<日本ハム-楽天>◇14日◇札幌ドーム
日本ハム鶴岡慎也捕手(31)が、ロッテのジョシュ・ホワイトセル内野手(30)に戦々恐々だ。ホワイトセルは、打席で振ったバットが、12日はオリックスの捕手・伊藤の頭に、13日はソフトバンクの細川の肩に当たり、ともに交代を余儀なくされた。“犠牲者”と同じくマスクをかぶる鶴岡は「あれは気をつけないと危ない。対策? 後ろに少し下がるしかない」と人ごとではなかった。
文芸学科の客員教授俳優の佐藤浩市さんが東北芸術工科大(山形市、根岸吉太郎学長)文芸学科の客員教授に就任したことが14日、同大への取材で分かった。年1回特別講義を行う。
同大によると、同学科は小説を書く上で、方法論以前の「情熱や倫理の鍛え方」の体得を目標の一つにしており、学生に「希望」「情熱」を伝えるため、幕末史の講義を行っている。幕末を素材にした映画やテレビドラマに出演した佐藤さんに、長年親交のある作家の山川健一学科長が就任を要請した。
<ヤンキース5-0エンゼルス>◇4月13日(日本時間14日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキース黒田博樹投手(37)が本拠地開幕戦となるエンゼルス戦に先発し新天地で初勝利を挙げた。
1回先頭に中前打され盗塁を許して無死二塁となったが、昨季までナ・リーグで何度も対戦した3番プホルスを速球で左飛、4番の大砲モラレスからはカーブで空振り三振を奪いピンチを脱出。その後は走者を出しても2度の併殺打で切り抜けるなど、安定した投球を続けた。9回に先頭打者に遊撃への内野安打を許したところで交代。8回0/3で109球を投げ、5安打2四球6三振で無失点に抑え今季初勝利を挙げた。マウンドを降りるときは、満員の観衆から大きな拍手とスタンディングオベーションを受け、監督から初勝利の記念ボールを受け取った。
黒田は「(オベーションは)本当に最高に気持ちよかったですし、また1試合でも多くこういうゲーム続けたいと思います」と話した。
試合はヤンキースが5-0で勝ち、4連勝とした。
<マリナーズ-アスレチックス>◇13日(日本時間14日)◇セーフコフィールド
マリナーズ・イチロー外野手(38)が始球式で捕手を務めた。昨季限りで現役引退したマイク・キャメロン外野手(39)の引退セレモニーが行われ、かつて名コンビを組んだイチローとバッテリーを組んだ。この日のために1日だけマ軍と契約したというキャメロンは背番号44のユニホーム(上着)を着てマウンドへ。ワンバウンド投球になったが、イチロー捕手がガッチリとキャッチした。イチローはキャメロンと抱き合い、握手を交わした。
◇パ・リーグ ロッテ1-1ソフトバンク(2012年4月13日 ヤフーD)
ロッテのホワイトセルが2試合続けて相手捕手を退場させた。
初回2死一塁で空振りした際、バットがソフトバンク・細川の右肩付近を直撃。スイングの際に勢い余って左手が離れて、バットが体の後ろまで回ってしまうためで、12日のオリックス戦(QVCマリン)ではバットが頭部に当たった伊藤が途中交代している。福岡市内の病院で検査を受け打撲と診断された細川は「大丈夫です」と話した。