屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

雨上がりの景色がきれいだった【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2019年10月26日 | 屋久島白谷雲水峡ツアー

千葉県から来られたSさんご夫婦と屋久島白谷雲水峡のガイドツアーに行ってきました。

前日は縄文杉に行ってきましたが大雨。

この日は朝方まで雨が降っていましたが、ご覧のように気持ちの良い青空を見ることができました。

真ん中に移っている白い樹がこの後目指す弥生杉。

この日は天候が回復してくれましたが、川は未だ増水中。このような光景もある意味貴重です。

サザンカの花が咲いています。この時期、屋久島の登山道に白い花が落ちていたらサザンカが多いです。

大きな花崗岩の岩を登っていきます。

増水した白谷川は大迫力です。

落差20mほどの飛流落としの滝。

川の写真ばっかりで恐縮ですが、この日は川が凄かった!

増水してもきれいな川の景色。屋久島に住んでいると屋久島は本当に水の豊富な「水の島」だと感じます。

気持ちの良い青空が見えたのでパチリ。雨の多い屋久島なので晴れてくれるだけでうれしいです。

森の中に入ると木漏れ日が射しこんで本当にきれいでした。苔もふわふわ。

このような景色に出会うのも一期一会。何度登ってもあきることがありません。

この日も大きな屋久杉「二大大杉」を見ました。縄文杉にこだわらなくてもたくさんの屋久杉をみることができます。

白谷雲水峡の見所はこのような苔むした森です。

弥生杉の先端。雨風にさらされて白骨樹になっています。

推定樹齢3000年の弥生杉。ちょっと見ずらいのが難点です。

この日は雨上がりの景色が本当にきれいでした。木漏れ日がたまりません。

昨日は縄文杉を目指すツアーで余裕がなかったですが、今日はゆっくりと景色を楽しむことができてSさんも喜んでいました。

至るところに水が流れています。

足元の自然に目を向けると苔がきれいなのは定番なのですが、苔の胞子がはいっている袋(さくといいます)なんかも見ていただくとミクロの世界を見ることができて面白いものです。

実はハネムーンで屋久島に訪れたSさん夫婦。これからの幸せを祈っていますよ。

屋久島自然学校のツアーに二日間に渡りご参加いただきありがとうございました。

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ツルリンドウが見頃だった黒味岳登山【屋久島ガイドツアー】

2019年10月24日 | 屋久島黒味岳ツアー

兵庫県から来られたMさんと屋久島黒味岳ガイドツアーに行ってきました。テレビでご覧になり行ってみたいと思ったようです。

実は非常におすすめの穴場スポットで九州百名山にも選ばれています。

登り始めて10分ほど。数年前に折れてしまいましたが、存在感のある大きな屋久杉。

鏡のような水面は一見の価値があります。大阪の淀川と同じ名前。

モミの大木。死んでもなお他の植物の拠りどころになっています。(他の植物が枝に着生しています。モミの葉っぱではありません)

山頂に見える面白い形の岩は通称トーフ岩。

突如現れる開けた湿原。小花之江河。

日本庭園のような趣があります。

いつも撮ってしまう屋久杉の白骨樹。私には観音様のように見えてきます。

ちょっと進むとこちらは花之江河とよばれる日本最南端の高層湿原。Mさんいまから行く黒味岳を眺めています。

休憩している間、ヤクシカのオスがずっと餌を食んでいました。あまり人間を恐れません。

前方奥に見える山が黒味岳。遠く見えるかもしれませんがここから一時間ほど。

この日はツルリンドウが見ごろを迎えていました。

その他にもヤクシマアザミ。間違って触ってしまうととっても痛いです。

ヒメウメバチソウ。屋久島の固有品種。これから高山は日に日に寒くなってきますので花を見れるのは最後になるかもしれません。

山頂部になってくると周りの樹木が小さくなってきます。この辺りは冬季は積雪1mちかくなったりもします。

黒味岳山頂に到着。私たちのほかにもう一組が山頂にいました。あまり混み合うことがないのも良いところです。

山頂からの景色。

真ん中左に見えるのは花の江河。

この日は雲が多く、白くガスっていましたがそれも雰囲気があります。

黒味岳山頂はこのようなおおきな岩の上です。

帰り道、黒味岳展望所からの眺め。気持ちのよい青空を望むことができました。

白く立ち枯れしてしまった白骨樹。

この日は何といってもツルリンドウがとてもきれいでした。景色やお花との出会いも一期一会ですね。

Mさんは前日、第2の屋久杉大和杉コースに行ってきました。

二日間に渡り、屋久島自然学校のツアーにご参加いただきありがとうございました。

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移りゆく川の色にうっとり!【屋久島カヌーガイドツアー】

2019年10月12日 | 屋久島カヌーツアー

東京から来られたAさん、Nさん、Mさんと屋久島カヌーガイドツアーに行ってきました。

前日は縄文杉のツアーに行ってきましたが皆さん元気なようです。

まずは乗り込み場所付近で軽く練習です。

カヌーを漕いでいくと川の色がころころと変わっていきます。深い緑色の所は深く。

薄い黄緑色の所は浅く、そこには白い花崗岩の砂が広がっています。

途中、中州に上陸して休憩。白い砂浜が太陽に照らされてまぶしいです。

水の溜まりで魚を観察中。ハゼの仲間などたくさんいますが、砂や石の色に同化して最初は見つけずらいです。

さらに上流に向かって漕いでいきます。落差75mほどの朱色の松峰大橋。

滝?のようなところ。濡れるか濡れないかのギリギリのラインをせめていきます。

さらに上流に行くと水深が浅くなり、川底がはっきりと見えてきます。

こんなところで休憩。

泳いでもらおうかと思いましたが、この日離島されるので足をつける程度でがまん・・・。

この日は天候に恵まれ、本当にきれいな川の色を楽しむことができました。

Aさん達は今回二泊三日(屋久島を満喫するには短いかもしれません)の屋久島旅行でしたが、まだまだ見所がいっぱいありますのでぜひまた遊びに来てくださいね。

二日間に渡り屋久島自然学校のガイドツアーにご参加いただきありがとうございました。

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気持ちのよい秋晴れトレッキング!【屋久島ヤクスギランドガイドツアー】

2019年10月07日 | 屋久島ヤクスギランドツアー

西表島から来られたTさんと屋久島ヤクスギランドのガイドツアーに行ってきました。

前日までは山の上は大雨。この日も午前中は天気が心配だったのですが気持ちのよい晴天に恵まれました。

それでも川の方は増水して大迫力。屋久島に住んでいると水のパワーを感じずにはいられません。

30分ほど歩いて河原で休憩。アクティブなTさんは早速水に足をつけていました。冷たいけど気持ちがよいです。

その河原には屋久島の固有種、ホソバハグマが咲いていました。

大木が倒れた後にはヤクシマザルがいました。この日は天気が良いせいか遠くで鳴き声が聞こえたり、何度か見かけることができました。

この日はなんといっても木漏れ日。そして木漏れ日が射す苔がとってもきれいでした。写真よりもっときれいです。

苔のしずくは何度見ても見飽きることがありません。

屋久杉の洞にはいることもできます。大きさを実感してください。

屋久杉だけでなく面白い形の植物などいろいろ見ることができます。ヤクスギランドは人も少なく、自然観察に適した場所です。

屋久杉の洞から外を眺めた風景。Tさんの真似をして写真を撮らせていただきました。

屋久杉の根っこに入り込むTさん。

キノコのようにキノコでないツチトリモチ。寄生植物です。この時期よく見かけることができます。

きれいな渓谷もいっぱいあります。

推定樹齢2600年の母子杉。裏側には苔がいっぱい生えています。

空を見上げるときれいな青空が広がっていました。屋久杉だけでなくいろいろな樹木を見ることができます。

 

落差数mのちょっとした滝。

これでも少し濁っている川の水。透き通って水があるのか分かりにくいぐらいの時もあります。

ごつごつした風格ある仏陀杉。その他にもいろいろな屋久杉を見て歩きました。

秋ということもありキノコを見かけることが多いです。

ヤクスギランドのトレッキングの後に少し足をのばしまして、紀元杉も見てきました。

推定樹齢3000年。この杉を見ておけば縄文杉は別にいいかもしれません。

人が少なく、ゆっくりと屋久島の森を堪能するのに最適なヤクスギランド。

名前に惑わされずに行くことをおすすめします。(ランド・・・らしいところではなく自然の森。奥の方まで行く方は、しっかりとした装備が必要です。)

また、本当に来ていただけそうなTさん、ぜひまた遊びに来てください。

私もお話を聞いて、西表島や石垣島に行きたくなってしまいました。

 

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