「表現の自由」が欧米で言われているが、イエス・キリストのペニス(陰茎)がちょん切られ、犬に食われる諷刺画が出たらキリスト教徒はどう思うだろうか。きっと、ほとんどの人が不快に感じるだろう。同様にフランスなどで、ムハンマドを諷刺する低俗・俗悪な絵が出まわれば、イスラム教徒も不快に感じて当然である。そんなことは分かりきっているのに、「表現の自由」を良いことに俗悪な諷刺画が出まわってきた。それを欧米諸国は . . . 本文を読む
フランスと言えば、われわれが若い頃は“憧れの国”だった。ロマン・ロランやアンドレ・ジッドら高名な文学者、サルトルやカミュらの実存主義に魅了され、人生とは何か、世界とは何かなどで多くの影響を受けた。あの頃は本当に素晴らしい国で、あらゆる面で日本よりも優れていると思っていた。不肖・私もフランスに魅了され、仏文学を専攻して大学を出たのである。ところが、今回の一連のテロ事件に対する . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します>
集団的自衛権の論議を聞いていたら、昔、ドリフターズの加藤茶が「ちょっとだけよ」と言って大うけしたコントを思い出した。はじめは何でも「ちょっとだけよ」で始まる。卑近な例が、若い彼が愛を求めると、はじめは彼女は「ちょっとだけよ」と言って、軽いキスしか認めない。しかし、それがだんだんエスカレートして、やがて抱擁からディープキスや愛撫へと発展し、最後はセックスで完了するのだ。若 . . . 本文を読む