至仏山中腹からの眺め
令和3年9月29日(水)晴れ
尾瀬ヶ原のクサモミジがきれいだというので、初めてこのシーズンの
尾瀬である。尾瀬ヶ原を散策するだけでは、物足りないので、トレーニング
を兼ねて、鳩待峠からアヤメ平経由で尾瀬ヶ原を散策して、山の鼻から
至仏山に登り鳩待峠に戻る周回コースを計画した。
アヤメ平からの池塘とクサモミジと燧ヶ岳と至仏山、そして尾瀬ヶ原の
クサモミジと池塘に浮かぶ紅葉したヒツジグサは絶品でした。
また、至仏山登山では、森林限界を超えてからの尾瀬ヶ原と燧岳の秋の
景色はまさに絶景でした。
ただ、鳩待峠からの最終バスが16時35分なので、これに間に合うように
ハイペースで歩いて山の鼻まで来たので、至仏山の岩場の急登に足が
かくかくして難儀しました。結果的には、頑張って、コースタイム通り3時間
で登りました。
至仏山から鳩待峠までは正に時間との戦いでした。
急ぎ足で場所によっては、走りました。
やっと、鳩待峠に着いたのが16時30分でした。16時35分の
最終バスに何とか間に合いました。
記憶に残る山行となりました。
<行程表>所要時間10時間、歩行時間9時間30分
宇都宮3:00==戸倉5:50-6:00==鳩待峠6:35・・・横田代7:37
・・・アヤメ平8:16・・・富士見田代分岐8:33・・・竜宮10:00
・・・牛首10:23・・・山の鼻10:50-11:15・・・森林限界12:06
・・・至仏山14:10-20・・・小至仏山15:13・・・鳩待峠16:30
・・・宇都宮20:00
では、写真をどうぞ!!
鳩待峠から出発。小屋の裏手が登山口。
ツタウルシが朝日に輝く。
樹林帯を抜けると横田代の湿原です。至仏山を背景にクサモミジです。
秋の風情です。
雲海がきれいです。
登山口から約1時間40分でアヤメ平らです。燧ヶ岳と池塘とクサモミジとウロコ雲。
木道がどこまでも伸びています。
西に目をやれば、至仏山がそびえています。
アヤメ平から富士見峠に向かって歩いていくと、燧ヶ岳が大きくなってきます。
一部、紅葉が出てきました。カエデでしょうか。奥の全山が紅葉するとどんなに
素晴らしいんでしょうか。是非、見たいものです。
色づき始めです。
富士見田代です。ここから竜宮に下ります。竜宮までは木道の整備中で
かなり歩きやすくなっています。
分岐からすぐに絶景ポイントがあります。
りんどうが清楚できれいです。
富士見田代から約1時間30分で竜宮に下りてきました。ハイペースです。
鹿よけの柵が景観を損ねています。
池塘とクサモミジとヒツジグサ。
景鶴山とクサモミジ。柵が一面に張り巡らされています。
尾瀬の定番の風景。
大きな池塘と燧ヶ岳。
70㎏の荷物を背負った歩荷さんに会いました。何往復もするそうです。
水芭蕉と至仏山のビュースポットの木道は架け替え中です。
間もなく牛首です。競歩みたいに必死で歩いています。
ヒツジグサのきれいなこと、青空を映しこんだ池塘に映えます。
山の鼻が近づいてきました。
ペースを上げて歩いたので、スタートが1時間遅れた分をとり戻しました。お昼を食べて、少し休憩して至仏山に登ります。
トリカブトが咲いています。
森林限界です。ここまでは樹林帯の急登を登り続けました。
しかし急登はさらに続くようです。
森林限界のすぐ上に絶景が現れました。紅葉と至仏山です。ほっと一息です。
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が眼前に大出現です。風も涼しくて快適です。
しばし、山の鼻で汲んできた冷たい水を飲みながら、眺めていました。
壊れた木道とい岩場の急登に、ハイペースで歩いてきたツケが回ってきたようです。
踏ん張りがきかなくなってきました。しかし、しばし格闘しているうちに、何とか
ペースが戻ってきました。安堵、安堵、やれやれ。
紅葉はまだのようです。登りはかなりきついです。足は何とかなりそうです。
高度が上がると、景色は一段ときれいになってきます。
頂上直下の最後の急登です。
山の鼻から2時間50分で山頂です。疲れました。周りはガスが掛かってきて展望はよくなくなってきました。
燧ヶ岳にも雲が掛かっています。新潟方面の山々は見えません。
小至仏山は良く見えていますが、その奥の上州武尊はガスの中です。
ゆっくりする暇もなく、小至仏山に向かいます。
振り返ると至仏山もガスに包まれています。
小至仏山山頂です。
小至仏山から、トレランです。やっと、鳩待峠に着きました。
16時30分。最終バスは16時35分なので、滑り込みセーフでした。
天気に恵まれて、いい山行ができました。
クサモミジとヒツジグサがとてもきれいでした。
また、厳しさに挑戦していきたいともいます。
今回はこれでおしまい。
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