元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

違った世界に触れてみる~その2~

2005年05月05日 10時35分07秒 | 日々雑感
 ゴールデンウィークにやったこと

その1-彫金のレベルアップ。技術的にはまだまだだが精神的にかなりレベルアップ。
その2-部屋の掃除。写真の通りでございます。壁に貼った加藤あいのカレンダーが変わった。
その3-映画(DVD)を見る。とりあえずドラムラインとGOD DIVAを見ましたよ。

ゴールデンウィーク最終日。まだ色々やらなくては…

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 違った世界のその2なわけですが。新しい彫金教室に行った日にさかのぼりますが、その日は僕と先生、女の生徒さんの3人しかいなかったのだが、どういう展開かは忘れたが、先生が女の生徒さんに

「Aちゃんは入院の経験あるんだよね?何の病気だっけ?」

 と聞いた。するとAちゃんは、

「ああ私っすか。私は精神病ですよ」

 少し固まる僕。この子は精神病で入院していた経験があるんだ…。先生が続ける。

「ああそうだっけ。鬱なんだっけ?」

 鬱は変な言い方だがメジャーになってきた感じがある。割合、誰でもなる病気?状態?だ。僕の友達でも躁鬱で入院した人はいる。しかし違った。

「いや違いますよ。PXXですよ」

PXX。失念。アルファベット3文字だった。Pから始まっていた気がする。Aちゃんは続けた。

「いやー精神病院ってすごいんすよ。なんか帰りたい~!とか叫びながらずっとドアを開けたり閉じたりしている人がいるの。超面白い。世界広がりますよ~」

 ははは…この人は、そういう人が行くような病院に入院していたのか…。彫金の先生は社交的なスキルが高い人なのだが、これには少し言葉を濁していた。そしてだ。また話の展開は忘れてしまったのだが、Aちゃんが帰る時に先生が言った。

「Aちゃんは自分の血を出すのは怖くないもんね~」

 なんだろう?親指をちょっと切ったりして血判?したりできるってことかな?しかし違った。

「血なんか余裕っすよ!水芸のようにぴゅーぴゅー出しますよ!きゃはは!」

 Aちゃんは笑いながら拳を作って、手のひらを上にしながら腕を上下に動かした。うぐ…。この人リストカッターだ。手首を切ってしゃーしゃー血を出せる人なんだ。この子は笑いながら言ってるけど、全然笑えない。笑顔が引きつる。しかも血をぴゅーぴゅー出して「水芸!」ってどこかで聞いたことあるし!

 彼女は帰った。先生は言った。

「色々な生徒さんがいますよ。けど否定したら可哀想だからね」

 先生は女にモテます。以上!その3に続く。
コメント (2)
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