♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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歌謡史上、最も衝撃的な、放送禁止歌とは?

2013-06-22 11:13:57 | 日記

俺が25歳頃のことだった。

 

俺は、ある居酒屋で、酒を飲んでいた。

 

すると、突然、『金太の大冒険』という歌が、

ラジオか有線から、かかってきた。

 

内容は、金太がお姫様を助ける物語だった。

 

歌を聴いて、驚いたというか、大笑いした。

 

歌詞を書いてみる。

 

(これは、あくまでも、昔の社会風俗学の勉強だ。

つまり教育的な見地から、あえて歌詞を書くわけだ。

だから歌詞を書いた人、許してくれ)

 

断っておく!

初めて見る人は、驚くなよ!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ある日金太が歩いていると
美しいお姫様が逃げててきた
悪い人にネェ 今おわれているの
金太 守って 金太守って
キンタマ モッテ

しかし金太は けんかが弱く
友達とやっても 負けてしまう
腕力に自信のない金太君
けんかはいつも 負けが多い
金太 負けが多い 金太負けが多い
キンタマ ケガオオイ

やがて悪人がやってきた
身の丈2メートルもある大男
金太と悪人の大決戦
金太 負けるなとお姫様
金太 負けるな 金太負けるな
キンタマ ケルナ

悪人は金太におそいかかる
金太は思わず とびのいた
アー そこにあったは大きな木
そのまわりを金太はグルグルまわりだす
金太 回った 金太 回った
キンタマ ワッタ

 

悪人はいつか目をまわし
そのすきにお姫様と逃げだした
お姫様の美しさに金太君
目をパチパチまたたいた
金太 またたいた 金太 またたいた
キンタマ タタイタ

しばらくゆくと二人は
おなかのすいたのに気がついた
フト見るとマスカットの木がはえている
金太はナイフで切ったとさ
金太 マスカット ナイフで切る
キンタマ スカット ナイフデ キル

おなかのふくれた二人は
さらに安全なマカオに行くことにした
行けども行けどもマカオは見えず
お姫様はイライラして金太に聞いた
ネェー金太 まだ ネェー金太まだ
キンタマ ダ

 

そうしているうちにも二人は
やっとのことでマカオに着いた
金太とお姫様はマカオに着いた
やっとのことでマカオに着いた
金太 マカオに着く 金太マカオに着く
キンタマ カオニ ツク

マカオに着いた金太君
知り合いのビルをたずねたとさ
お姫様はそのビルを見て言ったとさ
まぁ金太わりとましなビルね
まぁ 金太 ましなビル 金太ましなビル
キンタマ シナビル

中にはいると誰もいない
伝言板にただひとこと書いてある
神田さんから金太君へのことづけで
「 金太 待つ 神田 」と書いてある
金太 待つ 神田 金太待つ神田
キンタマ ツカンダ


御存じ 金太の大冒険
これから先はどうなるか


またの機会をごひいきに
それでは皆さんさようなら

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・以上だ。

 

客はたくさんいたが、たいてい笑っていた。

だが女性の店員(45歳くらい)だけは、

クスリとも笑わなかった。

 

すごく真面目な顔をしていた。

 

しかし、すぐに、この歌、

放送禁止になった。

 

今なら、一回だって放送する前に、

放送禁止だろうな。

 

なぜ、何回か、放送したんだろう?

 

・・・などと、金正日将軍の愛人、金玉(キムオク)を思いながら、

考えるヒット大地だったが、

ひょっとしたら北朝鮮の陰謀かもしれんな(笑)。

 

だってよぉ、放送関係者には、TBSを初めとして、朝鮮半島系が多いからな(笑)。

 

日本国民・愚民化工作だ、ハハハハ。

 

あいつら、拉致だってやるんだ。

そのくらいはするだろう。

 

これからも、半島系の放送会社には、

俺たち、純日本人は、要注意だぜ。

 

というわけで、この歌は、放送禁止歌史上、

なぎら健壱の『悲惨な戦い』とともに、

最も衝撃度の大きいものだったと言えるだろう。

 

ところで、俺は『悲惨な戦い』も、20歳のとき、

ラジオで聞いている。

これも、翌日すぐに、放送禁止になった。

 

つまり、ヒット大地は、放送禁止歌史上のNO1とNO2を、

両方ともに、「生で聞いている」わけだ。

 

これも、偶然とは言え、我ながら、すごいと思う。

だって俺は滅多に、ラジオなんか、聞かないんだからな。

 

 

それにしてもよぉ、昔の日本も、いろいろあったよな~。

しみじみ~シジミ貝~

 

最後は、吉本の島田珠代に登場してもらおうか。

 

あ、チ~ン!




 

 

 

 

 

 

 


新富座の幽霊騒動

2013-06-22 03:26:18 | 日記

東京の歌舞伎の劇場というと、現在はもっぱら、

歌舞伎座が有名であるが、

明治から大正にかけては、

京橋にある新富座も有名であった。

 

大正時代の頃、ここで幽霊が出た話は有名である。

 

楽屋番の常さんが、深夜、警邏のため、二階の大部屋を通ると、

鏡台の前に、若い男が座っていた。

 

真冬というのに、浴衣姿である。

 

「誰だい?そこにいるのは?」

 

尋ねると、男は振り返る。

髪はもじゃもじゃ。

頬骨が高いく、顔は青い。

目がくぼみ、さびしげな口元から、赤黒い血が流れていた。

 

「ぎゃ~!」

 

常さんは、尻餅をつき、気絶してしまった。

翌日、劇場中は大騒ぎとなった。

 

しかし笑ってすますものもあった。

「昨夜に限って、幽霊が出るのはおかしい。出るなら、これまでも出たはずだ」

 

「ヨシ、俺が、調べてやろう!」

向こう気の強い劇場内の若者が言い出した。

由松という20代の男である。

 

由松は、午前一時頃、威勢よく出かけたが、一時間経っても、戻ってこない。

 

そこで、夜警の松造が出かけてみた。

すると、例の大部屋の鏡台の前で、

常さんが見た通りの男が黒い血を吐いて、睨んでいるのを見て、松造は階段から転げ落ちた。

 

なお由松は、後で鏡台の前で気絶しているが発見された。

 

この話を聞いた竹柴進作という座付作家が興味を覚えた。

で、幽霊の年齢、人相、浴衣模様を聞き出し、大部屋の中で、現在休んでいる役者について調べてみた。

すると、中村亀次郎という下っ端の役者に、どうも似ている。

 

「ああ、そいつなら、病気で寝たままですよ」

というのを聞いて、竹柴進作は、「てっきり死亡した」と思って、竜泉寺町の亀次郎宅を訪ねてみた。

母親に会うと一瞬喜んだが、すぐに落胆した口調で、こう言った。

「わざわざお見舞いいただきましたが、お医者さんは、せいぜいあと、二、三日の寿命と言っています」

 

竹柴が実際に、床に臥せっている亀次郎に会ってみると、顔に生気がなく、万に一つも望みはない様子であった。

 

母親は涙ぐみながら、こう言った。

「この子が、あまりに望みますもので、素人から役者にさせましたが、

師匠に大勢の前で、叱言を言われたのを悲観して、毒を飲んでしまったのです。

幸い医者に直ぐ見せましたが、口惜しいと、うわ言を言い、この通りとなり、

そのうち口から黒い血を吐くようになりました」

 

三日後、亀次郎は、竜泉寺町の長屋で息を引き取った。

 

彼は生霊となって、自分の使っていた鏡台の前に現れたのであった。