屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

春の花を満喫しながら太忠岳登山 【屋久島太忠岳ツアー】

2016年04月14日 | 屋久島太忠岳ツアー

4/11屋久島太忠岳コースで見られた景色をご紹介いたします。

屋久杉の森で有名なヤクスギランドを通り抜け、標高1497mの太忠岳を目指し、

山頂には、天に向かって高さ40mの天柱石が鎮座しています。

この日の登山者は12名。人も少なく、登りやすく、山登りの初心者でも楽しめる穴場のコースです。

こちらは小田杉(看板がないので断定できないのですが・・・)。推定樹齢2500年。

コース上には、屋久杉に限らず大きな樹木がいくつもあり何度見ても驚かされます。

春になり、花も多く見られるようになってきました。

歩いていて楽しい季節です。冬の後なので特にそう感じるのかもしれません。

シキミの花。お仏壇やお墓などにお供えるする植物で、私の家の庭にも植えてあります。

ちなみに屋久島の人はよくお墓参りをします。

アセビの花。感じて書くと馬酔木。毒性があり、馬に食べさせると酔っぱらったようになるらしい・・・見たことはありませんが。

この時期、屋久島の山でよく見られる花です。

ツクシショウジョウバカマ。屋久島の物は小さく、この花も登山道の気づかないと踏まれてしまいそうな場所に咲いていました。

周りの木の根っこのお陰で踏まれずにいたようです。このような花を見つけると嬉しいですね。

展望所からの眺め。屋久島の森を一望できます。よく見ると色々な樹木の形が見えてきます。

山頂からは荒川ダムや安房の集落、屋久杉ランドの建物(森泉)などがよく見えました。

天柱石を見上げるとこのような感じ。

高さは40mほどあると言われています。この岩の真下でお弁当を食べて、日向ぼっこをして帰りました。

気持ちの良いひと時です。

帰り道、屋久杉ランドの河原ではシカが反芻しながら休憩していました。

天敵のいない屋久島ではシカものんびりしています。

この日は天気も良く、歩きやすい気温で快適な登山を楽しむことができました。

ぜひ屋久島太忠岳登山ツアーにもご参加くださいね。お待ちしております。

 

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新緑を愛でながらのカヌーは如何? 【屋久島カヌーツアー】

2016年04月11日 | 屋久島カヌーツアー

新緑萌える春の季節、屋久島安房川でのカヌーツアーがお勧めです。

水面をスイスイ漂いながら、のんびりとしたスローな時間を楽しむことができますよ

屋久島では最高気温が20度を超える日も多くなり、夏以外でもカヌーを楽しむことができます。

スタートは安房地区を流れる安房川の河口付近からになります。

川底が見えるぐらい透き通った水の中を漕いでいきます。

カヌーに乗り込んで少しずつ上流に向かって行くと、周りにはもこもことした照葉樹の森が広がり、

鮮やかな新緑を間近で見ることが出来ます。

都会では味わえない静かな空間に身も心もリラックス。

正面には形のよい明星岳がよく見えます。

里からいきなり急峻な山が現れる屋久島らしい景色です。

上から見るとこのようなV字谷の森の中を漕いでいきます。

山登りの後は、このようなアクティビティーでリラックスするのはいかがでしょうか?

緩やかな流れですので、初心者の方でも十分カヌーを操ることが出来ますよ。

 

※写真に写っているカヌーは屋久島自然学校のカヌーではありませんが、

屋久島自然学校でもカヌーツアーを実施ておりますので興味のある方はお問い合わせ下さい。

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屋久島春の風景 【屋久島の暮らし】

2016年04月08日 | 屋久島の暮らし・里の風景

屋久島・春の風景をご紹介いたします。親バカ写真もありますが許してくださいね。

まずは屋久島の宮之浦地区憩いの森にて花見を楽しみました。

人が少なく快適なのですが、植えてある桜は数本ぐらい多くはありません。

それでも愛娘とのんびりとした時間を過ごせたのは幸せなひと時です。

うれしいそうに花びらを集めて楽しんでいます。

最後は、花びらを投げてヒラヒラ。

桜の並木道をサイクリングなんてことも出来ますが、距離は短いです。

春は別れと出会いの季節。

知人が屋久島を離れるため見送り行ってきました。この日は見送りのピークを過ぎていたので、人はそれ程多くありません。

先生などが離島する時は、大勢の人に賑わい、関係のない旅人もうるっと来る感動の場面です。

フェリー屋久島2は鹿児島まで4時間程かかりますが、旅情があって思い出深い乗り物です。

沖に出れば屋久島の全体が見通せるのと甲板に出ると飛び魚が飛んでいるのが見えたり、ウミガメが見えたり

もちろん、毎回見えるわけではありませんが・・・。

最後に白谷雲水峡に向かう県道沿いの新緑がとても綺麗です。来週はいよいよ太鼓岩からの展望が楽しみ。

運が良ければこのような景色が見れるかもしれません。

 

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2016/4/4縄文杉コースで見られた景色 【屋久島登山情報】

2016年04月06日 | 屋久島観光・登山情報

2016年4月4日縄文杉コースの登山情報をお知らせいたします。

登山者数:約80名、少なく快適な状況です。 気温:約15度、湿度が非常に高く、長袖のTシャツ一枚で活動していました。

新緑と桜が咲き始め、早朝は鳥の鳴き声が響き渡り、春らしいシーズンを迎えています。

それでは、縄文杉コースで見られた景色をご紹介いたします。

歩きはじめ、いきなり橋を渡ります。夜間は大雨が降ったらしく、川は増水していましたが・・・

帰りにはすっかり水が引いて綺麗な川の姿に戻っていました。

下を覗いてみるとヤマメの泳ぐ姿が見えました。

昔、林業の人たちが住んでいた小杉谷集落跡地では桜が咲いています。

写真は学校の校門入口に咲く桜です。

その他にもヤクシマオナガカエデの新緑や(赤い紅葉した新緑もあります)

ミヤマシキミの花

ヤクシマキイチゴの花

マムシグサの花などが見られました。

暖かくなり花が多くみられるようになってきてうれしい限りです。

花だけでなく、雨上がりのせいか、生き物もいくつか見ることができました。

こちらはヒキガエル。活動を始めたばかりのせいか、肌の色が薄いように思います。

オオセンチコガネ虫。緑色の光沢ある姿で美しいのですが糞虫です。

ヤクシカの糞などを運んで幼虫の餌にします。

沢ガニ。ハサミをこちらに向けて威嚇しています。この日は、4匹ほど見られました。

このようなトロッコ道を頑張って歩いていくと・・・

縄文杉に到着します。3月に完成したばかりの展望デッキからの写真です。

距離は遠いですが、全体がよく見えます。

振り返るとメデューサのような屋久杉も見れます。

先に進んで高塚小屋まで行くと霧のかかった幻想的な世界。

この日は、雨の予報でしたが移り変わりの早い天候で色々な風景を楽しむことができました。

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自然の宝さがし!【屋久島白谷雲水峡】

2016年04月03日 | 屋久島白谷雲水峡ツアー

春休みに娘二人と姪っ子一人を連れて白谷雲水峡に行ってきました。

家族連れのお客様を案内しながら羨ましく思っていたので今度は私の番。

11歳と6歳の娘がどこまで歩くことができるか様子を見ながらのスタートです。

吊り橋の上にて。チュウチュウトレインの真似をして喜んでいます。

ただ歩くだけだと飽きてしまうので、自然の宝物探し?をしながら歩いてみました。

何かを見つけたらポイントゲット。後でおやつと交換です。(良いのか悪いのか物で釣ってみました・・・)

子ども達は小さな物を見つけるのが得意でキノコも沢山見つかります。

お花も大きいものから小さいものまでいくつか発見しました。

屋久杉「シカの宿」にて鹿のポーズ。

大きな屋久杉を見たり

苔を触ったりしながら進んでいきます。娘曰く、愛犬の毛並みより触り心地が良かったようです。

無事、苔むす森まで到着です。下の娘も元気に歩くことができました。

天気が良ければ太鼓岩も目指したのですが、トイレが近い子供達の心配もありここで折り返し。

下りも周りをよく見ながら歩いて帰ります。オオゴカヨウオウレンの実。

自然の造形がの美しい。

数ミリ程度の双葉。大人の目(老眼?)ではなかなか見つけられないかもしれません。

シダの新芽がクルクル。

道脇にケルンのように石を積んであるところがあったので子供たちもチャレンジです。

上手に積み上げていきます。私がやったら手が震えてすぐに落としそうです・・・

 

子ども達の観察眼は鋭く、沢山の自然の宝を発見することができました。

子ども達の潜在能力には驚かされるばかり、大人になるとこのようにはいきません。

家族サービスのつもりが勉強にもなった一日でした。

大人になっても覚えていてね。

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