<この記事は2011年7月13日に書いたものです。>
「電気予報」が毎日出る世の中だが(注・東日本大震災の直後だったから)、近代国家には電気が欠かせない。昔、ロシアの革命家・レーニンのことを何かの本で読んだことがあるが、革命を起こして政権を取った後、レーニンが最も頭を痛めたのが電気・電力のことだったと覚えている。革命を起こす前は電気のことなど全く関心がなかっただろうが、自分が新政権をつくり「為政 . . . 本文を読む
<以下の記事を原文のまま復刻します。>
松永安左エ門翁
タイトルの「官僚は人間のクズだ!」というのは、私が言っているのではない。しかし、内心そう思っているかもしれないが(笑)。 この言葉を吐いたのは(年配の方なら知っていると思うが)、かつて日本の『電力王』 『電力の鬼』と言われた松永安左エ門である。先日、ある記事を書いた時に松永翁を紹介したことがあるが、よくぞ言ってくれたと今さらながら思う . . . 本文を読む
〈だいぶ前に書いた以下の記事を復刻します〉
消費増税法案が衆議院で可決され参議院に送られた。現行の5%を10%に引き上げていくのだが、日本経団連などは段階的に17%への増税を提言しているほどだ。いずれも、将来の社会保障制度を維持するためには、消費税の増税が必要だといったことを主張している。たしかに、年金や医療などの社会保障制度は重要だが、われわれ庶民はすぐに物価高になることを心配する。これは当然 . . . 本文を読む
≪ 消費税を上げて法人税を下げるなら、せめて「法人間配当無税」を廃止しろ! そのくらいのことが出来なければ、消費税の引き上げには反対である。 以下に、2012年12月19日に書いた記事を復刻します。≫
☆ 消費税の引き上げ問題が大きな争点になっているが、消費増税をしなくても、財源はいろいろあるのだ。例えば「法人間配当無税」という制度を廃止・見直しすれば、巨額の財源が国庫に納まるはずである。これは . . . 本文を読む
<以前書いた記事を復刻します。>
「ユニクロはブラック企業か?」という記事を書いたら、ある人から質問をいただいた。昔、私がテレビ局に勤めていたことをご存知らしく、「そのテレビ局もブラックではなかったか」というものだ。考えてみると、昔のテレビ局も忙しかった。多忙であることには今と変わりがない。しかし、何かが違っていたと思う。それは何だったのだろうかと考えてみたが、よく分からない。そこで私なりに、今 . . . 本文を読む
<以下の記事は2011年6月30日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
3月11日の東日本大震災、そして福島原発事故と恐るべき災害が日本に起きたが、今月上旬、旅行で国交のない北朝鮮を訪れた際も色々な人から質問を受けた。この2つの出来事は、正に世界的なニュースになっているのである。さて、原発事故から数日後のことだったろうか、私がある方のブログにお邪魔したら小出裕章(こいでひろあき)さんと . . . 本文を読む
<2011年11月25日に書いた以下の記事を復刻します>
「もんじゅ」
世の中には色々な無駄があるが、福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」ほど無駄なものはないだろう。「もんじゅ」についてはさんざん議論されてきたが、先の行政刷新会議の政策仕分けでも、抜本的見直しの提言が行なわれた。 ここで、結論から先に言うと、直ちに廃炉にすべきである。もう皆さんご存知のはずだが、「もんじゅ」は . . . 本文を読む
<以下の記事は定年退職後の2002年6月23日に書いたものですが、現在にも通じる点があるので 一部修正して復刻します。>
1) この2~3年、テレビなどを見ていると、エコノミスト=経済学者が出てきて盛んにデフレの悪口を言っている。 正確に言うと、デフレスパイラルが良くないということだ。 経済語事典などによると、デフレスパイラルとは、物価が下落しているにもかかわらず、消費や投資などの需要が回復せず . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します>
土地とは何か。土地はもともと誰のものでもない。私有地などは本来なかったのだ。 人類の初期の歴史はよく分からないが、集落や原始共同体が出来たとすれば、土地は初めみんな(皆)のものであったはずだ。人がある一定の地域に長く住むようになって、徐々に私有地が誕生したかもしれない。これは居住地域によって様々な違いがあるだろうから、一概にこうだとは言えない。 . . . 本文を読む
経団連は先に、武器など防衛装備品の輸出を「国家戦略として推進すべきだ」とする提言を公表した(9月10日)。これは国会で強行可決された安保法の成立を前提にしているという。それはともかく、経団連はいよいよ「戦争屋」「死の商人」の本性をむき出しにしてきたと言える。そういう意味でも今後、安保法・戦争法を断固として廃止していこう!!
参考記事・http://www.asahi.com/articles/A . . . 本文を読む
<土地に関する考察>
土地は国家の基本である。 国家とは領土つまり土地、国民、主権の3つの要素から成り立っているのだ。それほど、土地というのは重要なものであり、そんなことは説明するまでもないだろう。領海とか領空というのも、国土が基準になって派生するものだ。 われわれは地上で生活している。ごく一部の人間が海や空で生活しているだろうが、基本は地上で生きているのだ。 これほど単純な事実はない . . . 本文を読む
「内需主導」とか「内需拡大」といった言葉を最近全く聞かない。どこへ消えたのか。長引くデフレと不況でそれどころではないということか。以前はたしか、家計消費と輸出が経済成長の二本柱と言われたと思うが、最近は賃金が上がらないから家計消費が伸びるわけがない。また、輸出も超円高で非常に苦しい。だいたい、実質賃金は横ばいよりもむしろ下がっているのではないか。ブログ記事を見ていると、年収200万円に満たない人が . . . 本文を読む
今日(5日)もうだるような暑さが続くが、東京電力管内の電力使用状況は14時台でも83%と全く問題がない。ピーク時の供給力は4949万キロワットだが、内訳は火力が3522万キロワット(71,2%)と圧倒的に多く、あとは揚水や他社受電などとなっている。地熱や太陽光はもちろん、原子力発電もゼロだ。原発がなくても全く大丈夫なことが分かる。それでも原発を動かそうというのは、他にいろいろな理由があるからだ。N . . . 本文を読む
寒い寒い! 6月中旬だというのに、今日もまたガスストーブを点けた。年寄りだから仕方がないが、どうも冷夏になるのでは・・・夏は暑くなって当然だ。去年は計画停電やら節電でしのいだ。今年は猛暑になるかもしれないから、原発再稼動が必要だって? 本当にそうか? 原発がなくても電力は間に合うというではないか。 電力会社は原発を動かしたいから、大変だ大変だと騒いでいるのだろう。原発がなくても大丈夫と分かったら、 . . . 本文を読む