平成30年12月16日(日)曇り、時々晴れ
宇都宮ハイキングクラブ定例山行
参加者14名(男12、女2)車4台 ザック重量9kg
例年行っている、当クラブの新雪雪山訓練です。
去年は、雪が多くて、ラッセルに大難儀したあげく、
吹雪かれて、山頂を踏めなかった。
今年は、雪が少なそうである。はたして、いかがだったでしょうか。
<我々のコースタイム>所要時間7時間10分、歩行時間6時間40分
城山4:30「==赤沼茶屋==菅沼登山口(1740m)6:50・・・
弥陀ヶ池(2300m)9:25・・・白根山(2578m)10:45・・・
弥陀ヶ池11:50・・・菅沼登山口14:00・・・湯元(入浴)
・・・城山16:20
では、写真をどうぞ!!
菅沼登山口駐車場。今年は車が10台程度と少ない。昨年は30台ぐらいは既に止まっていた。
さあ、出陣!!
20分程度登ったところでアイゼンを装着。
今年は、雪が少ない。
少ない雪が踏み固められて、締まっているので歩きやすい。
夜明け前のほの青い世界が幻想的だ。
登るに従って、雪がだんだん多くなってくる。
雪のジャングルを行く。(I橋の写真を拝借)
雪の急斜面を行く。かなり暑い。半袖の下着と厚手の長袖の上に、カッパだけしか着ていないのに・・・
登山口から、2時間35分で弥陀ヶ池に到着。白根山が出現する。
一面、雪に覆われて雪原と化した弥陀ヶ池。
山頂に向かって粛々と進む。薄日が差して、風がないので気持ちのいい行軍だ。
山頂を見上げる。やはり雪は少なそうだ。
弥陀ヶ池を過ぎると、胸突き八丁の急登が始まる。
二班に分けたので、後続を振り返る。
やっと緩やかな登山道にでる。ここで呼吸を整えて、
すぐ、やってくる急登に備える。アイゼンが重い。
踏み固められた登山道を黙々と登る。急なので結構辛い。
視界が拓けてきた。女峰山と大真名子が見えてきた。
霧氷を眺めながら、緩やかな雪道をゆっくり歩む。
瞬時であるが、陽がさしてきて、周りの山々が白く輝やいている。(I橋の写真を拝借)
朝日に輝く霧氷。霧氷は陽が差すと一瞬で消えてしまうはかない命だ。
女峰山が大きくなってきた。
展望を楽しみながら、しばし緩やかな尾根を行く。
振り返ると、右から燧ヶ岳、越後三山、至仏山などの山々が望める。
弥陀ヶ池を見下ろす。随分、高度を上げてきた。
男体山も顔を出してきた。左奥に、高原山も見えている。
谷川岳と手前に上州武尊山が見えている。
燧ヶ岳の右には会津駒ヶ岳、左には平が岳が一望できる。
山頂までの険しい登りを前に、展望を楽しみながら一時の休息を取る。
後続組が登ってくる。
さあ、これから、山頂までは厳しい岩峰を登り続けなければならない。
まず、ルンゼを目指す。
ルンゼを過ぎると、登りは一層きつくなる。
山頂から一つ手前のピークが目の前だ。
一番の難所を越えて山頂へと。(I橋の写真を拝借)
重い足を持ち上げながら、一歩一歩登る。
山頂が見えてきた。
1組目の6人が山頂に着いた。風が強くて寒い。というより痛い。
たまには、一人で、パチリ。(I橋の写真を拝借)
日光連山が大きく聳える。
至仏山と越後三山を望む。
中央に富士山が見える。(写真では確認できないかもしれませんが)
北アルプスの山々。
寒いので、そうそうに下山開始。
山頂を振り返る。荒々しい山だ。
少し下山して、風のないところで昼食。至仏山、谷川岳などを眺めながら・・・・
右から、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、平が岳、越後三山、至仏山などが連なる。
下に見える菅沼を目指して下山開始。
水墨画の世界。
下山の時しか見られない雄大な光景だ。
核心部の急な岩場を下る。
雪山は実に美しい。
霧氷と燧ヶ岳。ファインショトかな。
山頂から40分で、弥陀ヶ池に下山。
弥陀ヶ池から約2時間で、無事ご帰還。ご苦労様でした。
雪が少なくて、雪が締まっていて大変登りやすい雪山登山だった。
山頂は風が強かったが、山頂以外は、風があまりなくて、しかも高曇りで
展望も楽しめたので満足である。
アイゼンを履くので、登頂できるかどうか心配であったが、なんとか山頂に立てた。
来年も挑戦することになるだろう。
今回はこれでおしまい。
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