元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「沈黙 -サイレンス-」を観た。

2018年12月29日 15時55分22秒 | アレコレ鑑賞
「ゆずに記者落胆 重大発表騒動」

 引退する時は何発表と名付けるんだろう。

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 マーティン・スコセッシ監督「沈黙 -サイレンス-」を観た。遠藤周作の原作が好きでね。どんな風に映像化されているんだろうと楽しみに観た。結果は裏切られなかった。原作で好きなシーンが二つあり、一つ目はパードレが門番の鼾と思って笑っていたのが、実は自身を転ばすために村人たちが拷問にかけられ苦悶の声をあげていたのを勘違いしていたシーン。二つ目は日本人にキリスト教は根付かない、勝手に別の神に解釈してしまうというのを聞いたパードレが苦悩するシーン。そのどちらも納得行く形で描かれておりよかった。

 また原作だとラストシーンが難解な日本語になっており、なにが書かれているんだかまったくわからなかったのだが、原作どおりであるなら映画を見てどんな結末になったのかわかりありがたかった。

 マーティン・スコセッシ監督の映画は何本か観ているけど、話題性が先行しているなぁと思うことが多かったが、これは良い作品だった。
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「ノーカントリー」を観た。

2018年12月29日 00時27分55秒 | アレコレ鑑賞
「イギリス政府、ペットショップで子犬と子猫の販売を禁止」

 純粋にペットショップって良くないなと思っていた。しかし野良犬を見かけることがなくなった日本で(野良猫は見かける)、犬を飼おうと思ったらペットショップから買うしかないんだよね。ペットショップと家の中にしか犬がいない日本から、ペットショップがなくなったら犬という種がいなくなってしまうのかもしれない。そう考えるとペットショップはなくせないよな。

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 ハビエル・バルデム主演「ノーカントリー」を観た。ドンパチがメインの映画にしか見えなかった俺の目は節穴なのだろうか。この映画はとにかくハビエル・バルデムが演じるアントン・シガーが不気味という印象。トミー・リー・ジョーンズは必要だったのかな?
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