最後方からレースを進めたハープスターは、直線に入ると大外から父ディープインパクト譲りの末脚を伸ばして17頭をごぼう抜き。レッドリヴェールに首差をつけて快勝し、圧倒的な人気に応えた。
川田将雅騎手は「いつも通りの競馬で道中も心配なし。ゴール前までにはとらえられると思った」と完勝劇を振り返り、「素晴らしい伸び脚だった」と称賛。「この世代では最強の女の子だと思っている。次のレースも期待に応えたい」と信頼を口にした。
▼松田博資調教師の話 最高にうれしい。予定した通りのレースで、最後の直線を向いたときに大丈夫だと思った。ベガ(祖母で桜花賞、オークス馬)の血を引いた馬でまた勝てて感無量です。
※引用しました。
「炎の料理人」と呼ばれ、フジテレビ「料理の鉄人」などに出演して人気を博した中華料理人の周富徳(しゅう・とみとく)さんが8日、肺炎のため横浜市内の病院で死去したことが13日、分かった。71歳。横浜市出身。
両親は中国・広東省出身。横浜の中華街で料理人の父親の仕事を見て育ち、18歳で料理の道に。都内の中華料理店やホテルで修業後、東京・赤坂の「璃宮」の総料理長。1993年「広東名菜 富徳」青山店のオーナーとして独立した。
NHK「きょうの料理」テレビ東京「浅草橋ヤング洋品店」などテレビ番組にも多数、出演。全国区の人気になった。94年にはNHK紅白歌合戦にもゲスト出演した。
94年、半生記「炎の料理人 周富徳」が漫画化され、95年には堂本光一(35)主演でドラマ化もされた。
※引用しました。
乃木坂46の生駒里奈(18)が12日、西武ドームで行われた握手会イベントでAKB48デビューを飾った。2月24日の「大組閣祭り」で兼任が発表された生駒は、渡辺麻友(20)らとAKB48チームBの代表曲「初日」を披露。中心メンバーとして活躍する乃木坂46とは違い、後方の目立たないポジションだったが、気合の入ったパフォーマンスで第6回選抜総選挙(6月7日開票、味の素スタジアム)に向けて存在をアピールした。
デビュー曲「ぐるぐるカーテン」(2012年2月発売)から5作連続でセンターを務めた乃木坂46のエースに与えられたこの日のポジションは、客席から見て後列の右端。渡辺麻友、柏木由紀(22)ら全国区の人気者がいるAKB48の層の厚さを思い知らされた。
控えめな性格という印象を持たれがちだが実は負けん気の強さは人一倍。闘争心に火がついた生駒は全力パフォーマンスで1万2000人のファンに存在をアピールした。キャプテンの倉持明日香(24)からマイクを向けられると「AKB48のプラスになるように、乃木坂46に持ち帰ってもプラスになるように頑張りたい」と力強く決意を語った。
先輩メンバーもライバルグループからの交換留学生を歓迎だ。生駒がステージに登場すると「いよっ! 生駒ちゃん!」とまゆゆ。その様子を舞台裏で見守っていた高橋みなみ(23)は「生駒ちゃん、めっちゃかわいかったやん。まゆゆが優しい気配りを見せて、お姉さんみたい。すてきな姉妹のようだったよ」と目を細めた。
生駒は乃木坂メンバーとして選抜総選挙にも初参加する。立候補を決めた今月4日には「たくさん考えて決断しました。ただ、これが正解かと言われれば分かりません。でも、必ずプラスにしたい」とブログに迷いを抱えた本音をつづった。「乃木坂ファンを裏切ることになるのでは」と苦悩も明かし、理解を求めた。
選挙の投票権はAKB48の新曲「ラブラドール・レトリバー」(5月21日発売)に封入されるため、同曲に参加しない生駒には不利な状況だ。それでも出馬表明した4日のブログには通常の4倍近い2000件以上の激励コメントが寄せられた。この日、後列の右端からAKB48での活動を始めた生駒は、国民的グループの頂点を目指すつもりだ。
◆第6回選抜総選挙 AKB48の37枚目のシングル曲(8月発売予定、タイトル未定)を歌う選抜メンバー16人とカップリング曲を担当する64人を人気投票で決めるイベント。過去最多296人が立候補し、投票期間は5月20日午前10時~6月6日午後3時まで。開票イベントは6月7日、味の素スタジアムで開催。昨年1位はHKT48・指原莉乃(21)。
※引用しました。
NHKの情報バラエティー番組「突撃!アッとホーム」のロケで発見された坂本龍馬が暗殺される直前に書いた書簡「越行の記」の草稿とみられる文書の鑑定額が1500万円だったことが分かった。12日放送の同番組で発表された。
文書は、東京都国立市の主婦の父が約30年前に古物商から1000円程度で購入したもので、主婦宅のちゃぶ台の下に置きっぱなしになっていた。古書店・安土堂書店の八木正自さんが番組に登場し、「新発見の手紙」「天下国家を論じた優れた内容」「桂小五郎(木戸孝允)が持っていた可能性がある」として鑑定額が1500万円であることを発表。番組のMCを務めるお笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさんは「何百万円かと思った……」と鑑定額に驚いた様子を見せた。
龍馬直筆の手紙は2010年以来、約4年ぶりの発見で、文書は739字にもおよぶ。土佐藩の後藤象二郎に宛てた文書で、大政奉還後の新政府の財政担当者として福井藩士の三岡八郎(後の由利公正)を推す内容。龍馬が暗殺される近江屋事件直前の慶応3年11月5~15日(1867年11月30日~12月10日)に書かれたという。
龍馬が大政奉還後、福井藩を訪れ、三岡と面会したことは以前から知られている。三岡は新政府の基本方針を示した「五箇条の御誓文」の起草に参画し、財政政策に携わった人物。2人の会談は三岡の回顧録で明らかになっていたが、龍馬が会談について記した資料が見つかったのは初めて。高知県立坂本龍馬記念館、下関市立長府博物館、京都国立博物館の鑑定によって本物であることが分かったという。
番組「突撃!アッとホーム」は、全国の家族を取材し、笑えたりするエピソードを紹介する番組で、文書は3月にスタートした家族の思い出がつまった宝物を見せてもらう新コーナー「ファミリー トレジャー ハンティング」で発見された。番組放送後、公式サイトで文書の全文を公開。文書は、高知県立坂本龍馬記念館に寄託され、近日中に一般公開される予定。
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「広島5‐0中日」(12日、マツダ)
広島・前田健太投手(26)が右肘の張りを訴え、緊急降板した。5回1安打無失点と好投も、五回裏の打席後に自ら降板を申し出た。次回登板は13日以降の状態を見て判断するが、最悪の場合、出場選手登録を抹消される可能性もある。単独首位に再浮上したカープに不安要素が生じた。
六回表、リリーフとして中田の名がコールされた。エース前田が緊急降板。誰も予想しなかった展開に、球場全体が重苦しい空気に包まれた。
5回を1安打無失点。球数は66。三回以降は3者凡退が続き、直球も最速149キロを計時した。文句なしの好投。五回裏の打席にも立ち、一邪飛だった。
実は、登板前から右肘に張りがあった。だから五回の打席後に、自ら降板を申し出た。「ごまかしながら投げて、リズムは良かった。いけると思ったけれど、五回が終わって厳しいと感じた。大事を取った。迷惑をかけたが、無理をするよりも代わった方がチームのためになると思った」。救援陣の踏ん張りで今季2勝目を手にしたが、その味はあまりに苦い。
球団は試合後、「右上腕三頭筋付着部炎」と発表した。野口チーフトレーナーは「シリアスな状態ではない。アイシング、電気治療を行い、1日ごとに様子を見る」と話した。山内投手コーチは「前回までは大丈夫だった。徐々に張りが強くなったようだ」と説明した。
きょう練習参加
順調ならば、次回先発は中5日で18日・DeNA戦(横浜)の予定だった。前田は「予定通りにはいかないと思う。様子を見ながら(首脳陣と)話し合う」と述べた。13日の練習には参加するが、野村監督は「エースだから無理はさせられない。様子を見て(状態が)悪いようなら外す」と明言。出場選手登録を抹消する事態も想定した。
前田は昨年4月20日・巨人戦の開始前にも右腕の張りを訴え、予告先発を緊急回避。「右上腕三頭筋筋膜炎」と診断され、翌21日に登録抹消されている。
11日に誕生日を迎え、26歳として初めての先発だった。球場には大リーグのスカウトも視察に訪れていた。前田は「大事にはならない。今までもあったこと」と強気の言葉を口にしたが、表情は曇ったまま。単独首位に返り咲いた好調なチームに、大きな影を落とした。
※引用しました。