日本人は昔から、
「新しい物好き」だ。
いつも
「最新のニュース」を求めるし、
言葉も、ちょっと使わないと、
すぐに「死語」と呼ばれる。
しかし、「新しいもの」は、
「新しいがゆえ」に、古くなる。
この真理に、気づいていないようだ。
電化製品なんか特にそうで、
「新製品」は確実に、
数年後には、「旧式」になってしまう。
「画期的なことで成功した会社」は、
数年後には、
「その画期的なもののせい」で、
「古い会社」と呼ばれ、
「体質改善」がなかなか図れなかったりする。
逆に、「古くていいもの」は、
いつも使われるから、
いつも新しい。
でも・・・
キリスト教と言っても
たかだか2000年だ。
イスラム教も
たかだか
1500年だ。
仏教も
たかだか
2500年だ。
今ある新興宗教などは、
そのうち、
全く消えてしまうだろう。
今ある国々も、
そのうち消えてしまうだろう。
大陸は移動しているので、
何万年後には、
地球の様子も、
ガラリ変わっているはずだ。
宇宙人も、どんどん地球にやってくるだろう。
そして太陽もそのうち砕け散ってしまう。
今、男の人間も、生まれ変わりの中で、女になり、
今、女の人間も、生まれ変わりの中で、男になる。
今、白人の人間も、生まれ変わりの中で、黒人になり、
今、黒人の人間も、生まれ変わりの中で、白人になる。
だから男女差別も民族差別も、
いかに間違っているかがわかる。
そんなことを考えていると、
最後に残るものは、
俺の場合は、
神を信じる心だけだ。
それだけだ。
聖書にも、
神を信じれば、
すべてが叶えられる・・・と書いてある。
新しいものを求めて、得意になっていることや、
他人よりできて、得意になっていることが、
いかに愚かなことかがわかる。
宇宙の中で、
役に立つ人間であること・・・これだけが、
必要なことなのだ。
そのとき、あなたは初めて、
栄光をもって、生かされるだろう。
確実に・・・・
そう。
他人の評価などは、
最終的には、どうでもいいことなのだ。