世の中には、さまざまな夫婦のタイプがある。
簡単に言えば、
1.愛し合っている
2.愛し合っていない
の二つに分かれる。
最近は、家庭内別居も多い。
(「自殺未遂事件」の上原さくら、青山光司夫妻・・・も、そのようだ)
しかし実際はもっと複雑だ。
愛し合っていれば、メデタシというわけでもない。
なぜなら・・・
人間の関心の量は決まっている。
他方、世の中には、楽しいこと、美しいものがたくさんある。
ということは、もしも夫婦関係が良ければ、
そういう素晴らしいものへの
関心が薄らぐだろう。
逆に、夫婦関係が、悪ければ、どうだろうか?
別の素晴らしいことを探そうとする。
その結果、人生を広く深く知ることができる・・・ってわけだ。
たとえば、ソクラテスやリンカーンやトルストイだ。
彼らは、夫婦関係がひどかったおかげで、
それぞれに、すばらしい仕事をした。
人類に役に立つ仕事だ。
夫婦関係が一層ひどくなると、
そのうち、神を知ることもあるだろう。
(ただし、逆に、人生破滅の道もありうるが・・・)
また愛し合っていると、もう一つ困ることがある。
それは・・・・片方が死亡すると、人生が急に暗転する・・・ことだ。
老後の暗転は、ウツの原因であり、
これまた、「ものすごく不幸」ということになる。
もちろん、夫婦が愛し合うことの素晴らしさは、
言うまでもない。
喜びも大きいし、日々、充実した人生を送ることができるだろう。
他人にも、やさしくなれるだろう。
だがヒット大地、物事は、そう簡単ではないということを
言いたかったのだ。
この世には、夫婦関係よりも、もっと素晴らしいものが存在する!
・・・この真実を言いたかったのだ。
今度は、夫婦関係が最悪のケースを考えてみよう。
最悪のケースとは・・・・
妻が夫に対して、
「こいつ、さっさと死ねばいいのに」
と思う場合だ。
いや、もっと最悪がある。
「食べ物に、毒を混ぜてやろう」
と思う場合だ。
しかし、実際に毒を混ぜると、
夫の死により、経済援助も得られなくなるわけで、
これは「大金持ちの夫」に限られる。
いずれも怖い話だが、
ないことはないだろう。
特に前者は、よくある話だ。
また後者も、毒は別として、
鼻クソやタン(痰)やヘソのゴマくらいは、
混ぜることもあろう。
妻にとって、理想の夫は、
自分を「適度」に愛してくれ、
不倫もせず、
病気もせず、
子供を愛し、
きちんと働いてくれる男だ。
こういう男は、ありがたい。
こんな不思議な話がある。
ある妻の夫は、浪費家で、
サラ金から金を借りまくり、
ものすごい借金があった。
一生懸命働いて返すのだが、
1000万くらい、まだ残っている。
当然、夫婦喧嘩が絶えない。
妻は、悩んだ挙句、高名な霊能者に相談した。
霊能者はアッサリ答えた。
「あなたの御婆さんは、生前、多くの借金をした。
あなたの夫は、その身代わりとして、
借金を繰り返し、それを返済することによって、
あなたの御婆さんの罪滅ぼしをしようとしています」
妻は仰天した。
調べてみると。その通りだった。
つまり夫の悪行は、自分(の親族)が原因だったのだ。
こんなことって、あるんだろうか?
しかし、実際に、あった話なのだ!
これを知って、妻は夫にやさしくなり、
すると、夫も借金をしなくなったという。
目出たし、目出たし・・・西川きよし・・・
これで良し良し・・・佐久間良子・・・ってわけだ。
離婚を何度も経験した有名男優が言っていた。
「妻は、なんてヒドイ女なんだろうと思い、離婚した。
再婚した相手は、前の妻と違うタイプだ。
だが、しばらくたつと、新しい妻も、前の妻と同じような性格になった。
やっと俺は気づいた。
妻の悪行の原因は、自分の性格のせいだったんだ」
それに気づいて、もう離婚をしなくなったという。
妻にも、不満を持たなくなったという。
夫は妻の鏡だ。
妻は夫の鏡だ。
相手に不満を持つとき、
相手が自分にひどいことをするとき、
実は、「自分がそうさせていた」
ということがほとんどであろう。
夫も妻も、認めたくないであろうが・・・
ヒット大地の経験上、これって、とっても正しいのだ!
読者も、自分の胸に手を当てて、よ~く考えてほしい!
考えるのは、真夜中の2時ごろがいいだろうな。
最後に、夫婦関係の良い女性に言いたい(笑)。
医学的には、男は女よりも、糖尿病になりやすい。
妻は、自分の好きなものを料理するのではなく、
夫のために、野菜中心の食事をさせるべきだ。
多くの場合、夫が病気になって、一番苦しむのは妻なんだからね。