関西方面に行くついでに滋賀県にある近江湖南アルプスに登ってきました。
当初は武奈ヶ岳に登る予定だったのですが、滋賀県に住んでいるお客様と話しているうちにこちらの方がおすすめということで急遽変更しました。
今回の記事は屋久島とは関係ありませんのでご了承ください。
トレランのグループがいました。確かに歩きやすい道なので走りたくなるかも。
関西方面に行くついでに滋賀県にある近江湖南アルプスに登ってきました。
当初は武奈ヶ岳に登る予定だったのですが、滋賀県に住んでいるお客様と話しているうちにこちらの方がおすすめということで急遽変更しました。
今回の記事は屋久島とは関係ありませんのでご了承ください。
トレランのグループがいました。確かに歩きやすい道なので走りたくなるかも。
屋久島から小型のプロペラ機に乗って鹿児島へ。そして乗り継いで東京奥多摩へと行ってきました。
奥多摩駅。とてもきれいな駅舎ですが、思っていたよりも田舎で東京なのが信じられないぐらいです。
コンビニが近くに2件あるので助かりましたが、食事をとれるお店は少なく要注意です。
ちなみに私は田舎好きなので馬鹿にしているわけではありませんよ。
多摩川の近くの民宿に泊まりました。明かりがついているのが私の部屋で眺めは良かったです。
この日は私ひとりしか泊まっていませんでした。
緊張していたのか朝早く目が覚めたので始発5時34分発のバスに乗って雲取山の登山口、鴨沢へと向かいました。
鴨沢までは34分、バス料金690円です。
鴨沢登山口。トイレとバスの待合所があります。登山口は分かりづらく、横の階段を上り、民家の横を抜けていきます。
植林された林道を20分ほど歩いていくと小袖乗越に到着。
車があれば小袖乗越に駐車してこちらが本当の?登山口。
白くガスのかかった杉の森を歩いていきます。
廃屋。まだ標高が低く、周りは人工林が多く人の面影を感じます。
ギンリョウソウの花。屋久島でも見ることができます。共通の植物を発見するとなんだかうれしいです。
ツツジの仲間。
途中見られた花。名前は分かりません。
ヒキガエル?を発見。
杉の植林が終わると落葉広葉樹が多くなり、明るい森にかわっていきます。
ナラの木が増えてきたり
カエデの仲間が増えてきたり、屋久島ではあまり見られないのでとてもうれしいです。
石灰岩が露出したマムシ岩。何がマムシなのかは分かりません。
土砂崩れ跡にはしごをかけたところを渡ったりもしますが歩きやすい道が続きます。
全体的に道幅も広くトレイルランニングしやすい場所だと思いましたが、実際下りでトレイルランニングの人とも出会いました。
七ツ石神社。
七ツ石山山頂。残念ながらガスがかかり展望はゼロでした。
見通しの良い稜線歩きはとても気持ちが良くて走りたくなりました。今回の一番のお気に入りポイントです。
雲取山山頂到着。こちらも残念ながら展望は望めませんでしたが、山の雰囲気は感じとることができました。
ちなみに今回は日帰りで登ってきましたが、一泊二日で登ることをおすすめいたします。
帰りのバスの時間を気にしながら駆け足で登ってきたので、景色はゆっくりと堪能することはできませんでした。
やはり体力・時間に余裕をもったほうが山登りは楽しめますね。
西日本最高峰(1982m)で日本七霊山、そして日本百名山の愛媛県、石鎚山に研修登山(2016/11/9)に行ってきました。
ちなみに屋久島最高峰:宮之浦岳の標高は1935m。日本七霊山は、他に富士山、立山、白山、大峰山、釈迦ヶ岳、大山です。
今回は伊予西条駅からバスに乗り、石鎚山登山口ロープウェイ前へ。
バスの帰りの時間もあるので、楽々なロープウェイを使って登って行きます。
標高455mからいっきに標高1300mの成就駅へ約8分。急な標高差に耳が少しツーンと痛くなりました。
周りはぽつぽつ紅葉していました。
毎年、「もみじまつり」というイベントが開催されますが、すごい人出のようです。
頂上の奥宮が見える?と言われる鳥居をくぐって進みます。
この日は一足早い冬でとても寒い一日でした。
修験道の山ならではの鎖場。こちらは試しの鎖。74mあるそうです。
枝の霧氷がまるで花のようです。
最後の三の鎖。この日は岩もすべりやすく危ないので迂回ルートを歩きました。
鎖場を登り、身を引き締めようと思っていたのですが・・・少しホッと。
アルミの歩道、迂回ルートは、霜がおりてツルツル。こちらも危なかったです。
軽アイゼンは必要ないですがスパイクがあると良かったかもしれません。
山頂に無事、到着。頂上社。風もあり、寒くて頂上にいたのは、10分程。
頂上はこのような感じで真っ白。本当は天狗岳にも行く予定でしたが、諦めて下山しました。
帰りは時間にも余裕があったので紅葉を楽しみながら歩いていきました。
紅葉の絨毯。このような道を歩いているだけでも気持ちが良いですね。
下から見上げた景色もきれいです。落葉した木の枝も血管のようで?面白いです。
こちらはナンゴクミネカエデ。今回他に目についた紅葉(黄葉)はドウダンツツジ、コハウチワカエデ、シロモジ、アサノハカエデなどです。
屋久島は、紅葉が少ないので紅葉が見れるだけでもワクワクしました。
眺望や鎖場の醍醐味を味わうことは出来ませんでしたが、季節や時を変え、再度訪れたい山です。
研修登山三日目、久住山1786mに一泊二日の登山をしてきました。
前日は阿蘇で一泊。九州横断バスを利用して、牧の戸登山口に1時間半ほど移動。
(ちなみに九州横断バスは、阿蘇、黒川温泉、湯布院など有名な観光地に行くのにも便利な交通手段です。)
牧の戸登山口(標高1333m)は、標高差の少ない最短コースで、登りはじめは整備された道がつづきます。
前日の祖母山に比べ、観光地の一つだと実感しました。
広々とした草原が広がる西千里浜。 明るく開放感のある空間は、歩いているだけで気持ちが良かったです。
さすがは火山の山容。道沿いには時々、大きな岩がゴロゴロしています。
久住山には、2時間かからないぐらいで着いてしまいましたが、周りは真っ白。
今日も展望が望めませんでした。
申し訳なさそうにポツリポツリとミヤマキリシマが咲いていて私を慰めてくれました。
下りは、ホワイトアウト状態。 慎重に歩かないと遭難します・・・道沿いには黄色のペンキの道しるべ。
最初は多すぎて景観を損ねると思っていましたが納得!助かりました。
今回の一番のお気に入りポイント北千里浜。すぐ横の硫黄山は、今でも活動していてガスが噴気しています。
今年は各地で火山活動が活発になっているのでなんとなくソワソワ、岩と砂の荒涼とした大地は異なる惑星のようです。
北千里浜を抜けると、そこには緑の世界が広がっており、なんだか一安心。
背後には、活火山の山があるとは思えません。
明治15年から温泉場として営業している法華院温泉山荘で一泊。大きくて立派な建物です。
一泊二食付きで9000円。山小屋としては、高いかなと思いましたが6畳ほどの部屋を貸切で使うことができて快適でした。
温泉で疲れを癒すことができます。
各部屋には、テレビはありませんが、食事室には山に関する本や漫画がたくさん置いてあります。
野菜が多く、ボリュームもあり満足の夕食でした。
広大な高層湿原、坊がつる。山の中だと思えない風景です。
この日の夕方から大雨、次の日は大船山まで行く予定でしたが諦めて、早々と長者原まで下山しました。
今年の九州の梅雨は例年にない大雨が多く、あいにく天候には恵まれませんでしたが、それぞれの山の良さを垣間見ることができました。
「来年は、どこの山に登ろうか・・・」早くも次の山行を想いながら帰路につきました。
6月の閑散期を利用して研修登山に行ってきました。
一つ目は、大分県、熊本県、宮崎県の県境に位置する祖母山です。
まずは、熊本駅から九州横断鉄道に乗って大分県、豊後竹田まで移動。
少しレトロ調の車内は、旅行気分を盛り立ててくれます。ほとんどの人は阿蘇で下車、山に登りそうな人はひとりもいません・・・。
豊後竹田駅からは、レンタカーを利用して30分程で神原キャンプ場へ。登山口は、どこへ行っても不便な所なのでレンタカーが便利だったりします。
案の定、こちらも周りには何もないので、スーパーで食料を調達してきました。
神原キャンプ場は、残念ながら過去の遺物で寂れていました。私のような物好き以外、利用する人はいません。
ちなみにバンガローを借りて一泊なんと470円。寝袋などは持参しないといけませんが、
山小屋に泊まったりするのに慣れている方はいいかもしれません。
バンガローの中はこんな感じ。荷物が散らかっていてすいません。
ぼろぼろですが、6畳ぐらいの広さがあり、なにより電気があるのが良かったです。
翌日、深田久弥も登った神原コースより入山。
神原川沿いを登っていくので途中、滝を見る事ができます。苔なども生えていて、屋久島で言えば白谷雲水峡にどことなく似た雰囲気です。
こちらは御社の滝。昔、山に入る人たちが禊をした場所。
水の音を聞きながら、渓流沿いを歩くのは、とても気持ちが良いものでした。
五合目の小屋。大きく立派な建物です。屋久島にもこれぐらい大きな小屋がほしいなあ・・・
この後は、(分かる人には分かる屋久島の愛子岳登山道のような)急登が続きました。
いのちの水。名前のわりにはあまり、水が流れていません。
あまり水場としては期待しない方が良いのかも。
一通り登り終えると開けた空間が・・・国見峠です。山頂まであと少し。
1756m山頂到着。眺めは・・・真っ白でまったく何も見えませんでした。残念
梅雨時に登る私がいけないですね。
帰りは、霧がかかり幻想的な風景にも出会いました。
しかし、その後は大雨。石が滑りやすく、足元も泥でぐちゃぐちゃ、なかなか骨の折れる山行でした。
最後は、(行きは見つけることが出来なかったので)下社・健男社にもよって登山の無事を感謝しました。
緑の濃い原生的な山は、植物の種類も多く、登るたびに新たな発見がありそうな玄人好みの山。
本当は、5月上旬から中旬アケボノツツジの咲く頃に登ってみたいです。
あすは、久住山へ向かいます。 つづく