モカ の通院記録 -9 (ブリーダー崩壊組)


モカは 『 肥大型心筋症 で バレンタインハート 』

肥大型心筋症は、心臓の筋肉(心筋)が次第に厚くなり収縮機能が低下。

血中の酸素を正常に送ることが出来なくなります。

酸素や栄養が上手く行き渡らず、他の器官にも影響が出てしまいます。

収縮が低下 → 循環不全 → 心臓に血栓(血の塊)が出来る → 動脈に詰まる

→ 血液が流れない → 突然死となることがあります。

バレンタインハートとは、上記の心臓機能低下により心臓の形が

ハート型に変形してしまう事です。




モカには 血液検査でFIPの疑いもあり、外部検査済み。

現時点でコロナ感染はしていないものの、抗体値が高いため 要注意状態でした。


今回の検査は盛り沢山。

・ 全体的な血液検査

・ レントゲン検査にて心臓の大きさも再確認。

・ FIP疑惑のコロナ抗体値を再度調べるために外部検査依頼。

・ エコー検査

を行いました。




6月26日 再診


体重:4.48kg ( 前回:4.48kg。。。やっとキープ出来ました )

体温:38.2℃( 前回:38.0℃ )



【 血液検査 】

・ グロブリン値が高い(4.9 → 5.2 → 5.4 → 今回5.2g/dl)

まだFIPの可能性が消えないため、外部検査にてコロナ抗体検査依頼




【 レントゲン検査 】

・ 心臓は2.5-3肋間 ( 本人を横から撮影 )

・ バレンタインハートの心臓は前回の撮影より少し横幅が小さくなり

他臓器との空間がみえる(お腹部分から撮影し確認)




【 エコー検査 】

・ 心臓の短縮率(SFAVg) = 61.7% (65%以下が正常)

( 1月28日:74.7% / 2月16日:60.5% / 3月9日:65.3%
/ 4月6日:42.6% / 5月9日:65.9% / 5月24日:53.5% )

・ 大動脈(AO):左心房(LA)比率 = 1:1.50

( 2月16日:1.65 / 3月9日:1.74 / 4月6日:1.63
/5月9日:1.58 / 5月24日:1.37 )


誤差が出やすい検査。1.5以下が正常/2以上は血栓が出来やすいとして判断


投薬増量してから7週間。増量2週間後の前回の検査では良い結果でしたが

今回は両方とも悪化。心臓の壁も少し厚くなってきているようです。

ゆずには合うお薬でも、モカには効き目が違うようです。

そして、、初めての発情もストレスになったのかもしれません。

6月27日の朝よりお薬を変更する事になりました。



【 投 薬 】


・ インデラル錠 ( 血圧を下げる薬 ) 1日2回 1/4錠)

(これまで:ヘルベッサー錠(カルシウムチャンネル阻害薬)1日2回 1/4錠)


・ アスピリン粉 (血栓予防薬)    3日に1回 0.05g



インデラル錠は、心臓を休ませる作用があり、拍動をおさえ血圧が下がります。

その為 1日1回、安静にしている時に心拍数を測定し

1分間で100回を切る場合は、病院に連絡するように言われました。

お薬の量が多すぎる場合は、血圧を下げすぎてしまう場合もあるため

注意が必要とのことです。

その他の変化も見逃さないように注意していきます。





お薬変更により体調をみるため、約1週間後に再診です。

元々 ゆずよりも状態が悪かったモカですが、まだまだこれから。

今回のお薬が効くように祈ってくだされば嬉しいです。



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★ 最後に卒業スコさんの検査結果報告がございます ★





子猫の里親さまを募集しております!!

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猫白血病(陰性)猫エイズ(陰性)。




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この子を我が子に迎えたい!! と思われましたら

コチラ → 『 いつでも里親募集中 』 の詳細をご覧の上

保護主さんと連絡をお取り下さい。


暖かいご家庭で、幸せになれますように



= 迷子のお知らせ と お願い =

【 緊 急 で す!!】

 スコティッシュ マルコ が行方不明になりました





【 マルコの特徴 】


・ スコティッシュフォールド(猫の種類)の男の子 ( 去勢済み )

・ 普通の猫と違い、ぺちゃんこ顔です ( 犬で言えばパグのよう )

・ 毛 色: ミルクティ色 ( 一般的な茶トラより薄い茶色 )

・ 目の色: オレンジ色

・ 耳の形: 立ち耳 ・ 耳毛が長い ( 汚れていてもこの部分は長いです )

・ 薄茶をベースに、毛色より濃い色のシマ模様が胸と腕にあります

・ 口の周辺が白いです。

・ ヒゲが長いです。

・ 脱走より時間が経過しておりますので、薄汚れていると思われます。

・ 首輪は着けていません。



もしも、既にマルコを保護してくださっている方がいらっしゃいましたら

どうか生存確認をさせてください。



大切にされているなら、取り上げるようなことは致しません。

どうかご連絡をお待ちしております。

見かけた方は捕獲せず、情報を送って頂きたいです。(すぐに付近に捕獲器を仕掛けます)


yaizuneko@mail.goo.ne.jp までご連絡をお願いします。




生存救出数41匹の内、この子だけが 愛される事を知りません。

心残りです。再度、皆様のご協力をお願い申し上げます。


マルコ詳細はこちら → 迷子猫 マルコ



【 卒業生 検診結果 】


昨日の投稿後に、みんなのお父さん “ ロン君 ” の里親さまよりメールを戴きました。

血液検査・レントゲン検査・エコー検査を実施してくださいました。

・ 血液検査は、前回検査時よりも良好

・ レントゲン検査では2.5肋間で少しだけ大きいが問題無い程度

・ エコー検査でも、心臓の動きは正常

と、素晴らしい結果でした。

ロン母さまは、心の何処かに 『 ロンが元になって始まった崩壊 』 という

お気持ちがあるように感じます。

この素晴らしい結果にも、他の子に申し訳ないと書かれてありました。

誰が初めから居たとか、崩壊には全く関係ありません。

全て自称ブリーダーの女性が起こした事で、ロンくんにも里親さまにも

気兼ねする事などなく、逆に一番年上の子を受け入れてくれた事にも感謝しております。

なかちゃんさんの所へ行ったトマトちゃんも同じです。

現在、幸せに暮らしていてくれることがとても嬉しいです。

胸を張って結果を喜んで下さいね (´―`*)

そして、みんなのお父さん・お母さんの結果が大丈夫だったのが判り

身勝手な繁殖の中で生まれた心筋症です。

遺伝性があっても、どの繁殖からなのかも判らないところが悔しいです。


皆さんの検査結果良好というお便りがとても嬉しいです。

是非、結果が出ましたらお送り戴けると安心します。



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