サハリン・樺太へ旅行するため、先日、北海道の稚内市に初めて入った。日本の最北端である。稚内は人口の減少が著しく 、5万5千人ぐらいいたのが今や3万8千人を割っているそうだ。典型的な過疎地域である。 200海里規制でスケトウダラ漁業が大打撃を受け、さらに酪農の廃業が進んで不景気となり、就職が難しくなった若者たちが外へ流出しているそうだ。つい最近、某道立高校も廃校が決まったという。町を歩いていても本当 . . . 本文を読む
先日、私のホームページの掲示板に、ある人から埼玉県・所沢市職員の人件費などについて投稿があった。それによると、所沢市の債務残高は1033億円と膨大な額に達しているのに、職員の平均給与は753万円と非常に高額だというのだ。市の年間予算は約800億円だが、そのうち約30%が人件費に回っており、これは地方自治体の歳入に対する人件費率で日本一、つまり“ワーストワン”だという。この2 . . . 本文を読む
韓国という国は、理性や知性が通じない国なのだろうか。 ロンドン五輪では、サッカー男子3位決定戦で日本を打ち破ると、よほど嬉しかったのか、ある選手が「独島は我々の領土」と書いたメッセージボードを掲げて走り回った。これはもちろん、オリンピック憲章に反する行為だから、IOC・国際オリンピック委員会が調査を始め、その選手への銅メダル授与は保留されることになった。これは当然の措置である。 オリンピック憲章で . . . 本文を読む
宮沢賢治は最愛の妹・トシを亡くした後、悲しみのあまり樺太(からふと)へ鎮魂の旅に出かけたという。樺太の南半分は戦前、日本の領土であった。過日、映画『樺太1945年夏 氷雪の門』を見たら、終戦直後、旧ソ連軍が真岡(まおか)という所に侵攻する場面があった。大勢の日本人が殺害されたが、郵便電信局に勤めていた9人の乙女が、もはやこれまでと集団自決するシーンは何とも悲劇的であった。涙、涙、涙である。このブロ . . . 本文を読む
ある方のブログにお邪魔したら、少し以前の記事だが、公正取引委員会がJASRAC(日本音楽著作権協会)に独禁法違反の疑いで立ち入り検査をした話が出ていた。これは著作権業界への新規参入をJASRACが“妨害”したとの疑いで、公取委が立ち入り検査したものである。TBSがニュースで伝えたようだが、JASRACについてはロクな話を聞かない。著作権を振り回して、音楽を「食い物」にしてい . . . 本文を読む
ロンドン五輪がようやく終わったが、今大会の最大の不祥事は言うまでもなく、韓国サッカー選手による政治的メッセージの開陳である。サッカー男子3位決定戦で韓国は日本に勝ったが、まるで日本選手の神経を逆なでするように、「独島はわれわれの領土」だというメッセージを掲げ、約1分間 競技場を走り回ったのだ。この件については、IOC・国際オリンピック委員会が憲章違反だという理由で、この選手への銅メダル授与を保留に . . . 本文を読む
スポーツと平和の祭典・オリンピックの場で、政治的なスローガンを掲げるとは絶対に許されないことである。 先日、ロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦で日韓両国が対戦したが、試合後、勝利した韓国の選手が「独島はわれわれの領土」と書かれたメッセージボードを掲げた。(末尾に参考記事・写真をリンクしておく)独島とはもちろん、島根県の「竹島」のことである。ここで竹島の領有権問題をいちいち述べるつもりはない。余り . . . 本文を読む
今日(5日)もうだるような暑さが続くが、東京電力管内の電力使用状況は14時台でも83%と全く問題がない。ピーク時の供給力は4949万キロワットだが、内訳は火力が3522万キロワット(71,2%)と圧倒的に多く、あとは揚水や他社受電などとなっている。地熱や太陽光はもちろん、原子力発電もゼロだ。原発がなくても全く大丈夫なことが分かる。それでも原発を動かそうというのは、他にいろいろな理由があるからだ。N . . . 本文を読む
昔の公明党は民衆(庶民)の暮らしを大切に考える政党だったと思うが、最近は変わったのか。自民党と長い間 組んでいるうちに体質が変わったのか。支持母体の創価学会では、消費増税に反対する意見がかなり多いと聞く。それなのに、民主・自民両党と組んで消費増税に賛成する側に回った。もちろん、社会保障や医療制度についての持論はあるだろうが、昔の公明党からは考えられないことだ。どうして変わったのか!?
民主・自民 . . . 本文を読む
ロンドンオリンピックの報道に一喜一憂している毎日だが、政局は消費増税法案をめぐって次第に緊迫の度を強めているようだ。増税法案はいま参議院で審議されているが、採決がいつになるのか。お盆の前だとか後だとかいろいろ取り沙汰されている。そうした中で、増税法案に反対する野党(自民、公明を除く)は、野田内閣不信任案を提出する動きを見せてきた。これは当然である。マニフェストを破り国民を騙した野田政権だから、多く . . . 本文を読む
過日、東京新聞に面白い記事が載っていた。消費税の増税分は全額が社会保障に使われるはずだが、国会の質疑では、増税で生まれる財政のゆとりを公共事業に使うべきかどうかが、主なテーマになっているというのだ。消費税の増税分は原則(当たり前だ!)、社会保障費に回されるが、これにより赤字国債の発行が減り、財政に余力が生じる。それは財政再建に役立つのだが、一方で公共事業に回したらどうかといった議論になっているそう . . . 本文を読む