屋久島エコツアーガイドの旅行案内ブログ by 屋久島自然学校

「大人だって童心にかえって楽しもう!」をモットーに屋久島でエコツアーガイドを開催している屋久島自然学校のブログです。

ユウレイタケが咲き始めています【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2018年05月31日 | 屋久島白谷雲水峡ツアー

新潟県から来られたKさんご夫婦と屋久島白谷雲水峡のガイドツアーに行ってきました。本当は前日に屋久島に来るはずだったのですが、あいにくの大雨。飛行機も欠航してしまい当日、屋久島行きの一便の飛行機に乗って屋久島に来られました。

この日は天気が回復したのですが、まだ川の方は増水気味。こちらは白谷雲水峡入口の写真です。

足元に小さく咲いているタツナミソウ。

雨上がりの景色が一番きれいだったりします。ヒメシャラ(赤茶色の木)の木肌が濡れて色つやがあります。 

苔むす渓谷。増水気味だったので少し靴がぬれそうになりながら渡っていきました。 

ギンリョウソウ(銀竜草。別名ユウレイタケ)の花が咲き始めています。光合成をしない腐生植物なので、葉や茎が透き通っています。

こちらは樹齢1000年以上の七本杉。写真に人がはいると大きさがよく分かります。

ミズゴケの上にスミレの花がぽつりと咲いていました。

落ち葉に紛れてカエルがいるのですが分かりますか?色が同化しています。 

今回は太鼓岩に行く余裕がなかったので原生林歩道を歩いてもどってきました。こちらは三本槍杉。

名前のない杉でも造形がおもしろいです。自然がつくった芸術作品。 

川を何本も渡っていきます。 

写真と植物が好きなKさん達。絵になる景色が多すぎてこまります。

どこをみても苔だらけの世界です。 

奥には数百年前とおもわれる屋久杉の倒木が見られます。 

このような緑に覆われた中を歩いていきます。

ご夫婦そろって写真を撮られています。 

サツキの花にはアゲハチョウの仲間が蜜を吸いにきていました。

明日には帰ってしまうKさん達。一番の目的は黒味岳に登って高山植物を見ることでしたが今回は本当に残念でした。また屋久島に来てくださいね。

 

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屋久島ウミガメの産卵時期を迎えています

2018年05月30日 | 屋久島の生き物

屋久島ウミガメの産卵シーン。

5月24日に屋久島栗生浜に行ってアカウミガメの産卵を見ることができました。

他の方もいるので長く撮影できませんでしたが、興味のある方はご覧ください。

5月から8月上旬ごろまで見ることができます。ふ化した子ガメが海に帰るのは9月の下旬ごろまです。

屋久島自然学校の屋久島ネイチャーナイト&ウミガメ観察ツアーはこちら

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霧につつまれながら【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2018年05月25日 | 屋久島白谷雲水峡ツアー

東京から来られたNさんご夫婦と白谷雲水峡の半日ツアーに行ってきました。翌日は縄文杉ツアーが控えているため今日は足慣らしのような?コースです。
憩いの大岩と呼ばれる巨大な花崗岩の岩を乗り越えていきます。

アジサイの仲間、コガクウツギが咲いています。白い装飾花が美しいです。

いつも川のせせらぎの音を聞きながら歩くことができるコースです。

定番の苔むす渓谷では記念撮影。

大きな岩にも苔が生えて、その上には樹が生えています。風の谷ナウシカのオウムに似ていると呼ばれている所です。

徐々に白い霧が立ち込めて幻想的な世界へ。屋久杉も神秘的な雰囲気が漂います。

桜色のサクラツツジの花が落ちていました。淡い色合いがなんとも言えません。

苔むす森に到着。

人が少なかったのでゆっくりと堪能することができました。

帰りはさらに霧が多くなり、つり橋の先が見えません。

周りも見渡しても真っ白の世界です。

川沿いにサクラツツジの花が咲いていました。白谷雲水峡の森は晴れていなくても絵になる美しい森だとつくづく思います。屋久島と言えば縄文杉ですが、ゆっくりと屋久島の森を楽しむのであれば白谷雲水峡をおすすめいたします。
Nさんとは翌日は縄文杉ツアーにその後にはネイチャーナイト&ウミガメ観察ツアーにも行ってきました。無事ウミガメの産卵も見ることが出来て満足されたようです。
三日間、屋久島のガイドツアーにご参加いただきありがとうございます。

 

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強い日差しを浴びながら【屋久島カヌーツアーと里の観光】

2018年05月23日 | 屋久島カヌーツアー

神奈川県から来られたSさんと屋久島リバーカヤックツアーに行ってきました。
説明を聞いているときは心配そうな顔をしていたSさん達でしたが、いざスタートをしてみるとお上手!スタート地点での練習風景ですが、遠くの方まで行ってしまっています。

記念撮影をしようとして近づいてもらった様子です。カヌーがぶつかってアタフタするのも楽しいですね。

カヌーを漕ぎ始めて30分程。中洲で休憩。暑いので足をつけていただきました。
魚を探しています。よく見ると小さな魚がたくさん泳いでいました。

岸の方を眺めてもらうと・・・

カニがいます。写真中央の小さな赤色のものがカニです。小さな穴はカニの巣穴。近づくと穴に隠れてしまいます。

サツキの花が咲いています。本来渓流植物なのでこのような川原によく咲いています。

上流の方まで漕いできました。

上の方までいくと浅くなるのでこれ以上は遡ることはできません。 

鉄橋の下を通ってゴール。普段は見慣れない視点で景色を楽しむことができるのもカヌーの楽しみのひとつです。
この日は日差しがつよく日焼けをしてしまいました。

午後からは里の観光を楽しんできました。こちらは広大な一枚岩がすごい千尋の滝。 

落差88m、日本の滝百選、大川の滝。

苺の実がなっていました。お猿さんの大好物です。

海を眺めたり、(三角形の岩は立神岩) 

ヤクシカをみたり、ヤクシマザルも見ることができました。 

亜熱帯性の植物、ガジュマルの樹。南国らしさを感じます。

最後は入っていませんが、平内海中温泉にも行ってきました。実際、男の人がひとりはいっていました。ロケーションは抜群ですがいざ入るのには度胸が必要です。

このように半日ツアーどうしを組み合わせることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
翌日はSさんと白谷雲水峡ガイドツアーに行ってきました。
二日間にわたりツアーにご参加いただきありがとうございました。

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鳥のさえずりを聞きながら【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】

2018年05月12日 | 屋久島白谷雲水峡ツアー

大阪から来られたIさんと早朝の白谷雲水峡ツアーに行ってきました。今回はお宿に7時迎え屋久島空港に14時ぐらいにお送りしました。このように旅行の最終日でもツアーにご参加いただくことが可能です。お気軽にご連絡ください。

さて、白谷雲水峡にはいるといきなり美しい鳴き声が出迎えてくれました。ミソサザイです。

写真の中央上に小さく写っているのですが分かりますか?

本当に小さい鳥なので撮影するのが難しいです。ちなみにメジロぐらいのおおきさです。

水を眺めているだけでも気持ちが良いものです。勢いよく流れていますがこれでいつも通り。

少し歩くとヤクシマザル6頭ほどが道をふさいでいました。屋久島のサルはおとなしいのでマナーを守れば大丈夫です。

白谷雲水峡はどこを見ても苔だらけの緑の世界。

淡い新緑と木漏れ日が本当にきれいです。 

屋久杉の七本杉を見上げるといろいろな違う植物がひっついています。着生といいます。 

観光名所の苔むす森。私たちだけの貸切状態だったのでIさん、思う存分写真が撮れたはずです。

桜色のサクラツツジもいっぱい咲いています。

 

太鼓岩に到着。この日は雲も少なく本当に良い天気でした。 遠くには天柱石が飛び出ています。

見えないことも多い屋久島最高峰の宮之浦岳も見えています。右上の山。

オブジェのように森から飛び出している白骨樹。

新緑の色とりどりの緑がたまりません。

太鼓岩あまり大きな岩ではありません。落ちないでね。 

帰りも同じ道を通って帰るのですが何度見ても奇麗なので何度でも写真を撮ってしまいます。 

岩場にはサツキの花も咲いています。

Iさんを屋久島空港にお送りする途中、ヨモギ餅が好きだということで屋久島の郷土菓子かからん団子を売っているお店に立ち寄りました。かからんと呼ばれる葉っぱで挟んだ濃いよもぎ餅です。

大阪からの直行便で来られたIさん、屋久島へはあっという間ですからまた遊びに来てくださいね。

屋久島白谷雲水峡ガイドツアーにご参加いただきありがとうございました。

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