プロ野球12球団の代表者会議が27日、東京都内で開かれ、日本球団のドラフト指名を拒否して直接海外でプレーした選手は帰国後、高校出身は3年間、大学・社会人出身は2年間、12球団と契約できないという復帰制限について、見直しを含め現行ルールの在り方を再検討することを確認した。11月の実行委員会で協議する方針。
08年に新日本石油ENEOS(現JX-ENEOS)の田沢純一投手の米大リーグ入りに際し、12球団で申し合わせた「田沢ルール」とも呼ばれる規定で、岩手・花巻東高の大谷翔平投手が米大リーグ挑戦を表明したため、再びクローズアップされた。大谷は25日のドラフト会議で日本ハムから1位指名されたが、大リーグ球団と契約した場合、このルールが適用される。
代表者会議に出席したある球団の幹部は「選手流出の抑止力は必要かもしれない」とする一方、「大谷が例えば5年後に帰国したとしてもまだ23歳。(それから3年間も)プロ野球に入れなくていいのか。そういうことも含め議論しなければならない」と述べた。また、別の球団幹部は「私案だが」と前置きし、「日本に戻ってきたときに、ドラフトで指名した球団に優先交渉権があるような制度はできないか」と語った。
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<フットサル親善試合:日本3-1ウクライナ>◇27日◇北海道・旭川大雪アリーナ
フットサル日本代表のカズ(三浦知良、45=横浜FC)が、前半14分にフットサル代表初ゴールを決めた。FP逸見勝利ラファエル(20=名古屋)のシュートを相手GKがはじくと、そのこぼれ球を右足スライディングで押し込んだ。チームメートからは笑顔のハイタッチで祝福され「うれしかったですね。チームの中にやっと入れたかな」と笑顔で振り返っていた。
チームもFP星翔太(26=浦安)、FP北原亘(30=名古屋)がゴールを決め、W杯前最後の実戦機会で勝利を収めた。
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(日本シリーズ第1戦、巨人8-1日本ハム、巨人1勝、27日、東京ドーム)第1戦は巨人がボウカーが3ランを含む5打点を挙げるなど、先発野手全員安打の猛攻で大勝した。先発の内海は7回無失点の好投を見せ、初戦を制した。
0-0の四回、巨人は先頭の坂本が左翼線への二塁打で出塁、続く阿部が低めの球をすくい上げて中前に運び1点を先制。さらに二死一、二塁でボウカーが右越えに3ランを放ち、日本ハム先発の吉川をこの回で降板させた。
五回は一死から寺内が二塁打、坂本が四球で一、二塁とすると、阿部が一塁手・稲葉のグラブをはじく二塁打で1点を追加。さらに高橋由も右前へ適時打を放ち、6点目を挙げた。
七回、巨人は先頭の坂本が二塁打を放つなど二死満塁のチャンスをつくり、ボウカーが右越えに2点適時二塁打を放ち、8点目を挙げた。
先発の内海は7回を投げわずか2安打無失点の好投。五回に無死一、二塁とされたが、金子を三振、鶴岡は中飛、代打・鵜久森も三振に抑え、ピンチを切り抜けた。九回にゴンザレスが陽にソロ本塁打を打たれたが、1失点に抑えた。
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ボクシングWBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチが27日、東京・東京国際フォーラムで行われた。
安定した試合運びでWBAの同級王者・内山高志との王座統一戦へひた走る粟生隆寛(帝拳)が4度目の防衛戦に臨んだものの、同級4位ガマリエル・ディアス(メキシコ)に判定負け。日本人対決による王座統一戦は幻となった。
以下は試合後控室での粟生のコメント。
■粟生「自分の対応力のなさというか」
「いろんなパターンを想定していたが、タイミングが合わなかった。(相手が)出てくるところに合わせるイメージだったが、自分の対応力のなさというか……。
(7Rの好機は)右(ジャブ)が出るようになって上下に打ち分けて、プレッシャーを強めていってああいう形になったと思うが、その先が自分になかった。
(バッティングで)血が目に入るようになって初めて見えづらいというのを経験して、片目で戦って距離感がこうも違うのかと焦りがあったのかもしれない。
(採点で劣勢で)前に出ようと思ったが気持ちだけというか、手と気持ちのバランスが……(取れていなかった)。
特に効いたパンチはなかったです。
(今後は一から出直し?)そうですね、一から出直したいですけど……」
※引用しました。