前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

木村秋則さんの奇跡のりんご

2010年10月26日 07時26分43秒 | 
こちら


そもそもりんごを育てるのにそんなに農薬が使われているとは知りませんでした。

先日みた「未来の食卓」こちらの農薬散布場面を思い出しました。

  木村さんの奥さんは農薬をまくと寝込んでいた、ということから木村さんは農薬を

使わないでりんごを育てようと決意したのですが、11年間りんごは1個も実らなかった

そうです。


  生活に窮し1ヶ月の生活費は、30年前とはいえ3000円、お子さんは消しゴムを1個買

うとそれを切って分けて使っていたそうです。


  近所の農家には「破産者」という意味の「カマドケシ」と呼ばれ、それでも来年こ

そはと何とか頑張ったのでした。


  実をつけないどころか枯れそうなりんごの木に、木村さんは「何とか枯れないで

くれ」と1本1本声をかけて回ったそうです。


  隣の畑との境のりんごの木には恥ずかしくて声をかけられなかったところ、そこの

82本は枯れてしまったというのです。


  もちろん、木村さんは害虫、益虫、雑草の様子を大変よく観察しています。生態系

への理解が深い人です。さまざま人事を尽くした上で、それから、もうお願いするしか

なく、りんごの木にお願いし、無宗教ですが、空に向かって、おおいなるものに、「助

けてくれ」と叫んだそうです。


  木村さんはりんご農家の前は、高校でとった簿記1級を生かして川崎で工場パイプラインを作る会社に勤めていたが、そこでモトクロス部を作って

上司もそこに入れてあげたり、禁止されているアルバイトをラーメン屋でしたりと

武勇伝に事欠かない愉快な人です。


  危ういところで命がつながった経験もいちどならずあり、こちらも奇跡としかいえない出来事の

数々です。


  また、木村さんは宇宙人との遭遇も経験しています。あまり言うなといわれるそうですが、

かまわず言ってしまうのが木村さんです。(ただその際の約束の大事な事は決して口外しないそうです。)


  作者は気功の実践者で、科学では解明できない何かを信じている人でもあり、その人の語る

木村さんの話はまさに「人事を尽くして天命を待つ」の実例のようで一気に読んでしまいました。


  やはり、なんとか無農薬野菜を食べられるようにしてみようと、また思ったのでした。
コメント
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