自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

槍ヶ岳に登る・・・憧れの北アルプスの名峰へ

2011年08月31日 | 日記
平成23年8月26日(金)~28日(日)

宇都宮ハイキングクラブ定例山行

参加者9名(内女性3名、最年長71歳男性)


スケジュール概要

8月26日・・・上高地から槍沢ロッジへ(泊)

8月27日・・・槍沢ロッジから大曲・東鎌尾根経由槍ヶ岳山荘・槍ヶ岳山頂へ
      
槍ヶ岳山荘・坊主岩・天狗原分岐・大曲・槍沢ロッジ(泊)

8月28日・・・槍沢ロッジから上高地へ




行動ルート

8月26日  天気 雨が降ったり止んだり。

宇都宮5:50===沢渡ーー上高地10:40・・・明神11:40(昼食)発12:00


・・・徳沢12:50・・・横尾14:00・・・槍沢ロッジ15:30(泊)


8月27日  天気 快晴

槍沢ロッジ5:00・・・ババ平5:35(朝食)・・・大曲6:15・・・水俣乗越7:20

・・・ヒュッテ大槍9:20・・・槍ヶ岳山荘10:20・・・槍ヶ岳山頂10:55

・・・槍ヶ岳山荘11:40(昼食)発12:10

・・・坊主岩12:50・・・天狗原分岐13:45・・・大曲14:20・・・ババ平14:50

・・・槍沢ロッジ15:10(泊)


8月28日  天気 快晴

槍沢ロッジ6:00・・・横尾7:15・・・上高地10:30



待ちに待った憧れの槍ヶ岳登山である。

天気予報によれば、天気はあまり良くない。

案の定、初日は雨に降られ幸先は悪い。

しかし、2日目は、天気予報が見事にはずれ、山は快晴である。

東鎌尾根からの眺望は真っ青な空と山々の稜線の美しさで圧巻。

なかでも、特に槍ヶ岳の迫力と美しさには圧倒され、また、たくさんの花に巡り合い、

北アルプスの美しさのなかの山行を充分満喫した3日間であった。





槍沢ロッジからのルート。



8月26日(金)

雨の中、上高地から、槍沢ロッジまでの山行。歩行距離約13.7km。標高差307m。


沢渡からタクシーで上高地まで。


上高地から、雨の中を さあ、スタート。


河童橋も雨に濡れている。


雨の中を黙々と。


雨が上がったので、カッパを脱いだ3人の熟女。


歩き始めて約1時間、明神に到着。昼食タイム。




また、降り出した雨の中を約50分歩いて、徳沢へ。井上靖が”氷壁”を書いた宿徳沢園。


横尾にも雨雲が。


槍見河原、雨は上がったが、残念ながら槍ヶ岳は見えない。




15:30 今日の宿、槍沢ロッジ到着。


乾杯!!明日の槍ヶ岳登頂の前祝い?


8月27日(土)快晴。 歩行距離片道約5km、往復で10km、標高差1366m。

槍沢ロッジから東鎌尾根経由槍ヶ岳山頂、下山は、坊主岩、天狗原分岐を経て槍沢ロッジへ。(泊)



槍沢ロッジから1時間程歩いて、槍沢大曲り(水俣乗越分岐)。


ここから、急登が続く。可憐な花が激励してくれる。



途中、写真中央奥に北穂高岳の山の先端が・・・見えますか?


大曲りから約1時間の急登が終わりやっと水俣乗越へ。



ここからが東鎌尾根です。

大きく展望が開けます。しばし、ここからの眺望をお楽しみ下さい。



待望の槍ヶ岳があんなに大きくなってきました。小生も感動と感激。



 

   
北穂高岳ですよ。

 
みんなもうれしそう!!   


北鎌尾根。厳しそうな尾根が逆に美しい。


ズームで撮るとこの迫力。真っ青な空に聳える名峰!!
左側の肩に見える赤い屋根が槍ヶ岳山荘。


槍ヶ岳の写真、解説なしでどうぞ。






まだ山頂まで4時間はかかるでしょう。あの見える2つの山も越えて行きます。


この山も越えます。


一度下ります。写真でおなじみな光景でしょう。








 
また、槍ヶ岳の雄姿をご覧あれ。








燕岳方面です。









いい写真でしょう!!







ヒュッテ大槍が見えてきました。この辺は標高2800mはあるでしょう。

かなり、つらい、疲労困憊状態。空気が薄いのでしょうか。



槍ヶ岳はどんどん近づいてきます。それが救いです。






もう少しだ、頑張れ!リーダーの励ましで最後の一踏ん張り。



歩き始めて5時間半、やっと槍ヶ岳山荘到着です。



ここにザックを置いて、憧れの槍ヶ岳の頂上目指します。












このハシゴを登るとそこは山頂であった。


やりました。シャレではありません。本当の槍ヶ岳です。
生涯で登った最高峰3180m山頂です。



みんなで万歳!!



同期の桜、篠崎氏と。喜びをかみしめています。


残念ながら、山頂はガスがかかって何も見えません。








眺望はゼロなので下ります。


垂直なハシゴ。登ってくる人下りる人が小さく見えます。



槍ヶ岳山荘で昼食です。一杯1000円のラーメンです。味はいまいちですが、征服感というか、安心感というかで、

まず、美味かったことにしよう。


真下からの霞んだ槍ヶ岳もいいでしょう。



昼休み約30分、12:10下山です。

下山は槍沢沿いを坊主岩、天狗原分岐から大曲り、ババ平、槍沢ロッジ(泊)15:10着。

所要時間約10時間、歩行時間約8時間。

途中の風景・・・花畑をピクニック気分で写真を撮りながら楽しめた。


坊主岩



雪渓と槍沢の清流




8月28日(日)快晴

槍沢ロッジから上高地へ。


朝、槍沢ロッジから槍ヶ岳が朝日を浴びてきれいに見えます。


梓川の紺碧の透き通るような水の色。


焼岳です。


河童橋付近、梓川に流れ込む渓流、水が透き通っています。


河童橋です。

いよいよ山行も終わりです。天気がいいだけに帰るには、後ろ髪引かれる思いがします。





今回、出会った花の紹介です。ありがとう、とてもきれいでした。




トリカブト・・・最初に出会った花です。たくさん咲いています。


サラシナショウマ・・・蝶々が止まっています。



キツリフネ


シオン


ミヤマアキノキリンソウ




リンドウ


キヌガサソウ・・・最盛期の花はとても美しいのですが・・・


シモツケソウ


ニッコウキスゲ・・・今年最後の花か?




ヨツバシオガマ


ハクサンイチゲ





イワオトギリ


ヤマハハコ


ハクサンフウロ


ベニバナイチゴ?


ミヤマキンポウゲ


キオン?




○○アザミ


ウサギギク


アオノツガザクラ


イワギキョウ


トウヤクリンドウ


アオノツガザクラ


イワツメクサ


クロトウヒレン




北アルプスにすっかり魅せられました。

機会を見てまた縦走など計画したいものです。

今回はこれでおしまい。






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コメント
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