<2004年6月18日に書いた以下の記事を復刻します>
イチロー選手
1) 3年ほど前のことだが、私が60歳の定年退職で会社を辞めた時、家に引きこもってもする事がなくヒマを持て余していた。 その時、ただ一つ“救い”となったのが、テレビの大リーグ中継を見ることである。
ちょうど、イチロー選手が「シアトル マリナーズ」に入団して大活躍をしていた時だった。 NHKの衛 . . . 本文を読む
<2009年8月2日に書いた以下の記事を復刻します。>
ユーチューブの森を散歩していたら、戦前の日本で陸上の“万能選手”として活躍した人見絹江さんの映像が見つかった(以下、敬称略)。実は昨年8月、北京オリンピックの陸上競技・男子400mリレーで、日本が3位に入り銅メダルを獲得した時、オリンピックのトラック種目で日本がメダルを取ったのは、1928年のアムステルダム五輪の . . . 本文を読む
オリンピックはほとんどの人が好きだろうが、私も大好きだ。テレビのない時代は、ラジオにかじりついてよく聞いたものだ。日本は1952年に、フィンランドのヘルシンキで開かれた夏季オリンピックに戦後初めて参加した。当時はラジオで必死になって聞いたものだが、やがてテレビ時代となり、1964年の東京オリンピックでは、放送が完全に“テレビ中継”になったのである。日本選手の活躍もその頃から . . . 本文を読む
〈以下の記事を一部修正して復刻します。〉
オリンピックのことだが、77年前(1948年)のロンドン五輪のことを思い出した。あの時は第2次大戦直後だっただけに、敗戦国の日本やドイツは参加を認められなかった。仕方がなかったが、今でも残念に思う。当時、日本の水泳陣は敗戦直後だというのに“全盛期”を迎えていた。古橋広之進や橋爪四郎といった選手は、自由形ですでに世界記録を上回るタイ . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します。>
いろいろの映像があるうちで私が最も感動するのは、1964年10月10日の先の東京オリンピック開会式の映像である。当時、私は“社会人”になりたての若造だったが、この開会式の模様は今でも忘れられない。その当時の状況を描いた拙小説『啓太がゆく』の一部を引用させていただくとともに、選手たちの入場行進の映像をぜひご覧いただきたい。(2021年3月1日)
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<以下の記事は2014年11月26日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
相撲ファンとして一言いわせてもらいたいが、大相撲がなんとなく面白くなくなってきたと、多くの人が思っているかもしれない。それは日本人力士の優勝がずっとないとか、日本人の横綱誕生が途絶えているとか、いろいろな理由があるだろう。それはともかく、私はズバリ言って、土俵の広さにも原因があると思っている。現在の土俵は直径 . . . 本文を読む
<2002年9月15日に書いた以下の記事を復刻します>
栃錦清隆(第44代横綱)
1) 相撲ファンなら、栃錦のことは知っているだろう。 戦後の角界で、初代・若乃花と共に「栃若時代」を創った名横綱である。 我々のような年配の人間の中には、栃錦ファンが大勢いるはずだ。 実は私も、これまで見てきた力士の中で、栃錦が最も好きである。栃錦は“名人”と言われた。 多彩な技で次々 . . . 本文を読む
〈以下の記事を復刻します。〉
2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年となったが、このところ五輪開催への批判、不満がにわかに高まっている。特に猛暑、酷暑への心配が批判を強めている形だが、以下に最近の批判的な記事を幾つか紹介しておこう。今後も、印象に残る記事があれば随時 紹介させていただく。
東京の8月は温暖で理想的だって!?・・・http://agora-web.jp/a . . . 本文を読む
いま大相撲5月場所が開かれているが、3人の横綱が全員モンゴル人でどう見ても日本の大相撲という感じがしない。まるで“モンゴル大相撲”だ。日本人の横綱は2003年1月に引退した貴乃花以来、もう11年以上現われていない。もっと酷いのが、日本人力士の優勝は2006年1月の栃東(大関)以来、もう8年以上もないことだ。1年6場所だというのにこれは酷いではないか。大相撲は日本の「国技」と . . . 本文を読む
「あの子、大事なときには必ず転ぶ」と、森喜朗元首相がフィギュアスケートの浅田真央選手を評して言った。森氏は東京五輪・パラリンピック組織委員会会長だけに、大きな反響を呼んでいる。この発言には批判、非難する声が上がっているが、正直言って、私は面白いと思って笑ってしまった。森氏は昔から“口数が多く”いろいろ物議をかもしてきたが、又やってしまったのかと思う。しかし、発言の前後を見る . . . 本文を読む
ソチ五輪が開幕したが、今回の冬季オリンピックも日本選手団は女子の方が男子よりも数が多かった。というのは、一昨年のロンドン五輪(夏季)も女子の方が男子より多かったのである。ロンドン五輪では日本選手団は女子156人、男子137人が参加した。今回のソチ五輪では、女子65人に対して男子48人である。明らかに“女性上位”となっているのだ。全体のソチ五輪参加選手は、男子が約60%で女子 . . . 本文を読む
プロ野球・楽天イーグルスの田中将大(まさひろ)投手が、開幕から16連勝の日本記録を樹立し話題になっている。実は私も昨夜、楽天の試合をCSテレビで観戦したが、プロ野球の試合を見るのは何年ぶりだろうか。それほど野球は好きでなくなったが、昨日は特別だった。開幕16連勝というのは、あの有名な稲尾和久投手以来56年ぶりだそうだが物凄い記録である。56年ぶりの記録もそうだが、半世紀前とは、今のプロ野球のレベル . . . 本文を読む
今頃になって、ロンドン・オリンピックのことを話すのはおかしいが、どうしても書きたくなった。日本はメダルの獲得数が38個と過去最高を記録した。よく頑張ったと思う。それだけ、選手層が厚くなったのだろう。しかし、金メダルは7個と前回の北京五輪の9個を下回った。また、その前のアテネ五輪の16個をはるかに下回ったのだ。国別の金メダル数を見ると、アメリカが46個、中国が38個、イギリスが29個などとなっており . . . 本文を読む
最近はプロ野球が嫌いになったからどうでもいいが、日本野球機構が「統一球」の変更を隠していたのには驚いた。いや、呆れた。「プロ野球 とんだウソ」という東京新聞の見出しには笑ったが、要するに飛ばないボールから飛ぶボールに変わったのだ。ボールが飛ぶ飛ばないは、選手にとって一大事なことは言わなくても分かっている。ピッッチャーもバッターも野手にとっても重大な問題なのだ。その変更を日本野球機構が隠して黙ってい . . . 本文を読む
ロンドン五輪がようやく終わったが、今大会の最大の不祥事は言うまでもなく、韓国サッカー選手による政治的メッセージの開陳である。サッカー男子3位決定戦で韓国は日本に勝ったが、まるで日本選手の神経を逆なでするように、「独島はわれわれの領土」だというメッセージを掲げ、約1分間 競技場を走り回ったのだ。この件については、IOC・国際オリンピック委員会が憲章違反だという理由で、この選手への銅メダル授与を保留に . . . 本文を読む