だいぶ昔の話だが、
72歳の女性と
話をした。
彼女は十二指腸潰瘍で、
長期入院をした。
そのときの経験を思い出し、彼女は言った。
「大地さん、
入院中は、
まわりに、何もなくても、
ちゃんと生活できたのよ。
人間って、普段、たくさん物を持ちすぎているんでしょうね」
確かにそうだ。
たくさん所有しすぎて、悩んでいる。
たくさん所有しすぎて、苦しんでいる。
藤圭子は、あんなに金があるのに自殺した。
美人で自殺した女性は無数だ。
俳優の田中実は、事後とも順調なのに、自殺した。
国会議員や高級官僚で自殺する人も、少なからずいる。
東大生で自殺する人も、少なからずいる。
俺は女性の人生を見て、いつも思う。
結婚したから、幸福になるとは限らない。
子供がいるから、幸福になるとは限らない。
いや、逆に、地獄が待っているかもしれない。
その可能性も、大きい。
そういうことは、自分ではわからないかもしれない。
(わからない人は、大地一人の運命鑑定に相談してほしい)
でも確かなことは、
「真の自分を知らないと、いつまでも不幸が待っている」ということだ。
俺の人生、「金ナシ、女ナシ、子供ナシ、地位ナシ」で、
最高なんだろう。
神様は「結婚しないことを最良の道」と決めているのに、
勝手に不良男を結婚して、不幸になる女たち!
人間はいつまで経っても、おろかモンだぜ。
つくづく、そう思う。
自分の人生は、他人とは違うはずだ。
自分の人生を、まず、そのまま受け入れよ!
自分の人生を、まず、肯定せよ!