昔、俺は案外、いろいろな人のブログを読んでいた。
その中で、ちょっと驚いたのが、
ある男性創価学会員の恐怖のブログだった。
その男性は、いろいろなところに出かけるが、
大事な用事のときに限って、
自分の電車に、飛び込み自殺をされるそうだ。
そういうことが、過去に3度くらいあり、
俺は最初、「なんて、かわいそうな人なんだろう。
自殺は止めた方がいいよ」
と書いてあるのかと思ったら、
全く逆だった。
彼は怒り心頭で、
自殺者を、バカ、アホとののしり、
「どっかの屋上から飛び降りて死ね!」
と書いてあるではないか!
俺は大変驚いた。
自殺するってことは、よっぽどのことだ。
多くの場合、無知から、発作的に自殺をするのであるが、
その前には、ひどく悩んだことであろう。
少なくとも、このブログの男性の「大事な用事」よりは、
1万倍くらい、ひどく悩んだことであろう。
むろん、乗客の迷惑を掛けたことは絶対にいけない。
だから電車の自殺は、許されることではない。
でもよぉ、俺は思ったな。
これほど、亡くなった人を罵っていいものか?
この創価学会の男性は、実は俺のブログも読んでいて、
たまに、コメントも、くれた。
(注:gooではない)
でも、俺はいつも笑ってしまった。
ブログの内容を全く読んでいないからだ。
だから、コメントに書かれてあることは、
まるっきり、ブログの内容と逆のことであることも、多かった。
「全くその通りですね」と書きながら、
俺の結論と、逆のことを書かれてあるのだ。
滑稽だった。
俺は思った。
「これぞ、まさに、学会員の中の学会員だぜ!」
学会以外の人間はどうでもいい!
そう!彼にとって、学会員かどうかが、人間判断の基準のすべてなわけだ。
だが、こういう思想って、すごく怖いぞ。
ちゃう?
ところで、今まで書いたことと矛盾するが、
俺は創価学会員の政治家に投票することも、たまにある。
それは、その議員の性格が素晴らしいと思うときだ。
こんなことを書くと、
「今は政党政治だ。議員の性格は関係ない」
と言う人もいるだろう。
でも俺はそうは思わない。
心のきれいな人は、政党を超えて、
自分の選挙区を、豊かにするのだ。
むろん、創価学会にも、心のきれいな人は、無数にいる。
だから、俺は投票するんだ。
それを思い知らされたのが、菅直人だ。
菅直人は、自分のことしか考えない最低の政治家だった。
ポルポトに似ていると思う。
一見優しくて、大衆のことを考えているように思う。
でも、心の中は真っ黒だ。
考えるのは、「俺が首相になること」だった。
民主党にも素晴らしい男は山ほどいるのに、
なんで、よりによって、首相になった三人・・・それと小沢に限って、
ひどすぎるのか?
う~ん。
こういうエゴイストが首相になると、
トンでもないことが起きるもんさ。
それが東北の大震災だ。
ムチャクチャなことを言うなという、お叱りもあろう。
東北の大震災を菅のせいにするなんて!ヒット大地、あまえはアホだ・・・
と思う読者もいよう。
でもさ、中国の古典「荘子」には、そう書いてあるぜ。
『人格の立派な人間』が、その地方を治めれば、
何もしなくても、すばらしい社会になるものだ。
・・・俺は、60年間生きて、これを信じている。
だから俺は、心のきれいな創価学会員の政治家に投票するわけだ。
(言うまでもなく、心のきたない創価学会員の政治家に投票しない!)
ただし、俺は普段は、公明党を支持しているわけではない。
俺は政治的には中立の男だ。
俺は一生、そういう「個人を見る生き方」をするし、
いつも選挙はその心構えで投票するから、
悩むことは一切ない。
いつもいつも、選挙公報を見て、
一番心のきれいだと思う政治家に投票すればいいだけの話だ。
あの人は、キリスト教徒だから・・・
あの人は、世話になった人の息子だから・・・
あの人は、**大学出身だから・・・
などで信頼し、投票すると、日本は、地獄に向かうだけだと思う。
そういうバックグラウンドに騙されてはいけない!
またそういうバックグラウンドで、結婚相手を選んでも、不幸になるだけだ。
人は常に、個人を見ないとアカン。
菅直人は、それを教えてくれたんで、彼には感謝したい。
他山の石とは、このことだ。
今、東京は、都議会選挙中だ。
しかし、俺が誰に投票するか、悩むことは一切ない。
顔を見れば、大体、精神レベルは、わかるものだ。
幸い立派な人が見つかったので、その人に入れるつもりだ。
その人が当選すれば、あと4年、墨田区も、大きな災害はないであろう。
今日のブログも、信じない人は多いだろうが、世の中とは、そういうもんさ!