ヒット大地、
気分のすぐれないとき、
ネットで、
いい女を探す。
そして、しばし、
極楽の一時をすごす。
ネットのない時代は
グラビアを集めていた。
彼女たちの、
屈託のない顔を
見ていると、
精神的な疲れは、
ふっとんだ。
いい女と言っても、
要するに、自分の好みの女だ。
この「好み」か「好みじゃない」の違いは、
エベレストと高尾山くらい違う。
「好みじゃない」女性を見ても、
大きな満足は得られない。
ところが、ある特定の女性に出会うと、
ヒット大地の心は、
グンと針が触れ、
タッチザピークだ!
つまり頂点に達し、
想像できないほどの満足感を得る。
昔、『笑っていいとも』で、
ニューハーフのコーナーがあった。
ヒット大地、最初は、このコーナーを
バカにしていた。
「こいつら、明らかに、男じゃねえか!気色悪い!」
と思っていた。
ところが、半年くらいたって、
「ヤスコ」というニューハーフが出演した。
この「ヤスコ」には参った!
どう見ても、女だったし、
女以上に女だったし、
また、めちゃ美しいと思った。
以来、ヒット大地の、ニューハーフを見る目が、180度変った。
「こいつら、明らかに、男じゃねえか!気色悪い!」
から、
「こいつら、案外、いけるじゃん!ウラでは、いろいろ苦労してるんだろうな」
と思うようになったんだ。
これを女に当てはめると、
「いい女」は、「他の女性全体」をも底上げしているということだ。
「北朝鮮の喜び組」が日本に来ると、
「北朝鮮の女は、美しいな」と思う。
それで、北朝鮮のイメージアップにもつながるわけだ。
ヒット大地は、男だ。
能動的な男でも、そうなんだから、
受動的な女性が、いい男を求める心理は、非常に理解できる。
昔から、女性は、歌舞伎役者など、
いい男を求めてきた。
イライラするときも、
いい男を思い浮かべただけで、
気分が落ち着くのだろう。
それは信仰に近いもので、
「**さま」などと、
心の中で呼ぶことも多かった。
だからイケメン・タレントは、
なかなか恋人宣言もできない。
話は変るが、先日、
歌手の中森明菜の動画を見た。
彼女、明らかに、歌手としての大きな魅力があった。
でも、今は体調がすぐれず、表舞台の活動はしていない。
中森に教えてやる!
あんたの体調が優れないのは、
宇宙に愛されていないからだ。
中森よ!
ボランティアをしてみろ!
すぐに藤原紀香のような安定した精神状態になるぜ!
顔もイキイキと輝くだろうな!
そう!
いい女とは、宇宙に愛されている女だったんだ!
「ヒット大地さん、好きなタイプの女性は?」
と尋ねられるけど、
正直、それは「言えない」。
外見ではないからだ。
顔は丸くても四角くてもいい。
髪は長くても短くてもいい。
結論を言うと、
「宇宙に愛されている女」が好きなんだろうな。