そして何度も何度も壁に跳ね返されて汗と涙を流すべきらしい。
 たしかにおいらも、思い違えや失敗で冷や汗をかいたり悔し涙を流したものだ。
 できればそんな経験は避けたいものだが、中村さんは違うことを言う。
 
 若いときに流した汗こそが、人生の糧となり、もっと言えばそれが人生の成功へとつながるのです。
 むろんそれを避けて人生を進むことは可能です。
 でも、私はその結果がこうなると思っています。
 若い時分に一生懸命に汗を流して努力していない人は、結局その人生の後半において涙を流すことになるのです。

 ふむふむ、これは古来からの言い伝えの「若いときの苦労は買ってでもせよ」にも通ずるような気がします。
 おいらが今になって思うのは、努力と言うものは結果が出るまでに時間が必要なので、
 結果を求めるのならば若いうちにそれをすべきなようです。
 そしてそれが出来ない人は、やっぱりごく普通の人生を過ごし、ごく普通の人生を過ごすことになるのでしょう。
 さらにこう思うはずです、「ああ、若いときにもう少しあれをこうしてたらよかったなぁ・・」。
 いつやるの、今です。
 


人生に必要な知恵

2022-02-24 06:40:15 | 日記
世の中には、今過ごしているこの人生を全うするために必要な知恵があるはずだ。
できればそれを簡易な方法で身につけたいものだ。
だが、米国の作家ロバート・フルガムは、自身の経験を踏まえてそのことをこう言う。

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ
 「何でもみんなで分け合いましょう。」
 「ずるはしないようにしましょう。」
 「使ったものは必ずもとのところに戻しましょう。」
 「誰かを傷つけたら、ごめんなさいと言いましょう。」
 これは、ロバートの小学校の卒業式の訓示で語られた言葉の数々だそうだ。
 みんながこれらを守れば、平和な世の中が実現するのだそうだ。

 ロバートは思った。
 特別に新しいことは何一つなかった。
 すべて幼稚園で習ったことであり、私たちの誰もが何をすべきかはすでに知っているはず。
 「毎日少しずつ勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働く。」
 子供たちに出来るのだから、大人にだってできないはずがない。
 これらすべてを大人が正しく実行できれば、争いごとも揉め事もない平和な世の中が実現できるはずです。

 う~ん 小学生にしておそるべき達観ですね。
 ちょっと大人が恥ずかしくなります。
 さらに言えば、インドの政治指導者マハトマ・ガンジーは、
 非暴力哲学の一環で、「固く握りしめた拳とは手をつなげない」との言葉を残していますね。