栃木SCは11日、名古屋グランパスから契約満了となっていた元日本代表DF三都主アレサンドロの獲得を発表した。三都主は35歳にして初めてJ2でプレーすることとなる。
両クラブを通じてコメントを発表した三都主。名古屋を通じては、「名古屋グランパス関係者の皆さん、そして名古屋グランパスサポーターの皆さん、3年半サポート、応援ありがとうございました。僕にとって、忘れられない3年半でした。もちろんその中で、嬉しいことと、辛いこともありました。でも、それがサッカーです。人として、選手としても成長できた3年半でした。特に、この最高の仲間たちとプレーしたこと、そして優勝できたことは僕の誇りです。これからも共に向上し続けて頑張っていきましょう」。
栃木を通じては、「皆さん、初めまして。三都主アレサンドロです。栃木SC関係者の皆さんが、僕に目を向けてくれたことは、とても嬉しいです。J2でプレーするのは初めての経験ですが、僕も初心に帰り一から頑張っていきたいと思います。そして、サポーターの皆さんには、今まで様々なチームでプレーしてきた経験を活かし、期待に応えられるように、必死で頑張ることを約束します。35歳でチームの中では最年長ですが、サッカーに対する情熱も最年長並みです。早くチームに溶け込んで、みんなが一つになって、J1昇格を目指して頑張っていきましょう」とあいさつしている。
以下、プロフィール
●三都主アレサンドロ
(SANTOS Alessandro)
■生年月日
1977年7月20日
■出身地
ブラジル
■身長/体重
178cm/69kg
■利き足
左
■所属歴
明徳義塾高→清水→浦和→レッドブル・ザルツブルグ→浦和→名古屋
■通算成績
J1:353試合67得点
Jカップ戦:37試合4得点
天皇杯:49試合10得点
※引用しました。
女優・沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜 後8:00)が10日にスタートし、2時間スペシャルで放送された初回視聴率が12.7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術と抜群のチームワークで真相解明に挑む姿を描くシリーズの第12弾。ともに数々の難事件を解決してきた捜査一課の土門刑事(内藤剛志)らおなじみのキャラクターに加えて、新たに戸田菜穂演じるキャリア警視、管理官・芝美紀江が京都府警にやって来て、波乱を起こす。
“最先端の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が同居するハイクオリティーなミステリーとして1999年のスタート時から人気を集め、今や『木曜ミステリー』枠屈指のヒットシリーズとなった。前作の第11弾(2011年10月~2012年3月)は、初の2クール放送を実施。平均視聴率12.8%(全16回)、最高視聴率17.1%という高成績を記録している。
※引用しました。
俳優の瑛太さんが主演を務める連続ドラマ「最高の離婚」(フジテレビ系、毎週木曜午後10時)の初回が10日、15分拡大版で放送され、平均視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
ドラマは瑛太さん、尾野真千子さん、真木よう子さん、綾野剛さんが演じる2組の30代の夫婦の姿から「結婚とは何か」「夫婦とは何か」「家族とは何か」を軽快に描くラブコメディー。2組の夫婦が交流しながら、結婚と離婚のはざまで成長していく様子が描かれる。脚本は坂元裕二さんが担当。瑛太さんと坂元さんのタッグは、11年放送の連続ドラマ「それでも、生きてゆく」(フジテレビ系)以来、2度目。
第1話は、東日本大震災がきっかけで結夏(尾野さん)と結婚した光生(瑛太さん)だが、ある日、ふとしたことがきっかけで口論に発展。2人は勢いで離婚届を書いてしまう。後日、野球で腰を痛めた光生は、何とかたどり着いたアロママッサージ店で元恋人の灯里と再会し、浮かれるが……というストーリーだった。
※引用しました。
女優・仲間由紀恵主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『サキ』(毎週火曜 後10:00)が8日にスタートし、初回視聴率が11.4%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。2011年1月期のドラマ『美しい隣人』(同局系)で仲間が演じた“沙希”と同一人物が主人公。前作ではターゲットが女だったのに対し、新作では“男たち”が狙われる。
前作は、2011年1月~3月に全10話が放送され、期間平均視聴率は13.0%(同)。檀れいが演じる隣家の主婦など、女性がターゲットだったが、今回は男にチェンジ。前作では幼い息子を亡くした母親だったが、今回は総合病院の小児科で看護師として勤務している。
さらに、サキは料理が趣味で腕はプロ級。初回の冒頭ではアワビを美味しそうに食べていた。サキが勤める総合病院の元患者の中川(姜暢雄)が自殺すると、今度は血の滴るステーキを満足そうに食べながら、31歳の中川と同じ31年もののワインを味わっていたサキ。生き別れの弟として出会う大手雑誌社の記者・新田隼人には家庭料理を振る舞っていた。男たちはなぜサキに狙われるのか、目的は何かというサスペンスとともに、食事シーンが今後の見どころとなりそうだ。
※引用しました。
3年ぶりに日本一を奪回した巨人が、主に育成選手で構成される「第二の2軍」を解散した。山口鉄也、松本哲也といった育成出身の新人王を輩出するなど、近年は「育成の巨人」としての存在感も見せていたが、わずか2シーズンでの方針転換。そこには、理想と現実の間にできたひずみと、正解のない「育成」の難しさがある。
■手段が目的に
「第二の2軍」は、育成選手制度導入に主導的役割を果たした清武英利前球団代表の強い意向で2010年、結成された事実上の3軍組織。「多数錬成」という育成方針の下、若手選手をより多く抱え、同時に実戦機会を確保することで「第二の山口」誕生の可能性を広げるのが狙いだった。
しかし、2年間で弊害も噴出した。ポジションには偏りがあり、当然故障者も出る。その結果、本職以外のポジションを守らせたり、故障者を無理に出場させるケースが頻発した。
対戦相手からは不満が出た。現場からは「試合もいいが、もっと練習させたい」との声も上がった。「一定の試合数をやるために、これだけの選手が必要だという(育成選手の)取り方もしていた」と原沢敦球団代表。育成の「手段」だったはずのチームは、いつしかそれを維持することが「目的」となっていた。
ピラミッド方式が確立されている米大リーグのように、全球団が3軍組織を所有していれば、より効果的な育成も可能だろう。だが資金面などの壁もあって、現実は巨人以外にソフトバンクが所有する程度。こうした状況下では、負担ばかりが大きくなった。何より2年間で1軍昇格を果たした選手ゼロという結果が重くのしかかった。
■見直し元年
巨人は今年、育成選手を22人から13人に減らした。第二の2軍単独チームの編成をあきらめ、2軍の中に組み込んで育てる方針に改めた。松尾英治GM補佐は「レベルの高いところでやらせないと、うまくならない。山口、松本哲は早くから2軍の試合に出ていたから実力をつけた」と振り返る。いわば第二の2軍結成前の原点に返る形だ。
一方で、2軍公式戦後に練習試合を組むなど、実戦機会も極力減らさないよう、工夫する。原沢代表も「育成選手制度を活用して選手を育成していくという方針に何の変更もない」と強調する。
原沢代表は「第二の2軍が失敗だったかといわれると、わからない。もう少し我慢すれば、(スターが)出てきたかもしれない」と正直だ。実際、昨秋の育成ドラフト直前まで第二の2軍は存続させる方向だったという。それでも「私も、現場も疑問を持っているまま続けていいのか」と、予定より少ない2人の指名にとどめた。第二の2軍解散が決まった瞬間だった。
巨人とは対照的に、これまで育成選手を1人も抱えず「少数精鋭主義」をとってきた日本ハムが7年間で4度のリーグ制覇を果たしたように、そもそもチーム強化にはさまざまな道があり、だから難しい。「今後は育てるにふさわしい選手を取る。そういう意味では見直し元年。試行錯誤の一年になると思う」と原沢代表。連覇に挑む巨人の、もう一つの勝負が幕を開ける。
※引用しました。