自転車乗りかつ、サイクルロードレース好きな者として気になっていた疑惑のチャンピオンを見てきました。
先に見ていた友人から「胸くそ悪くなる」と聞いていて、ランスの7連覇を生で見て感動していた身としてはちょっと見るのを躊躇した部分もあったのですが、結論から言うと見てよかったですね。自転車界としては、教訓として後世に残すべき映画ですね。
以下、いつものようにネタバレ的な事を書いてますので、まだ観てない方は観るのを止めましょう。
私がサイクルロードレース見始めたのは、ちょうどランスが7連覇を達成する年からだったんですよね(自分のBlogで一番古いサイクルロードレースに関する記事)。
その時はドーピング問題とかもあまり知らなくて、ランスのこととかも前人未踏の7連覇をしようとしている人…と報道されている通りに受け取っていました。
映画の中でランスのことを告発するフロイド・ランディスの事もランスに嫉妬して適当なことを言っている悪いやつ…みたいに思ってたのですが、実は真っ黒なのはランスの方で、ランディスは宗教心から罪を懺悔することを選んだ…と知り、結構衝撃的でした。
結局、ランスはその後アメリカのテレビ番組で罪を告白するのですが、どういう気持ちからああいう事をするに至ったのかについては、まだ全容が明らかになっていない気がします。
私も持っているただマイヨ・ジョーヌのためでなくの様な自伝を書き、その売り上げをLIVE STRONGに寄付するとか、アンチドーピングのために役立てるとか、そういうことをしてもらいたいと映画を観た後は思いましたね。
実はこの感想は見てから大分経って書いてるので、もうAmazonビデオとかで配信されてます…。
疑惑のチャンピオン(吹替版)
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