来年(2014年)3月で、
笑っていいともが終わる予定で、
アルタスタジオに祝い花を届けていた生け花店も、
大ショックだ。
かなりの売り上げ損だろう。
この祝い花、
最初は、皆無だったが、
いつのころからか届くようになった。
俺はズバリ悪習だと思っている。
なぜなら、
こういうのは、誰かが届けると、
「私も、届かないと、恥ずかしい」
ということで、
結局は、見栄の張り合いになる。
祭りの寄付もそうで、
**が5万だと、
ウチも、5万・・・ということになる。
そういうことで、人生がつらくなる。
もっとも如才ない人は、
こういうことで、
顔や恩を売って、
のし上がっていく。
だから政治も宗教も芸能界も、
金のある者が、
支配するようになる。
その金を得るために、
「何らかの不正」が、
ウラで、まかり通る。
自民党ばかりかと思っていたら、
民主党も、鳩山、小沢という二人の金持ちが、
結局、党の中心にあった。
そういう悪習と戦った女性がいる。
沢田亜矢子だ。
彼女が出演したとき、
祝い花も電報もゼロだった。
アッパレだ。
ついでに言えば、
彼女が「ルックルック」の司会者だったとき、
毎日、同じ紺のスーツを着た。
普通の女性は、
毎日必ず服装を変える。
つまり沢田亜矢子のやったことは、
ありえないことであり、
これもアッパレと称えたい。
悪習としての、
見栄や虚栄を断ち切るためには、
誰かの勇気ある行動が必要になる。
そして追随者が必要だ。
沢田亜矢子の場合は、
追随者は誰もいなかった。
皆、恥をかくのが、怖いらしい。
社会を良くするためには、
まず自分が傷つかないといけない。
俺も率先して、
社会良化運動をやっているが、
追随者がなかなかいない。
皆、自分がかわいいから
傷つくのを怖がっている。
理論や道徳ってヤツは、
いつも自分だけは例外だ。