屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

半日でぐるっと一周 【屋久島里地ツアー】

2015年09月30日 | 屋久島里地観光ツアー

大阪から来たIさん達と半日里地のツアーに行ってきました。

屋久島に到着した初日の空いた時間にツアーにご参加です。

このように到着時間に合わせてツアーをスタートすることも可能です。

この日は欲張って屋久島をぐるっと一周してきました。

まずは猿川のガジュマル。

標高が低いので亜熱帯性の植物がたくさん見られます。こちらはクワズイモ。

写真では大きさが分からないかもしれませんが、傘の代わりになるぐらい大きいです。

ガジュマルの樹に登ってみました。

丁度体がフィットするようでIさんモデルのようですよ。

こちらは千尋の滝。いつもと違うアングルで写真を撮ってみました。

スケールの大きな滝です。数百mの一枚岩が広がっています。

こちらは落差が88mもある大川の滝。滝つぼの近くまでいけるので大迫力です!

人がこんなに小さく映ります。大きさが伝わりますか?

次は世界自然遺産の森、西部林道を通っていきます。

ヤクシカやヤクシマザルがいっぱい! 警戒心が薄いので近くまで行ってもこんな姿・・・を見せてくれます。

この後も飽きてくる?ほどヤクシカやヤクシマザルが現れました。

最後は屋久島で一番有名な永田いなか浜に立ち寄りました。

アカウミガメの上陸、日本一です。残念ながら時期的にウミガメは見られません。

しかし、ウミガメの卵の殻はいっぱい見ることができました。殻はうすく知らないとゴミと間違えるかもしれません。

夕方の薄明り・光芒がとても綺麗でした。

海を眺めているだけでも、気持ちが良いですね。

翌日は屋久杉ランドのツアーを希望されていたのですが、予約がいっぱいでお受けすることが出来ませんでした。

自分たちだけで行くという事でしたが、無事堪能してきたでしょうか?

またのお越しをお待ちしていますよ。

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高山植物を楽しみながら 【屋久島黒味岳ツアー】

2015年09月25日 | 屋久島黒味岳ツアー

長崎県から来られたFさんご家族と黒味岳のツアーに行ってきました。

最初は縄文杉コースを希望されていたのですが、この日はシルバーウィークのど真ん中

大混雑が予想されるため、小学3年生のSちゃんには大変だろうという事で黒味岳に変更になりました。

とても柔らかいコケの感触を味わっています。

子供は理屈より五感を使って遊ぶのが好きですね。

登山道の隙間から見える高盤岳のトーフ岩。包丁で豆腐を切ったようにきれいに割れています。

日本最南端の高層湿原:花之江河では小鹿がいました。

この湿原ではよくヤクシカが見られます。近くには母鹿がいるはずですが・・・

どんどん高度を上げて行くと山頂付近はこのような景色を楽しむことが出来ます。

縄文杉コースや白谷雲水峡は森の中をずっと歩くのですが、このような山岳部の景色もぜひ見てもらいたいです。

すごくお勧めですよ。

足元には高山植物の花が咲いていました。こちらはツルリンドウ。

ヤクシマアザミ。間違って触わってしまうととっても痛いです。

他にもイッスンキンカやヤクシマシオガマ、ヤクシマママコナなどの花が見られました。

1831mの黒味岳山頂に到着。周りを見渡してみると・・・

白い霧がかかっていますがなかなかの大展望。360度周りを見渡すことが出来ます。

黒味岳山頂、巨岩の下で記念撮影。ちなみにこの岩の上でお昼ご飯を食べて、展望を楽しみました。

中3、小6、小3の3人のお子さんがよく頑張ってくれました。

いつも思うのですが、子供たちは親が思っているよりも体力があうように思います。

ぜひ子供達にいろいろなチャレンジをさせてあげてください。その時にはぜひ屋久島に!

ただし長すぎる行程は子供たちが飽きてしまうので注意が必要ですね。

最後には透き通った清流に足を冷やして帰っていきました。

思っていたよりも冷たかったようです。

Fさんご家族は次の日も白谷雲水峡の半日ツアーにご参加いただきました。

二日間、本当にありがとうございました。

大人になったらまた来てくださいね。

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木漏れ日が綺麗だった屋久島縄文杉ツアー

2015年09月19日 | 屋久島縄文杉ツアー

埼玉県から来られたNさん夫妻と一日目は白谷雲水峡、二日目は縄文杉のツアーに行ってきました。

ツアーの出発前は、大雨に雷がゴロゴロ、無事ツアーを催行できるか心配しながらのスタートでしたが・・・

その後は天候は回復傾向。雨に打たれることなくツアーを楽しむことができました。

苔むした沢を渡っていきます。

くぐり杉を潜っていきます。頭をぶつけないでくださいね。

苔むした森の中を登っていきます。中央のツルがハート形に見えたのですが・・・分かるかな?

太鼓岩からは残念ながら真っ白の世界。白骨化した屋久杉がぼわっと浮き出ていました。

屋久島の厳しい環境を物語っています。

苔むす森にてゆっくり撮影タイム。

二日目は、天気に恵まれ快晴です。

一時間ほど歩いた小杉谷小中学校の校庭跡地。

トロッコ道脇の苔むした森。

いずれも早朝のやさしい木漏れ日がとても綺麗でした。

これでこそ早起きした甲斐があります。

縄文杉に到着。

この日は午前中は快晴でしたが、だんだん霧がかかり小雨がポツポツ。

結局雨具を着るほどの雨は降りませんでしたが、天気の移り変わりの速さには驚かされます。

Nさんの奥さんは最後は足が上がらなくなるぐらい大変でしたが、なんとか歩きとおすことが出来て本当に良かったです。

これに自信をつけてまた山登りにチャレンジしてくださいね。

白谷雲水峡、縄文杉ツアーへのご参加ありがとうございます。

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シルバーウィークの前に  【屋久島縄文杉キャンプツアー】

2015年09月19日 | 屋久島1泊2日縄文杉ツアー

静岡県から来たOさん達と一泊二日縄文杉ツアーに行っていきました。

一日目は荒川登山口から入り縄文杉を堪能、二日目は白谷雲水峡に下るちょっと欲張りなコース設定です。

まずは森林軌道を歩いていきます。高いところが好きな方は、こんな場所もへっちゃらです。

一時間ほど歩き、大きな花崗岩が転がっている河原で休憩。

屋久島の川のスケールの大きさには驚かされるばかり。

休憩しているとギャーと言いながらヤクザルが鉄橋を渡っていきました。

ヤクザルもこの鉄橋を愛用しているのかな?そう言えば、時々橋の上にはヤクザルのウ●チが落ちています。

透き通った川を覗いてみるとヤマメ?が泳いでいるのが見られました。

まだまだトロッコ道を歩いていきます。森林軌道の跡地を歩けるのも貴重ですね。

時間に余裕があるのでまたまた河原で休憩。エメラルドグリーンの水面に目を奪われます。

いよいよ山道を登りはじめ、至る所に屋久杉の残骸が見られます。

ウィルソン株の前で記念撮影

一応ハートの形を作っているのですが・・・見えるかな?

ウィルソン株の中から一所懸命ハートの洞を撮影しています。

後で写真を見せてもらいましたが、とてもきれいなハートでしたね。

切り株の中から・・・愛嬌たっぷりのOさん。

屋久杉の倒木が魚の頭のように見えますか? 巨大な魚に食べられてしまったように・・・

いよいよ縄文杉に到着です! 腰を下ろして縄文杉を堪能。

この日は、なぜか宿泊者も多かったのですが、テントを持参しているので安心です。

二人だけのプライベートなテントで夜を過ごしていただきました。

二日目、ヤクシカに遭遇。休憩中のようでなかなか逃げません。

白谷雲水峡の太鼓岩に到着。

太鼓岩はちょっと怖いところ。演技派Oさんが落ちそうな感じを表現しています。

ラブラブな雰囲気がうらやましいですよ。

苔むす森にて。今年は観光客が少なく、名所でもゆっくり写真が撮れることが多いです。

元気で明るいOさんカップル。一泊二日縄文杉ツアーにご参加いただきありがとうございました。

後ほどいただきた静岡県銘菓こっこもとてもおいしかったですよ。

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大雨のあとの滝巡り 【屋久島里地観光ツアー】

2015年09月08日 | 屋久島里地観光ツアー

鹿児島出身のAさんIさんと里地の観光ツアーに行ってきました。

本当はカヌーツアーと観光の一日コースだったのですが、この日は夜間から午前中にかけてびっくりするような大雨。

ツアー内容を変更して雨にも負けず・・・スタートしました。

千尋の滝。側面の大きな一枚岩からはウオータースライダーのように幾筋もの水の流れが見えます。

こんなに増水しているのは滅多にありません。発想の転換でレアな状況を楽しんでいただきました。

デザートタイム。屋久島特産冷凍タンカン。冬に収穫したものを冷凍保存しておきました。

少しシャーベット状でおいしいですよ。

こちらは落差88m、日本の滝百選にも選ばれている大川の滝。

あまりの水量に通路も水没。近づくことすら出来ません。

中間のガジュマル。白いカッパ姿が天使のようですよ。

こちらは猿川のガジュマル。屋久島にはいろいろな森があるのですが、こちらは南国ムード満載の亜熱帯性の森。

まるで天然のジャングルジムの様です。

 

この日は結局、大雨警報が発令されるぐらい大荒れの天候でした。

Aさん、Iさんこれに懲りずにまた屋久島に遊びに来てくださいね。

きっと今度は晴れると思いますよ。(まったく根拠はないですが・・・)

お待ちしています。

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