自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

大戸沢岳(南会津の山)・・・・山スキー

2018年03月31日 | 日記
平成30年3月28日(水)快晴

参加者3名 車1台

昨年初めて訪れた大戸沢岳の大斜面に惹かれて今年も行く。
標高差約1200mを約5時間~6時間で登る。
高度1200mぐらいまではかなり傾斜のきつい斜面が続くので、
スキーをかついでツボ足で登る。
気温が高いので雪が柔らかく、足が雪に沈んでしまい
踏み抜き状態のラッセルが続く。疲れる。暑い、暑い。

快晴なので、紺碧の空と純白の雪、そして雪で化粧した山々が美しい。

時間は登り約6時間、滑走して下りるのに2時間の長丁場だった。


<コースタイム> 所要時間10時間 登山・滑走時間8時間
宇都宮2:40==道の駅たじま4:20-5:30==下大戸沢スノーシェッド駐車場6:30
・・・1386m9:20・・・1553m直下10:30・・・大戸沢岳(2089m)13:10-14:00
・・・滑走・・・駐車場16:25・・・道の駅たじま17:50・・・宇都宮18:40



写真をご覧ください。


地図です。


登山開始。スキーとビンディングで5kgあるので重い荷物を担ぎあげることになる。


登山口から標高差1200m位までは、急登が続くので、シール走行は難しいのでツボ足で登る。
靴が沈む、踏み抜き状態に何度もあいながら、ひたすら登る。


随分、高度を上げてきたようだ。まだ急斜面は続く。


やっと、シール走行できる高さまで来た。これからは少しだけ楽ができるかな。


そうは甘くないぞ。また30度以上ありそうな急斜面に遭遇する。いい天気だ。しかし暑い。風がない。


1386m地点に到着。約3時間かかった。
左手の山が1553m地点だ。その右が目指す大戸沢岳である。これからまだ4時間近くかかることになる。


三ッ岩岳が間近に迫る。4月1日に行くから待ってなよ。


1553mに向かうと大戸沢岳が大きくなってくる。


大戸沢岳が白く輝く。


滑り降りる大戸沢岳の大斜面は対岸の尾根である。


そして沢へと続く。


1553m地点直下まで来た。あと標高差約500mを登る。2時間以上かかるだろう。


大戸沢岳への緩やかな稜線、有難い。少し疲労を回復させよう。


暗いような碧い空だ。


対岸の木と木の間がゲレンデのように広く広がっている。そこを滑る。


写真を撮る。空、雪、ダケカンバ、後は何もいらない。


山頂はあんなに近そうなんだが・・・・


快適な雪原歩きを楽しむ。こんな日は一年を通しても幾日もあるまい。


さあ、いよいよ頂上へアタック開始。


白根山と日光連山。少し雲が掛かっているようだ。


風雪の厳しさを語るダケカンバ。


”ほら、あの尾根を滑るんだよ。”期待は膨らむ。しかしまだまだ頂上直下はきつ~い登りが待ってるんだよ。


登ってきた稜線を振り返る。随分来たもんだ。


なだらかな雪原の散歩はホントに気持ちがいい。


影絵。


いよいよ始まる山頂までのきつ~い、きつ~い登り。


ひたすら登るだけ。


ジグザグに登る。お二人は快調だね。ワシは疲れた。


いい斜面でしょ。でも滑るのは向こう側の斜面なんです。


果てしなく続く大雪原。登っている人は大変ナンデス。


でも随分登ってきたようだ。


一休みして、振り返る。あんなに登ってきたんだ、エライ。(ヘトヘトなので自分を慰めている。)


いよいよ山頂である。燧ヶ岳が顔を出した。


正面に燧ヶ岳、右手に会津駒ヶ岳、絶景だ。


日光連山と白根山は霞んでいる。


こんな日のラーメンの味は格別とか。


小生は、サンドイッチと紅茶。


たかつえスキー場もよく見える。


さあ、滑走開始。


下まで続くこの大斜面を滑る。


滑る。


滑る。雪は柔らかめだが大雪原を独り占め。


小生も滑る。


大雪原に残された三本のシュプール。


O氏が滑る。


奇声を上げて豪快に滑る。


まだまだ大斜面は続きます。


三ッ岩岳が眼前に。あの急な沢筋を滑ることはできない、我々には。


滑る。ほとんど樹林帯はない。


沢筋に滑り降りて、山スキーは終わる。


危ないスノーブリッジを渡る。


やっと駐車場に到着。16時25分である。







コメント
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