ヒット大地、マンガの『三丁目の夕日』が、好きだ。
作者・西岸良平の人物画は、かわいい。
とくに優れているのは、自然の風景画だ。
独特のデフォルメ、最初は、とまどった。
でも今は、これでいいと思っている。
ただし・・・・最近、ちょっと気になることがある。
それは・・・
性格のいい女性は、皆、美人に描かれていることだ。
逆に、性格のひどい女は、たいてい、ブスに描かれている。
これ、改めて気づくと、ちょっと問題かもしれない。
作者も、気づいていないだろうし、
気づいていても、変えることはしないと思う。
ヒット大地は思った。
俺たちは、無意識的に、
「美人=性格がいい」
「ブス=性格もゆがんでいる」
・・・と思っていないだろうか?
もしこれが正しいとすると、
動物のイグアナやカバやサイは、皆、ひどい性格になる。
そんなハズはない!
イグアナは、草食派虫類だし、優しい感じがする。
逆に、可愛い顔の、マングースは、毒蛇を食べちゃう。
「美人は性格がいい」・・・は、間違いなので要注意だ。
性格は、ブスの方が、ずっといいだろう。
たとえばサッカーの澤穂希は、俺たちに、そのことを教えてくれた。
しかも彼女の素晴らしさは、
元婚約者のアメリカ人男性が、「恋人としての澤は、最高だった!」と言っていることだ。
(週刊文春の記事による)
3年半も同棲した元婚約者が言うんだから、間違いないだろうな。
古来より、「巧言令色、鮮(すく)なし仁!」・・・と言うではないか!
女性は外見じゃない!
・・・と言いつつ、
やっぱり、日本人は、無意識的に
「性格のいい女性は、美人であってほしい」・・・
と思ってるのかもしれんな。
う~ん。