(女郎買い地蔵)
中山道を進むと、左手に龍谷山大雲寺がある。
ここは桶川の府川本陣の代々のお墓など
歴史的なものが多いらしいが、お墓の中に
それらしいものを見つけることが出来なかった。
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(大雲寺)
本堂左手に、三体の地蔵さんがあるが、
向かって右側の地蔵さんは、台座に正徳3年
(1713)の銘がある。
「女郎買い地蔵」と呼ばれるもので、夜な夜な
女郎買いに出かけるので、住職が背中に
「かすがい」を打ち込み、鎖で縛ったと言う。
その「かすがい」の跡は今も残っている。
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(三体の地蔵さん、右側の地蔵が女郎買い地蔵)
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(背中に打ち込まれた「かすがい」)
その地蔵の先にお墓が見えるので覗いてみたが、
府川本陣家のお墓らしきものは見当たらなかった。
お墓の先を右折して元の中山道へ出ると、
歩道橋があり、その下に一里塚の標柱がある。
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道を進み、大きな交差点の手前の右側、
木戸を想わせる古い建物の前に、
「旧跡木戸址」の石碑が見える。
上(南)の木戸跡で、桶川宿の終わりである。
(日本橋から歩いたので、桶川宿の終わりと書いたが、
往時は京都から下ったので、桶川宿の入り口になった
木戸跡である)
また、その先の信号の右手には「中山道 桶川宿」の
石碑もある。
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(木戸跡の石碑)
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(桶川宿の石碑)
この信号を左折し、立体交差の途中左に学校があり、
校庭に松山道 道しるべがある。
「松山 いなり道 本小田原町」と書かれており
魚の字が図案化されている。
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(校庭内にある道しるべ「道」の字の下に図案化された魚があるが写真の撮り方が悪く見えない)
本小田原町とは、日本橋北のたもとに魚市場があった
所を指し、市場の人たちがいなり講を組織して、
神社参拝の道しるべとしたものである。
(桶川市教育委員会)
鎹を打たれたお地蔵様のこと、面白い話があるものですね。
300年も前にどういうことでそんな話になったのか、まさか本当とは思えないし・・・・・(^。^)
今日は熱風が吹いています。暑い、あつい!
身体に気をつけて過ごしましょう。
いつも読ませて頂いてはいるのですが なかなか書き込む時間がとれなくて。。。
それでもあこがれのハワイ航路は一寸涙があふれて 書き込めませんでした。 又今度にします。
知らない人が見たら掲示板荒らしと思いますよね?
私は十分面白いですよ。
若しHIDE-SANがつまらないと思っていらっしゃるのなら きっと道に少し飽きたからです。
私もあちこちの道を歩くのですが 胸にずんとくることは少なくなりました。 私の感性がさび付いたのもあるかも知れませんけれど 似たものに再開してもちょっと。。。だし 保存が悪く 看板だけで ここがその跡だと言われても 感動はできません
怒涛のコメントを有難うございます。
最近、記述に自信をなくしております。
読み返して面白くないのです・・・
懲りずにまたお越しください!!
コメントお待ちしております。
何たってお地蔵様は仏様ですから
そしてその仏様を 仏に仕える和尚さんがお地蔵さんを繋ぐって ここでは主従関係が逆転している?
面白い話です。