台風10号の被害でしばらく行けなくなっていた白谷雲水峡ですが、9月21日より散策制限がありますが、行けるようになりました。
迂回路を通らないといけませんので今までよりも一時間ちょっと余分に歩く必要がありますのでご注意ください。
それでは、二日間に渡って撮影した写真で白谷雲水峡の様子をご紹介いたします。
歩いてすぐに現れる「飛流おとしの滝」
コケのきれいな渓谷。
屋久島では岩の上に巨木が生えているのをみることができます。
雨が多く、秋ということもあり?キノコが多く見られました。
大きな屋久杉の切り株。切り株の上にまた杉が生えています。このような現象を「二代杉」と呼んでいます。
第一の徒渉点(川を横断するところ)を通っていきます。増水すると通れなくなりますので注意が必要です。
サザンカの花が落ちていました。野生のサザンカは白色の花です。
川のそばを歩けるのはとても気持ちが良いです。
第2の徒渉点。この日はまだ水量が多く、登山靴が濡れながら渡る感じでした。
(川の増水の見極めが難しいので心配な方はガイドを頼まれた方が良いです)
樹齢1000年~2000年ぐらいの屋久杉「七本杉」
「苔むす森」の景色
皆さん「苔むす森」を目指して歩きますが、ここに来るまでもコケの量がすごいです。
この日は天気が良く、太鼓岩まで行くことができました。
立ち枯れた木は「白骨樹」と呼ばれています。だいたい屋久杉が多いですが、厳しい環境で枝が折れたり、木肌が剥がれてしまいます。
遠く山の頂上に見えるのは太忠岳の天柱石高さ40mと呼ばれています。
たまたまこの日のお客様は山登りが好きで、前日にこの太忠岳に登られています。見えて良かったですね。
木漏れ日に照らされたヒメシャラの木が美しかったです。
こちらの森の中に射した木漏れ日もとても綺麗でした。写真では伝わらないのが残念です。
雨上がりのコケは本当に美しいです。
コケの雫はまるで宝石のようです。
フワフワのコケ。触るととても気持ちが良いです。
川の流れを見ながら・・・
昨日まで大増水していたのが信じられないぐらい
屋久島の川は増水しやすいですが、水が引くのも早いです。
帰り道に眺めの良い所で記念撮影。
前日は大雨で大増水、この日は晴天でコケがきらきら、屋久島のツンデレな天気にに翻弄されながらも大自然の美しさに一喜一憂する日々です。
屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーはこちら。