月居山(つきおれさん)の紅葉。
令和3年11月24日(水)晴れ
月居山の紅葉は、天下一品である。
ただし、低山の中では、の話ではあるが・・・
例年の年中行事としている山行であるが、昨年は、コロナ禍で、
行けなったので、2年振りである。
今年の紅葉はというと、夏場の天候不順と秋になっても暑さが続いたことなどから
モミジの葉が落ちてしまっている木が見られ、幾重にも紅葉に包まれる月居山の姿では
残念ながら、なかった。
<行程表>所要時間:7時間 歩行時間6時間30分
高根沢グリーンパーク6:00==袋田の滝第二駐車場7:05-25==(タクシー)
滝倉トンネル登山口7:45・・・大円地健脚コース合流点8:18・・・
展望岩8:30・・・奥久慈男体山(654m)9:18-28・・・白木山分岐10:25
・・・第二展望台12:13・・・第一展望台12:31・・・
月居山(404m)13:07-20・・・月居観音堂13:30・・・生瀬滝14:00
・・・袋田の滝14:10・・・袋田の滝第二駐車場14:40==
高根沢グリーンパーク16:40
では、写真をどうぞ!!
朝7時5分に袋田の滝第二駐車場には、車が1台。
タクシーで滝倉トンネル登山口から、スタート。
ツツジの帰り花が満開。
トンネルの上を横切ると、健脚コース登山口の案内板。
登山口から15分ほど急登が続く。やっと少しなだらかな尾根に出る。
天気は上々。紅葉もきれいだ。
少し歩くと、奥久慈男体山が顔を出した。
珍しいことに、今日は雲海が見事だ。
登山口から、約30分で、大円地登山口からの健脚コースと合流する。
ここから、岩が出てくる。崖の紅葉も風情がある。
急登が続く。朝は気温が3度ぐらいだったが、今はまだ7度ぐらいだろうが
急登には暑い。風がなく、いいコンディションだ。
岩を登る。
急登の先に、展望岩が待っている。
展望岩からの眺望。雲海と右奥に日光連山が霞む。
南西方面には、筑波山や加波山が見渡せる。岩の上は、おお怖い、である。
展望岩から、奥久慈男体山に向かう。
男体山までは、岩場の急登と格闘すること約50分。結構つらい。
クサリが張ってある。
山頂直下はさらに傾斜がきつくなる。疲労困憊。最後の力を振り縛って登っていく。
やっと、東屋に着いた。一息入れて、目の前の山頂へ。
山頂です。登山口から約3時間。いい天気で、みんな満足そう。
山頂から、日光連山と右端に高原山を望む。
筑波山も結構、遠くに見える。
東屋に戻り、月居山に向かう。約4時間弱の行程である。
紅葉を楽しみながら、緩やかな尾根歩きが続く。快適な山行である。
山頂から約1時間ちょっとで、白木山分岐に至る。
写真タイム。でも、この程度の紅葉ではネェ~。
岩場の下りもあります。アクセントになっていいでしょう。
さて、紅葉を楽しみながら、陽だまりで、昼食としましょうか。
風もなく暖かいです。まさに小春日和です。
定番のお茶漬けをさらさらいただきます。
周りの紅葉です。逆光で撮りました。
昼休みが終わり、また出発です。紅葉の中をゆっくり歩きましょう。
イロハモミジのまばゆいばかりの赤です。
こちらは、赤と黄色と少しですが緑の取り合わせです。
この鮮やかな赤、青空に映えて。いかがでしょうか。
快適な山行が続きます。山はいいなあ。
第二展望台にきました。雲が結構出てきました。
月居山の紅葉は晴れていないと鮮やかじゃないので、心配です。
ツツジが穏やかな陽だまりに静かに咲いています。
一面、黄色一色です。この山では珍しい光景です。
第二展望台から20分ほどで、第一展望台です。もう月居山までは30分弱です。
このピークを登れば、月居山でしょうか。頑張れ!!
月居山(つきおれさん)に到着です。今年も見せてくれます。
赤、黄、赤みがかった黄色のグラデーション。目が覚めるようです。
絶妙なコントラスト。
鮮やかな燃えるような情熱的な赤。
ご機嫌の面々。
パステルカラー。紅葉は、まだまだ、続きます。
逆光に映える。
赤に黄色のアクセント。
天を突く。青空になって本当によかった。
語らいの時。他人でもすぐに打ち解けてしまう山の魅力。
月居城址。
月居山ともお別れ。来年また会いましょう。
月居観音堂。
生瀬滝と紫式部の実。
袋田の滝の上部。
袋田の滝の紅葉。
袋田の滝の夕景。
奥久慈男体山の岩場のトレーニングと月居山の紅葉はいつ来ても素晴らしい。
ただし、今年は、残念ながら、モミジの枯れ枝が見られ、
重厚に紅葉に彩られ包まれた紅葉のじゅうたんというか、紅葉の海というか
重厚さに欠けるというか、そんな完全な紅葉ではなかったのが、欲をいえば淋しい。
夏の暑さと秋口の冷え込み不足なのか、地球温暖化のせいなのか、
いずれにせよ一過性の事象であってほしい。
今回はこれでおしまい。
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