矢嶋武弘・Takehiroの部屋

万物は流転する 日一日の命

『涙(なだ)そうそう』

2024年11月02日 14時04分33秒 | 映画・芸能・音楽
「涙そうそう」は、沖縄の方言で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味だそうだが、これを知った歌手の森山良子が、23歳の若さで急死した兄を偲んで この曲の歌詞を作ったという。作曲は沖縄県石垣島出身のバンド・BEGINで、1998年(平成10年)にリリースされた。はじめは森山良子自身が歌っていたが、その後、石垣島出身の夏川りみが歌って大いにヒットした。また、多くの歌手がカバーしている。愛する亡き人を偲 . . . 本文を読む
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『花』

2024年11月02日 04時23分44秒 | 映画・芸能・音楽
薄幸の天才作曲家・瀧廉太郎、23歳で桜の花のように散るhttps://www.youtube.com/watch?v=8G1EKV9ASjU . . . 本文を読む
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『鐘の鳴る丘(とんがり帽子)』

2024年11月01日 02時57分09秒 | 映画・芸能・音楽
アメリカ軍の空襲で家や親を失った子供たちを“戦災孤児”と呼んだが、終戦直後、そういう浮浪児が街にあふれていた。当然、社会問題化したため、その子たちを収容する施設が各地に作られた。そこで、昭和22年(1947年)、NHKが『鐘の鳴る丘』というラジオドラマを始めて、そういう子供たちの日常生活を描いたが、その主題歌が『とんがり帽子』である。そして、翌年には映画化もされた。歌の作詞 . . . 本文を読む
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『埴生の宿』

2024年10月31日 14時16分51秒 | 映画・芸能・音楽
最も好きな曲、本当に心が安まる曲で、わが“埴生の宿”でこれを聴いていると、人生はこれでいいんだと思ってしまう。全てが満ち足りた気分になる。 埴生(はにゅう)の宿 . . . 本文を読む
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『恋人よ』

2024年10月31日 02時40分40秒 | 映画・芸能・音楽
1980年(昭和55年)の大ヒット曲で、五輪真弓が作詞・作曲し彼女自身が歌ったものだ。 ある人が、これは「アクティブな生き方をしているインテリ女性の失恋というイメージがある」と語っているが、私もそのような印象を受ける。ちょうどこの頃は、男女間の雇用機会均等が叫ばれ、女性の社会進出が当然のことのように言われた時期だ。現実に5年後に「男女雇用機会均等法」が制定された。そうした背景の中で、インテリ女性の . . . 本文を読む
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『森の水車』

2024年10月30日 15時47分17秒 | 映画・芸能・音楽
〈以下の文を復刻します。〉 荒井恵子さんと言っても若い人は知らないだろうが、1950年代に活躍した歌手である。その彼女が80歳で亡くなった(2010年6月18日)のをつい最近知ったが、荒井さんの最も有名な歌『森の水車』を思い出した。早速 ネットで調べてみたら、彼女の歌声よりも他の歌手の方が多く出ており、この中に大女優・高峰秀子が映画『秀子の車掌さん』で歌うものがあった。この映画は1941年(昭和 . . . 本文を読む
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『アンニー・ローリー』

2024年10月30日 05時29分01秒 | 映画・芸能・音楽
アンニー・ローリーは17世紀後半に生まれ、スコットランド中に知られた絶世の美人だったという。彼女に失恋したウィリアム・ダグラスの詩が歌になったもので、最も有名なスコットランド民謡と言えるだろう。https://www.youtube.com/watch?v=oLuTd63IkmE . . . 本文を読む
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ベートーヴェンの『田園』第5楽章

2024年10月29日 14時29分39秒 | 映画・芸能・音楽
ベートーヴェン 若いころ“学生運動”に挫折し、絶望的な気持ちになっていた自分を救ってくれたのはこの曲だ。そのころ、自殺や他殺(テロ)まで考えていたのだ。そんなある日、学生街をさまよっていた私は、誰かが(たぶん、学生だろう)口ずさんでいたメロディーを聞いて、不思議にも「生きよう」という前向きな気分になった。それがこの曲であり、その時の体験は一生 忘れられない。 ベート . . . 本文を読む
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『道(ジェルソミーナ)』

2024年10月29日 03時19分47秒 | 映画・芸能・音楽
1954年のイタリア映画で、ニーノ・ロータ作曲のテーマ音楽は、のちに日本で「ジェルソミーナ」として歌われるようになった。人間の“悲しみ”を象徴するかのようなメロディーで心に残る。ストーリーは旅芸人のザンパノという男と、少し頭のおかしいジェルソミーナという女が繰り広げる物語だが、人間の優しさと醜(みにく)さが随所に交錯して現われている。ジェルソミーナに扮したジュリエッタ・マシ . . . 本文を読む
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映画あれこれ

2024年10月28日 14時00分14秒 | 映画・芸能・音楽
<2021年11月4日に書いた記事を復刻します> 最近見た映画(DVD)のことを話してみたいが、かなり古いものもある。その中で印象に残った面白いものは『罪の声』『新聞記者』『スパイの妻』、そして『舟を編む』だった。『罪の声』などはすでに説明したと思うので省略、『舟を編(あ)む』は8年前の映画で、辞書作りに悪戦苦闘するさまがよく描かれている。国語辞典に取り組むメンバーの物語だが、主人公(松田龍平の . . . 本文を読む
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『君といつまでも』

2024年10月27日 13時16分52秒 | 映画・芸能・音楽
おととし引退を表明した加山雄三さん、彼の『君といつまでも』は300万枚を超える大ヒット曲だったが、この歌に青春の思い出を持つ人は多いだろう。不肖・私もある女性に想いを寄せながらよく歌ったものだ。弾厚作(加山雄三)作曲で1965年(昭和40年)末にリリースされたもので、この世で、最も幸せな歌である。 http://www.youtube.com/watch?v=Lmm2qCOui1A . . . 本文を読む
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『喫茶店の片隅で』

2024年10月27日 06時48分38秒 | 映画・芸能・音楽
先日、地元のレトロな喫茶店に入り、コーヒーを飲んだ。店の新聞を読みながらゆっくりとくつろいでいたら、ふと昔の歌を思い出した。それが『喫茶店の片隅で』である。 調べてみると、昭和30年に松島詩子(うたこ)さんが歌ってヒットしたそうで、何人もの歌手がこの歌をカバーしている。“昭和レトロ”を偲ばせるこの曲を、倍賞千恵子さんの歌声で聴いてみよう。 倍賞千恵子/喫茶店の片隅で . . . 本文を読む
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『バス通り裏』

2024年10月26日 13時28分07秒 | 映画・芸能・音楽
昔のテレビのホームドラマとして最も人気のあったのは、1958年・昭和33年の4月から始まった『バス通り裏』である。 この主題歌を大好きな中原美紗緒さんが歌っていたから、高校生の私は毎日必ず聴いていた。NHKのこの帯ドラマは「連続テレビ小説」などの先駆けとなり、十朱幸代や岩下志麻らの大女優を生む切っ掛けとなったものだ。当時は“生放送”だったから、なにかと大変だったろう。それは . . . 本文を読む
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『太陽がいっぱい』

2024年10月26日 02時15分27秒 | 映画・芸能・音楽
<フランスの名優アラン・ドロンが亡くなった。享年88歳。よって、以下の記事を再録します。2024年8月19日> 1960年のフランス・イタリア合作映画で、監督はフランスのルネ・クレマン、テーマ音楽はイタリアのニーノ・ロータが作曲した。  貧乏な青年が友人である金持ちのドラ息子を殺して、その恋人と財産を奪うというストーリーだ。根底には貧乏人が金持ちへ抱く嫉妬、憎しみといった感情がうかがえる。その . . . 本文を読む
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『河は呼んでいる』

2024年10月25日 13時27分28秒 | 映画・芸能・音楽
1958年・昭和33年に、中原美紗緒(みさお)さんが歌って大ヒットした曲。これは同名のフランス映画『川は呼んでいる』の主題歌で、実にのびやかで美しいメロディーだ。作詞作曲はギー・べアール。 映画のストーリーは省略するが、当時 高校2年だった私はこの歌を聴いて、すっかり中原さんが好きになった。彼女はNHKの「紅白歌合戦」に7回連続出演するなどと活躍したが、1997年に他界された。享年65歳。 なお . . . 本文を読む
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