新型コロナ渦で日常生活の制限がされるのももう1年以上になる。
諸外国ではワクチン接種が進んでいるようだが、日本ではまだまだのようだ。
怒りの声を上げたいところだが、産業新聞によるとワクチン供給は一筋縄ではいかない多様な問題があるらしい。
それらはこんなこと。
◆ワクチン接種までには6段階のハードルがある
1.製造段階
供給の契約はされている、だが出荷できるかどうかは別問題だ、ファイザー製はベルギーで製造しており、EUの輸出承認が必要だ。
モデルナ製とアストラゼネカ製は日本国内での使用についてはまだ承認申請中だ。
2.国際輸送
ドイツのDHL社と日本のANAが担当しているが、1機あたり200万回分が積載上限だそうだ。
そして、1便ごとにEUの輸出承認が必要となる。
3.国内輸送
低温輸送のノウハウが不足していないか。かってはチルド便を常温で配送していた前歴もある。
佐川急便等が空港から保管倉庫へさらに接種会場まで輸送する。
中核病院から接種会場までの小分け輸送のルートも発生する。
4.輸送・保冷用部材
マイナス70℃以下の超低温冷凍庫やドライアイスが必要だが、確保できているのか、運用ノウハウは十分か。
パナソニック・岩谷産業等が係る。
5.接種会場
余剰人員が発生しているJTBや日本旅行が、接種会場運営や予約票の発送、問い合わせコールセンターを担当する。
さらにエムスリーやMRTが、接種を行う医師の手配を行うが連携は十分か。
注射器の製造・手配は、ニブロとテルモだ。医師と注射器は不足はないのか。
6.接種情報の管理
富士通・日本マイクロソフト・シミックHD等が、接種予約・在庫管理・接種履歴管理・コールセンター業務を担当する。
たしかにいろいろな組織や企業が係り、ひとつでも目詰まりすればスムーズにはいきません。
困難さはわかりましたが、それでも接種は早く進めていただきたいものです。
諸外国ではワクチン接種が進んでいるようだが、日本ではまだまだのようだ。
怒りの声を上げたいところだが、産業新聞によるとワクチン供給は一筋縄ではいかない多様な問題があるらしい。
それらはこんなこと。
◆ワクチン接種までには6段階のハードルがある
1.製造段階
供給の契約はされている、だが出荷できるかどうかは別問題だ、ファイザー製はベルギーで製造しており、EUの輸出承認が必要だ。
モデルナ製とアストラゼネカ製は日本国内での使用についてはまだ承認申請中だ。
2.国際輸送
ドイツのDHL社と日本のANAが担当しているが、1機あたり200万回分が積載上限だそうだ。
そして、1便ごとにEUの輸出承認が必要となる。
3.国内輸送
低温輸送のノウハウが不足していないか。かってはチルド便を常温で配送していた前歴もある。
佐川急便等が空港から保管倉庫へさらに接種会場まで輸送する。
中核病院から接種会場までの小分け輸送のルートも発生する。
4.輸送・保冷用部材
マイナス70℃以下の超低温冷凍庫やドライアイスが必要だが、確保できているのか、運用ノウハウは十分か。
パナソニック・岩谷産業等が係る。
5.接種会場
余剰人員が発生しているJTBや日本旅行が、接種会場運営や予約票の発送、問い合わせコールセンターを担当する。
さらにエムスリーやMRTが、接種を行う医師の手配を行うが連携は十分か。
注射器の製造・手配は、ニブロとテルモだ。医師と注射器は不足はないのか。
6.接種情報の管理
富士通・日本マイクロソフト・シミックHD等が、接種予約・在庫管理・接種履歴管理・コールセンター業務を担当する。
たしかにいろいろな組織や企業が係り、ひとつでも目詰まりすればスムーズにはいきません。
困難さはわかりましたが、それでも接種は早く進めていただきたいものです。