大阪から来られたMさんご夫婦と屋久島第2の巨木(調査対象になった屋久杉のなかで二番目に大きかったと言われています。推定樹齢3000年~4000年)ともいわれる大和杉の登山に行ってきました。
この日は青空に恵まれましたが、変わりやすいのが山の天気。昼頃には曇って霧がかかっていましたが夕方にはまた晴れていました。
屋久島の天気は本当にコロコロ変わりますので雨具は必ず持参してくださいね。
豊富に水を貯える川を渡っていきます。ちなみに揺れて楽しいつり橋からの撮影。
一度は見ていただきたい川のきれいさと透明度です。
時間があればこんなところでひと休み、川に足をつけたりもできます。
いたるところに支流の川が流れています。手前の岩は切ったように割れていたり。
水の流れを見ているだけでも癒されます。
イチオシの隠れた名杉「ミホノ杉」。著名な屋久杉は抱き着くことができませんが、この屋久杉は抱き着くことができます。
きっと何か感じとることができるのではないでしょうか。(個人的には縄文杉よりもミホノ杉の方がおすすめ。縄文杉は見せ物になってしまっているけれど、こちらの屋久杉は森の中でひっそりと佇んでいる自然なかんじ)
ミホノ杉の木肌。最近は屋久杉それぞれの木肌に注目しています。一本一本の歴史を感じ取ることができるような。
このようなポーズをとりたくなる気持ちも分かります。ゆっくりと屋久杉と向き合ってみるのも良いかもしれません。
白骨化したツガ?の巨木。途中には巨木がいっぱいありますが・・・見慣れてしまってあまり写真を撮っていませんでした。すいません。
屋久杉の切り株の上に成長したヤマグルマの巨木。中の方は切り株がほとんどなくなり空洞になっています。
この日はなぜかキノコをたくさん見かけました。このような自然との一期一会が楽しいです。
毒キノコかな?
そして、ようやく大和杉に到着。写真でとるとなんか大きく見えない気もしますが直径3.25mほど。
大和杉を下から見上げてみる。右の方に寄り添う巨木はヤマグルマ。
ごつごつとした木肌。
樹高は34.9m、胸高周囲10.2m、直径は計算上3.25mぐらい。
推定樹齢は3000年~4000年。口で言うのは簡単ですがすごい樹齢です。
縄文杉があまりにも有名で知られていない大和杉ですが、人が少ない森を堪能したい方(この日は他の人とは出会いませんでした)、屋久杉とじっくりと向き合いたい人にはおすすめの屋久杉です。
ぜひ縄文杉コースだけでなくご検討いただけますと幸いです。
屋久島自然学校の大和杉ガイドツアーはこちら。