新潟県から来られたKさんご夫婦と屋久島白谷雲水峡のガイドツアーに行ってきました。本当は前日に屋久島に来るはずだったのですが、あいにくの大雨。飛行機も欠航してしまい当日、屋久島行きの一便の飛行機に乗って屋久島に来られました。
この日は天気が回復したのですが、まだ川の方は増水気味。こちらは白谷雲水峡入口の写真です。
足元に小さく咲いているタツナミソウ。
雨上がりの景色が一番きれいだったりします。ヒメシャラ(赤茶色の木)の木肌が濡れて色つやがあります。
苔むす渓谷。増水気味だったので少し靴がぬれそうになりながら渡っていきました。
ギンリョウソウ(銀竜草。別名ユウレイタケ)の花が咲き始めています。光合成をしない腐生植物なので、葉や茎が透き通っています。
こちらは樹齢1000年以上の七本杉。写真に人がはいると大きさがよく分かります。
ミズゴケの上にスミレの花がぽつりと咲いていました。
落ち葉に紛れてカエルがいるのですが分かりますか?色が同化しています。
今回は太鼓岩に行く余裕がなかったので原生林歩道を歩いてもどってきました。こちらは三本槍杉。
名前のない杉でも造形がおもしろいです。自然がつくった芸術作品。
川を何本も渡っていきます。
写真と植物が好きなKさん達。絵になる景色が多すぎてこまります。
どこをみても苔だらけの世界です。
奥には数百年前とおもわれる屋久杉の倒木が見られます。
このような緑に覆われた中を歩いていきます。
ご夫婦そろって写真を撮られています。
サツキの花にはアゲハチョウの仲間が蜜を吸いにきていました。
明日には帰ってしまうKさん達。一番の目的は黒味岳に登って高山植物を見ることでしたが今回は本当に残念でした。また屋久島に来てくださいね。