今日(2013年10月15日)、
スーパーに行くと、
列に割り込む女がいた。
68歳くらいだ。
彼女、安売りの卵を、何度も買っていた。
一人1パック限定のヤツだ。
割り込むとき、
「前から、ここに並んでいたのよ」
と言った。
大地一人、「ウソツケ」と思った。
1パックを握り締めて、
「前から並んでいた」
は、ありえない。
大地一人、
何度も買うのは、
2回くらいなら許せる。
しかし、彼女の場合は、
最低3回はしていた。
また割り込むのは、いただけない。
そこで俺は、店員に
「この人、何度も、卵買っているよ」
と言った。
すると、その女は、
「違うよ。別の列に並んでいたけど、
混んでたから、こっちに来たんだよ」
と大ウソを言った。
俺が自転車で帰ろうとすると、
女は追いかけてきて、
「一回一回並んでるから、いいじゃん」
と言った。
正直、すごく醜い顔の女だった。
俺は「列に割り込むのが悪い」
と言おうと思ったが、
ちょっと切なくなって止めた。
彼女は、しがない年金生活者なのだろう。
しかも他に人生の楽しみもないんだろう。
卵を何度も買うことが、
彼女の生きる意味であり、
毎日の楽しいゲームとなっているんだろう。
(そういう女性は結構多い)
高齢者にとって、
最大の問題のひとつは、
「いかに、人生に意味を見つけて、生きるか?」
ということだ。
彼女のような女性は、
日本中にたくさんいるだろう。
すごく応援したいけど、
最低限の社会ルールだけは守ってね!
悪は伝播するので。