昨季は3年ぶりの日本一を達成した巨人・原辰徳監督(54)。今オフは、その勝因となった“スモールベースボール”を自画自賛している。
講演などでも「統一球導入2年目を迎え、自由に打たせるだけでは勝てないと認識。犠牲バントなどチームプレーのサインを増やした」と采配の妙を披露。中でも、最初にチームリーダーの阿部慎之助捕手(33)に犠打のサインを出したことで、「他の選手も“慎之助に出たのだから自分にも出るはず”とピリッとした」と秘訣(ひけつ)まで開陳している。
4番の阿部が犠打を決めたのは4月15日の横浜DeNA戦。以後、プロ生活16年で2個目を記録した小笠原道大内野手(39)にいたるまで、バントのサインが出なかった主力は見当たらない。チームの犠打数も一昨季の124(リーグ5位)から134(3位)に増えている。
ことしは、史上最多の通算533犠打を誇る川相昌弘1軍ヘッドコーチ(48)が2軍監督から配置転換。さらに小技の徹底をはかる。
ただしバント、バントのスモール野球が、ファンにとって痛快だったかどうかは別問題だ。
巨人の代名詞だった“一発攻勢”は激減。昨季のチーム本塁打数94は12球団トップの座こそ守ったが、1961年以来51年ぶりの2けたにとどまった。
2010年に31本塁打を放ちながら11年は16本、昨季は14本と半減した坂本勇人内野手(24)は、「ファンは本塁打を楽しみにしてくれている。20本以上は打ちたい。そのために体を変えていかないと」と肉体改造に着手。すでに、胸囲は1年前に比べ10センチアップし106センチに達しているという。
07年に36本、08年も46本で2年連続リーグ本塁打王となった村田修一内野手(32)は昨季、プロ10年目で自己ワーストの12本と見る影もなかった。今オフは、試合で使用するバットより12センチも長い“物干しざお”を振り回し、遠心力を使ってより遠くへ飛ばすイメージを体にたたき込んでいる。
スモール継続か、一発攻勢復活か。ほどよく融合するのか、空中分解か。選手の思考の変化が気にかかる。
※引用しました。
テレビ東京の大橋未歩アナウンサー(34)が、「軽度の脳梗塞」と診断され、療養することが18日分かった。同局が発表した。今月上旬に自宅で発症し、入院。現在は退院しているという。
大橋アナは同局を通じてコメントを発表し、「幸いにも、発症した場所がよく、後遺症がなかった」「元気な姿で大好きな現場に戻りたい」としている。
レギュラー出演している「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜午後9時)は、当面別の同局アナウンサーが代理を務める。
大橋アナのコメント全文は次の通り。
この度は、関係各所の皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳ありません。少しの間お休みをいただくことになり、多くの皆様にご迷惑をおかけしますことを、この場を借りて、お詫び申し上げます。
今まで健康診断でも血圧やコレステロールで注意を受けたこともなく、まさか自分がと驚きました。
幸いにも、発症した場所がよく、後遺症がなかったことに心から感謝し、しばらくは自分の体と真摯に向き合い、元気な姿で大好きな現場に戻りたいと思います。
また、皆様にお会いできますことを楽しみにしています。
2013年1月18日 テレビ東京アナウンサー 大橋未歩
※引用しました。