つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

旅の発見(喜び・生きざまの発見)

2020-11-30 06:33:16 | 日記
おいら元々、温泉をはじめとする国内各地への旅行が好きだ。
ちなみに現在は47都道府県のうち、35都道府県をクリアし、達成率は75%だ。
海外は言葉が不自由で、食生活も異なり疲れるのであまり好きではない。
そんな旅について、こんな礼賛の言葉があった。
おいらの旅三昧についてのいい言い訳になりそうだ。

◆旅の発見
 実業家の成瀬勇輝氏の「旅の報酬」から。
 「旅の本当の発見は、新しい風景を見ることではなく、新しい目を持つことである。
  旅を通して自分への問いが生まれることで、いっそう自分がわからなくなるかもしれない。
  だからと言って、自分への理解が後退したわけではない。むしろ新しい価値を見出すきっかけになるのだ。」

 「新しい価値を見出す」なんて大上段に構えなくても、旅はいつも落ち着きと新たな発見が得られるものです。
 難しく考えずに、引き続き継続したいものです。
 そしてそのためには、お金だけでなく、時間と健康が求められるはずです。
 その意味で、友人たちとこれらの三要素を一致させるのはなかなかに難しいものですので、
 独りでの行動も視野に入れています。

 唐突ですが、幼稚園児の言葉に気づかされることもあります。
 「この宇宙で一番大きなものはなんでしょう。ぞうさんではないですよ。」
 ぞうさんよりも大きい?お月さんかな?
 「違うよ、お月さんよりも大きいのは、『未来』だよ。」
 未来=可能性 ととらえても良いのかもしれませんね。
 ルーチンワークに胆泥してしまっているおいらにとっては、耳の痛い言葉でした。
 
 
 

始末の悪い善人

2020-11-29 06:33:45 | 日記
普通は悪人とはお付き合いはしたくないし、できれば善人とお付き合いをしたいものだ。
だが、作家の中野好夫氏は「悪人とはゲームができるが、善人とはゲームはできない」と言う。
そんな逆説的な考え方は、こういうことらしい。
たしかに、参考になる考え方だと思われた。

◆「自分は善人」と思い込んでいるのが善人
 人間関係においてしんどいのは、「無知の善人」です。
 向こうは悪気がない分、こちらとしては対処に困るものだ。
 こういった善人に遭遇した場合は、数字・ファクト(事実)・ロジック(論理)で、相手の思い込みを打破するしかない。
 そうしないと、相手は気づかないし変わることもできないし、多くの人々に困惑をまき散らすものだ。

 留意が必要なのは、自分が気づかぬうちに「こういった善人」になっていないか、ということです。
 自分の独自の正義感や潔癖感、計数感などがあります。
 クルマのステアリングに遊びがあるように、まっすぐ進むためにはある程度の許容が必要なのです。

 反して、「悪人」とは取引ができます。
 「悪人」とは、なんらかの意図を持っていることを自覚して、それを実行しようとする人です。
 その実行には手に入れたいものがあり、それはお金だったり名声だったりします。
 しかし彼らの目的が明確であれば、彼らとは取引ができるものです。
 この部分はお前に渡すから、それでどうだ、といった具合に取引ができ、相手もそれならわかった、と返事をしやすい。
 結局のところ、こうした「悪人」よりもはるかに恐ろしいのが「善人」というわけです。

 なるほどねぇ たしかにおいらの正義感は、他の大多数のひんしゅくを買っているのかもしれませんねぇ・・

対コロナ、すごいぞ徳島

2020-11-28 06:34:07 | 日記
先日、徳島を含む四国旅行に行ってきた。
ということとは、あまり関係がないのだが、産業新聞にこんなうれしい記事があった。
紫外線がコロナを含む各ウイルスに効果があることは広く知られている。
それがさらに進みそうということだ。

◆徳島大と同大発のスタートアップ企業が製品化を進める
 この産学は、新型コロナウイルスの死滅に必要なLED光量のデータ化に成功、
 医療機関向けに殺菌用途の製品を相次ぎ投入し、販売を伸ばしているとのこと。
 徳島大学って、たしか青色LEDの開発をしたところだったよね。

 このキモは、紫外線よりも短い波長で殺菌効果の高い深紫外線LEDが、新型コロナウイルスの増殖力や感染力を失わせる
 (不活性化させる)ことにあるようだ。
 来年3月には、新型コロナウイルスの殺菌機能をアピールする一般民生用の空気清浄機や浄水器の開発が広範囲に進みそうだ。
 また医療機関では、既に発売済みの深紫外線LEDを組み込んだ空間殺菌消臭器「LEDピュア」が、
 販売が4倍と急拡大しているそうだ。
 医療現場の感染エリアの出入り口に設置する「深紫外線LEDシャワーボックス」も開発されている。
 医療従事者がマスクや防護服を着用したままこのLEDの紫外線を浴びることで、全身に付着したウイルス不活性化が
 可能になる機器は、世界でも例はないようだ。

 ワクチン開発は世界中で進んでいるようですが、こちらの対コロナウイルス作戦も頑張っていただきたいものですね。

荒了寛(あらりょうかん)師

2020-11-27 06:36:01 | 日記
おいらの家は、たしか浄土真宗だったと思う。
だが宗教心はほとんどなく、葬式や法事の折にわずかに意識するだけだ。
また仏教には宗派が多いらしく、それらの違いはわからないし、積極的に知ろうとも思ってはいない。
そんないい加減なおいらなのだが、天台宗のご住職荒了寛師のこんな言葉が刺さった。

◆みんな仏になる人
 「わたしはどのような人から どのようなことを云われても
  恨んだり 侮ったりはしません なぜならみんな仏になる人だから。」

 驚くべき達観ですね。
 誰に何を言われても、みんな同じ仏になる人だから・・・
 この一言で済ましてしまう。
 おいらもこういうところに達したいものです。

 ほかにどんな言葉を残されているかと調べてみたら、こんなにありました。
 「渾身の力で咲け 命がけで輝け。」
 「同じことをしていても 一方からは非難され もう一方からはほめられる いちいち気にしていては この世は渡れません」
 「ひとのせいにしていることを みんな自分のせいにしてみな きっとうまく行くよ。」
 「人と人との関係は歯車だ こちらも合わせないと回らないよ。」
 「失敗して利口になる 挫折して強くなる 人生に無駄はないんだな。」
 みんな互いに助け合って生きていくべきだということが、良くわかりました。
 ただ、明日にはもう忘れているのかもしれませんが・・・ 
 

商談の秘訣

2020-11-26 06:40:13 | 日記
商売は単純にモノを販売するだけではなく、いろいろなパターンがあるものだ。
そういった商売のパターンにふさわしい商談の秘訣があればぜひ聞きたいものだ。
そんな思いでいたら、明大の斎藤教授がこんなことを。

◆みな良き聞き手をほしがっているのだ
 米国鉄鋼王にしてカーネギーホールを創ったカーネギー、彼がまだ若いときにあるパーティーで高名な植物学者と会った。
 カーネギーは、植物学者の話が興味深いこともあって、何時間にもわたり話を聞き続けたそうだ。
 パーティーがお開きになったとき、この植物学者はパーティーの主催者にカーネギーのことをさんざん褒めちぎり、
 しまいには「世にも珍しい話上手だ」と言ったそうです。
 しかしカーネギーは熱心に話を聞いてはいましたが、ほとんどしゃべってはいなかったんだそうです。
 このエピソードからわかることは、
 「どんな誉め言葉にも惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる。」ということです。

 そして、肝心の商談の秘訣だが、19世紀英国の外交官チャールズ・エリオットはこう言う。
 「商談には特に秘訣などというものはない。ただ相手の話に耳を傾けることが大切なのだ。
  どんなお世辞にも、これほどの効果はないことを知るべきだ。」
 すべからく、人はみな良き聞き手をほしがっているということなのでしょうね。
 参考にしたい教えでした。