平成26年7月21日(月)~23日(水)
宇都宮ハイキングクラブ定例山行
参加者6名(男4、女2) 7人乗り車使用
後立山連峰を縦走するワクワクする今回の山行である。
唐松岳の華麗な山容は感動的、そして残念ながら五竜岳は、ガスの中で、
あの荒々しい姿を見ることは出来なかった。
鹿島槍ヶ岳は、どっしりと構えていて双耳峰が美しさを引き立てている。
高山植物が、それぞれの花を競って咲かせ、短い夏を謳歌している。
まさに、天上の楽園である。
天気はこの時期としては、まずまずとしよう。
今回はその1として、7月21日をご紹介しましょう。
<コースタイム> 歩行時間7時間(休憩含む)
壬生3:50==(上信越道)長野IC--八方7:35・・・八方尾根スキー場白樺ゲレンデからゴンドラ8:05
ーーアルペンクワッドリフトーーグラートクワッドリフト(山頂駅・八方池山荘)8:38・・・第二ケルン9:15
・・・八方池9:40・・・丸山11:04・・・唐松岳頂上山荘11:50-12:10・・・唐松岳12:30・・・山荘13:00
・・・大黒岳・・・白岳(巻き道)・・・五竜山荘(泊)15:35 9,500円(2食付)
では、写真で辿りましょう。
今回のルートである。厳しさと楽しさが詰まった山行となりそうだ。
八方駐車場。
八方尾根スキー場白樺ゲレンデゴンドラ乗り場。冬には毎年スキーでお世話になる。
ゴンドラから見る白馬の集落。
アルペンクワッドリフトに乗り継ぐ。有名な兎平ゲレンデを滑る時に利用する。
お花畑を空中散策とシャレこむ。
グラートクワッドリフトへと乗り継ぐ。このリフトは、スキーの山頂駅まで行く。
スキーでは、リーゼングラートコースでふかふかの非圧雪の新雪が楽しめる。
リフトの山頂駅へ。
山頂には、八方池山荘がある。
ここからが、唐松岳登山への出発点になる。
案内板。
海の日の祭日なので、登山者で大にぎわい。さすが、北アルプスだ。
湿原コースと尾根コースがある。湿原コースには人があふれる。我々は展望の尾根コースを行く。
しかし、悲しいかな、ガスで展望はない。
しばらく行くと、大きな雪渓だ。涼しくて気持ちがいい。
第二ケルンが見えてくる。
第二ケルン到着。約35分歩いた。
登山者は多い。
やがて、八方池が見えてくる。天気がよければ、白馬岳が池に写るというが・・・
素晴らしい眺望の稜線歩きのわけが・・・
でも、少し明るくなってきたみたいだ。期待しよう。
白馬岳から唐松岳へ連なる尾根上にある3峰が顔を出してきた。この稜線が不帰キレットと呼ばれる険しい岩場だ。
前方に丸山が見える。白と緑が美しい。
また、雪渓を渡る。
まだ、こんなに雪が残っているなんて、驚きだ。
丸山が近づく。青空が、うれしい。
丸山ケルン到着。登山口から2時間20分。
青空の中に唐松だけが聳える。一番左の山だ。3つのとんがった山が3峰でその右の稜線が不帰キレットだ。
アップで。一番右の山が天狗ノ頭かな。
唐松岳へ歩く。
唐松岳頂上山荘の手前のガレ場。
山荘が見えてきた。
山荘から見る唐松岳。山荘到着は、登山口から3時間10分。
唐松岳をバックにパチリ。ここで、唐松岳を眺めながら昼食。多くの人も感動しながら食べている。
唐松岳は裾野の長いやや女性的な美しい山だ。きれいな稜線には人がいっぱい。
さあ、登ろう。
コマクサもきれい。
山頂です。しかし、ガスで展望は悪い。五竜岳も見えない。
山頂から見下ろす小屋。かなり遠くに見えるなあ。
五竜岳は、ガスの中。
下山して、五竜山荘に向かう。
五竜岳への険しい岩稜帯を行く。牛首と呼ばれ、まるで天に頭を突き出しているようだ。
牛首の岩場を行く。青い空と稜線の左はガスが真っ白でそのコントラストが美しい。
”下からも撮ってあげるよ”といって見上げる仲間たち。岩場もなんのその。
尾根道が伸びる、どこまでも、ず~っと。大きい景色だ。
登っては、
下る、を何回繰り返すことやら・・・
五竜岳はまだ見えない。
雄大な景色に吸い込まれるようだ。
岩稜の大黒岳かな。
山肌に練り込まれたような真っ白な雪渓。一流の芸術作品だ。
雪渓を見下ろすコイワカガミ。きれいに咲くわけが分かるようだ。
ヨツバシオガマとシシウドが雪渓を望む。
まだまだ、道は遠そうだ。
しばらく歩くと、白岳が見えてきた。ゴールは近い。
五竜山荘への道だ。
コマクサが砂礫の中で可憐に咲いている。
白岳を巻いて行く。
遠見尾根分岐の標識だ。
やっと、見えてきた、五竜山荘だ。
到着。歩くこと7時間。
山荘に荷物を下ろして、周辺を散策。五竜岳は依然見えない。
夕焼けと雲海。
山荘前の大雪渓。
今日、出会った花たち・・・45種
ニッコウキスゲ
イワシモツケ
ヤマブキショウマ
エゾシオガマ
シシウド
ウスユキソウ
キバナノカワラマツバ
タカネナデシコ
シモツケソウ
シロバナノクモマニガナ
コメツツジ
ママコナ
ウツボグサ
オオバギボウシ
ヨツバシオガマ
ハクサンダイキ
イワイチョウ
チングルマ
ハクサンコザクラ
アズマギク
ハクサンチドリ
ムシトリスミレ
イブキジャコウソウ
タカネバラ
チシマギキョウ
ダイモンジソウ
ミヤマカラマツ
クルマユリ
シラネアオイ
サンカヨウ
ミヤマキンポウゲ
キヌガサソウ
オオヒョウタンボク
ベニバナイチゴ
ショウジョウバカマ
ミネズオウ
ツガザクラ
アオノツガザクラ
アカモノ
ミヤマダイコンソウ
アズマギク
コマクサ
ハクサンフウロ
タカネツメクサ
ハクサンシャクナゲ
一日目は終わった。きれいな花がたくさん見られて幸せだった。花は、まとめて後でご紹介します。
楽しく宴会をして、一人1枚の布団で就寝。
次回、核心部のレポートをします。
今回は、これでおしまい。
↓弊社のホームページも是非ご覧ください。
宇都宮ハイキングクラブ定例山行
参加者6名(男4、女2) 7人乗り車使用
後立山連峰を縦走するワクワクする今回の山行である。
唐松岳の華麗な山容は感動的、そして残念ながら五竜岳は、ガスの中で、
あの荒々しい姿を見ることは出来なかった。
鹿島槍ヶ岳は、どっしりと構えていて双耳峰が美しさを引き立てている。
高山植物が、それぞれの花を競って咲かせ、短い夏を謳歌している。
まさに、天上の楽園である。
天気はこの時期としては、まずまずとしよう。
今回はその1として、7月21日をご紹介しましょう。
<コースタイム> 歩行時間7時間(休憩含む)
壬生3:50==(上信越道)長野IC--八方7:35・・・八方尾根スキー場白樺ゲレンデからゴンドラ8:05
ーーアルペンクワッドリフトーーグラートクワッドリフト(山頂駅・八方池山荘)8:38・・・第二ケルン9:15
・・・八方池9:40・・・丸山11:04・・・唐松岳頂上山荘11:50-12:10・・・唐松岳12:30・・・山荘13:00
・・・大黒岳・・・白岳(巻き道)・・・五竜山荘(泊)15:35 9,500円(2食付)
では、写真で辿りましょう。
今回のルートである。厳しさと楽しさが詰まった山行となりそうだ。
八方駐車場。
八方尾根スキー場白樺ゲレンデゴンドラ乗り場。冬には毎年スキーでお世話になる。
ゴンドラから見る白馬の集落。
アルペンクワッドリフトに乗り継ぐ。有名な兎平ゲレンデを滑る時に利用する。
お花畑を空中散策とシャレこむ。
グラートクワッドリフトへと乗り継ぐ。このリフトは、スキーの山頂駅まで行く。
スキーでは、リーゼングラートコースでふかふかの非圧雪の新雪が楽しめる。
リフトの山頂駅へ。
山頂には、八方池山荘がある。
ここからが、唐松岳登山への出発点になる。
案内板。
海の日の祭日なので、登山者で大にぎわい。さすが、北アルプスだ。
湿原コースと尾根コースがある。湿原コースには人があふれる。我々は展望の尾根コースを行く。
しかし、悲しいかな、ガスで展望はない。
しばらく行くと、大きな雪渓だ。涼しくて気持ちがいい。
第二ケルンが見えてくる。
第二ケルン到着。約35分歩いた。
登山者は多い。
やがて、八方池が見えてくる。天気がよければ、白馬岳が池に写るというが・・・
素晴らしい眺望の稜線歩きのわけが・・・
でも、少し明るくなってきたみたいだ。期待しよう。
白馬岳から唐松岳へ連なる尾根上にある3峰が顔を出してきた。この稜線が不帰キレットと呼ばれる険しい岩場だ。
前方に丸山が見える。白と緑が美しい。
また、雪渓を渡る。
まだ、こんなに雪が残っているなんて、驚きだ。
丸山が近づく。青空が、うれしい。
丸山ケルン到着。登山口から2時間20分。
青空の中に唐松だけが聳える。一番左の山だ。3つのとんがった山が3峰でその右の稜線が不帰キレットだ。
アップで。一番右の山が天狗ノ頭かな。
唐松岳へ歩く。
唐松岳頂上山荘の手前のガレ場。
山荘が見えてきた。
山荘から見る唐松岳。山荘到着は、登山口から3時間10分。
唐松岳をバックにパチリ。ここで、唐松岳を眺めながら昼食。多くの人も感動しながら食べている。
唐松岳は裾野の長いやや女性的な美しい山だ。きれいな稜線には人がいっぱい。
さあ、登ろう。
コマクサもきれい。
山頂です。しかし、ガスで展望は悪い。五竜岳も見えない。
山頂から見下ろす小屋。かなり遠くに見えるなあ。
五竜岳は、ガスの中。
下山して、五竜山荘に向かう。
五竜岳への険しい岩稜帯を行く。牛首と呼ばれ、まるで天に頭を突き出しているようだ。
牛首の岩場を行く。青い空と稜線の左はガスが真っ白でそのコントラストが美しい。
”下からも撮ってあげるよ”といって見上げる仲間たち。岩場もなんのその。
尾根道が伸びる、どこまでも、ず~っと。大きい景色だ。
登っては、
下る、を何回繰り返すことやら・・・
五竜岳はまだ見えない。
雄大な景色に吸い込まれるようだ。
岩稜の大黒岳かな。
山肌に練り込まれたような真っ白な雪渓。一流の芸術作品だ。
雪渓を見下ろすコイワカガミ。きれいに咲くわけが分かるようだ。
ヨツバシオガマとシシウドが雪渓を望む。
まだまだ、道は遠そうだ。
しばらく歩くと、白岳が見えてきた。ゴールは近い。
五竜山荘への道だ。
コマクサが砂礫の中で可憐に咲いている。
白岳を巻いて行く。
遠見尾根分岐の標識だ。
やっと、見えてきた、五竜山荘だ。
到着。歩くこと7時間。
山荘に荷物を下ろして、周辺を散策。五竜岳は依然見えない。
夕焼けと雲海。
山荘前の大雪渓。
今日、出会った花たち・・・45種
ニッコウキスゲ
イワシモツケ
ヤマブキショウマ
エゾシオガマ
シシウド
ウスユキソウ
キバナノカワラマツバ
タカネナデシコ
シモツケソウ
シロバナノクモマニガナ
コメツツジ
ママコナ
ウツボグサ
オオバギボウシ
ヨツバシオガマ
ハクサンダイキ
イワイチョウ
チングルマ
ハクサンコザクラ
アズマギク
ハクサンチドリ
ムシトリスミレ
イブキジャコウソウ
タカネバラ
チシマギキョウ
ダイモンジソウ
ミヤマカラマツ
クルマユリ
シラネアオイ
サンカヨウ
ミヤマキンポウゲ
キヌガサソウ
オオヒョウタンボク
ベニバナイチゴ
ショウジョウバカマ
ミネズオウ
ツガザクラ
アオノツガザクラ
アカモノ
ミヤマダイコンソウ
アズマギク
コマクサ
ハクサンフウロ
タカネツメクサ
ハクサンシャクナゲ
一日目は終わった。きれいな花がたくさん見られて幸せだった。花は、まとめて後でご紹介します。
楽しく宴会をして、一人1枚の布団で就寝。
次回、核心部のレポートをします。
今回は、これでおしまい。
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