萩市に滞在の二日目、朝から台風の影響で雨を降ったり、やんだりしていました。
まず、訪ねたのは、堀内地区にある鍵曲。
昔のままの姿を残す鍵の手に曲がった道。
敵の進入を防ぐためのものだそうです。
城下町特有の街路の姿をそのままに残しています。
(左)土壁は時間と共に風化していますが、自然のままでよい感じです。
(右)緑とのマッチした1枚。
よいプロポーション。
立派な石垣の塀。
昔と変わらない風景。
萩市のマンホールの蓋。萩市の名産夏みかんと石塀。
ここは外せない観光スポット菊屋横町の『菊屋家住宅』。
白いなまこ壁の美しいこの横町は
『日本の道百選』の一つに選ばれているそうです。
書院から眺めた庭園。とても心落ち着く空間でした。
縁側まわりや樋の場所の石敷きが素敵です。
庭園の一コマ。
アプローチ。
とても参考になりました。
18年ぶりの萩ですが、そんなに変わってないと思いました。
ゆったりした時間が流れていて、情緒がある風景の街並みが好きです。
自分の故郷、台南も同じようにゆったりした時間が流れる街並みなので、
凄く親近感を感じます。
ここで、台風の雨が強くなったので、萩市の観光を諦めて
急いで津和野へ移動しました。
つづく!
萩市に着いたのは、午後3時過ぎ。
萩市の両親宅で少しお話しをしてから、近場の砂浜へ散策をしに出掛けました。
海が近いので、漁師さんの船が並んでいます。
トコトコ歩いて20分ほど、砂浜への近道。
底が見えるほど水がとても綺麗でした。
さ~、疲れているはずの娘がパワー全開になりました。
パパと2人で貝殻を探したり、走ったりしていました。
石を積んだ堤防は、とても綺麗です。
城跡の石垣もとても美しい。
船乗り場の近くの石垣擁壁。
石垣擁壁が並んだ住宅地。
ゆったりした時間が流れています。
こちらも大きな石垣。
石が緑に覆われて、情緒がある風景。
萩の街では、石垣や石積みの塀をよく見掛けます。
昔からの風情を感じます。
このような素敵な景観は、ぜひ日本中に残して欲しいです。
美称線の田園風景:
とてものどかで、緩やかな時間が流れる田園風景。
昔ながらの家だけの風景は、実に気持ちいいですね。(美しい~!)
川の水も澄んでいて、爽やかな印象を受けました。
無人駅の建物はなんだか台湾の田舎の駅に似ていて、
懐かしい感じがします。
線路の脇がだんだん狭くなったり、
山間を走ったり、
何回も何回もトンネルをくっぐたりして、しばし山間を走りました。
JR山陰線に乗っていたら、ようやく日本海と出会いました。
海に近いですね!
玉江駅も無人駅でした。
萩市のお母さんが迎えに来てくれました。
いよいよ、最後の目的地『萩市』に向かいます。
一番早く萩市に行く交通手段は、博多から新幹線で新山口まで行き、
その後高速バスに乗ればよいそうですが、
ローカル線の電車にも乗ってみたいとのことで、
乗り継ぎがよい時間帯を狙って、新幹線で博多→厚狭駅に行き、
美称線で厚狭駅→長門市駅、
そしてJR山陰線で長門市駅→玉江駅というコースを選びました。
こちらの電車だと思ったら、違いました。
厚狭駅で待っていてくれたのは、なんと1両編成の電車でした。
1両の電車に乗るのは初めてだろうと思います。
なんだか不安な感じ!
こちらのオレンジ色の電車はどこに行くのだろう?
反対側ホームに来たのは、黄色+白色の車両でした。
こちらの車両も萩市行きの電車で見掛けた色です。
長門市駅で同じホームの反対側に待っていたのは、
乗ってきた電車と同じ車両でした。
初めて乗るローカル線の電車も面白いですね。
次は、ローカル線の電車風景!
西鉄の特急電車。
西鉄の普通電車。
東京では見られない色使い。
福岡市内観光2階建てバス。
バスは日本初の国産オーダーメイドの
2階建てオープントップ(屋根なし)だそうです。
集合場所は福岡市役所の前。
右に見えるのは、緑に覆われているアクロス福岡。
福岡Yahoo!JAPANドーム!
屋根がないので、風に浴びながら気持ち好かったですが、
台風の影響で途中から小降りの雨になり、
ガイドさんから簡易のカッパをもらいました。
途中で遭遇したのは、『日清のチキンラーメン』をラッピングした市内バス。
娘がすぐにチキンラーメンのCMを歌い出しました。
ダーリンが提案したオープントップの市内観光バスに乗り、
シーサイドももち福岡城跡コースで約60分の市内観光を満喫しました。
福岡に滞在する時間が半日しかなかったので、
福岡の街並みを短時間で見られて、本当によかったです。
次は、博多駅の新幹線ホームで見掛けた新幹線。
台湾に帰るたびに台湾の新幹線に乗るけれど、
日本の新幹線にあまり乗る機会はあまりありませんでした。
今回はこちらの車両で厚狭(あさ)駅まで行きました。
電車に詳しくないのですが、こちらはどんな種類の車両でしょうか?
詳しい方、ぜひ教えて下さい。
博多で宿泊したホテルは、『イル・パラッツォ』です。
ダーリンのご希望と安く泊まれることで決定!
建物全体が赤い大理石に包まれていて、かなりゴウジャス。
今回宿泊した部屋は、とても広々した空間。
ベッドの寝心地もgood!
1日ずっと歩いていて、とても疲れたので、
この夜も気持ち好く爆睡でした。
左側が浴室。右側には洗面台と小さめなクロゼット。
浴室。 洗面台。
朝食バイキング。
色使いがとてもシックでソファの色はイタリアンな感じ。
落ち着いた空間でした。
朝食バイキングのメニューも豊富で、本格的な味です。
しかも、明太子が食べ放題できるのは嬉しい~です。
(もちろん、そんなに大量には食べられないけれど・・・)
1階パブリックのトイレ。こちらもシックな感じ。
材料の使い方が上手。とても勉強になりました。
こちらは1階のpub。
真っ赤に染められた幻想的な空間。
大胆な発想に圧倒されました。
素敵な空間に、美味しい料理、寛げる客室を満喫できました。
しかも、今回の宿泊プランは朝食付き・福岡ラーメンサービス付き1人で6,500円、
財布に優しい嬉しいプランでした。(ラーメン食べに行けなかったけれど・・・)
また泊まってみたいよいホテルでした。
太宰府のあとに向かったのは、『九州国立博物館』。
設計したのは、菊竹清訓築設計事務所+久米設計です。
広々とした入り口。
日曜日だからなのか、沢山の来館者で賑わっていました。
常設展のフロアからの眺め。
ちょうど1階で吉野ヶ里遺跡の人たちの無料のワークショップ、
『勾玉作り』が行われたので、急遽参加しました。
指導してくれた方がとてもわかりりやくやり方を説明してくれました。
四角い高蠟石に自分で形を描いて、コツコツと削り、
800番のペーパーで磨いていくと、
ツルツルした『勾玉』に仕上がります。
高蠟石はとても軟らかいので、30分ほどで思った通りの形になります。
夢中になったワークショップでした。
思いかげない収穫でした。
うちの小1娘も夢中でした。
しかし、帰り道の参道のスタバで
自分が作った勾玉を落として、ヒビが入ってしまいました。
ダーリンがネットで材料を見つけて購入したので、
時間があるときにまた家族でやろうと考えています。
太宰府天満宮の参道。
さすが、人気観光スポット、柳川と違って、観光客が大勢いました。
特に台湾・中国の観光客が多かったです。
天満宮に行く前に、まず腹ごしらえ。
観光案内所で教えてもらったお蕎麦の名店『やす武』に行きました。
おろしそば、950円。とても上品な味で美味しかったです。
小1の娘は歴史ドラマが大好きなので、神社に行きたがっています。
今年はNHKの『平清盛』を観ているので、ウキウキしながら見回りました。
@太鼓橋
@楼門
太宰府天満宮の本殿。
クリックすると拡大できます。
(上)本殿の建物の彫刻に縁起のものが彫られています。
(下)本殿の裏に絵馬がずらり飾られています。やはり学問のものが多かったです。
太宰府の民芸品『木鷽(きうそ)』を使ったくじ引き。
普通のより高かった!300円なり!
素朴で可愛い~!
九州国立博物館の帰りに太宰府名物『梅ヶ枝餅』を頂きました。
もち米とうるち米で作った生地に小豆あんを包んだものだそうです。
私は初めて食べました。
もちもちで美味しかったけれど、旅が続くので、お土産には買いませんでした。
続く
二日目の朝、街を散策することにしました。
水天宮前の風景。
川下りの終点の近くにある『六騎』鰻の店。
堀の両側にずっと並ぶ柳の木が風に揺られて、心が癒されます。
あまりに暑いので、一休み。
テレビや雑誌によく取材される店だそうです。
店番をしているおばあちゃんはとても気さくで、
娘に大盛りのカキ氷を作ってくれました。
北原白秋記念館から眺めた風景。
昔からの建物はやはりいいですね。
柳川一の観光スポット『柳川藩主立花邸御花』の松濤園。
松濤園を含む敷地全体が「立花氏庭園」として国の名勝指定されています。
御花の西洋館。
御花の前のお堀の風景。
午後は、太宰府に行きたいので、柳川の街を全部回る時間はありません。
娘も街歩きはすぐに飽きてしまうし‥
午前中だけ宿の近くを歩いて、午後は西鉄で太宰府に向かいました。