ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

今年の「慰霊の日」の予定(20200516)

2020年05月16日 | 歴史から学ぶこと
 コロナ禍で今年の慰霊の日の式典を沖縄県は、大幅に縮小して行うそうです。6月23日11時55分から30分。場所は国立沖縄戦没者墓園で。安倍首相も招待しない(メッセージを沖縄総合事務局長が代読)。広島市長、長崎市長を初めて御招待の予定をメッセージを頂くべく依頼するとか。 例年やっている「沖縄 国際反戦集会」はどうなるのか、不明だが、たぶんやらないだろう。 こういうことなので、各地の慰霊碑などを巡りな . . . 本文を読む

「5.15」を前に、沖縄県議選に注目しています(20200513)

2020年05月13日 | 歴史から学ぶこと
 おはようございます。今朝の名護は晴れています。沖縄はもう梅雨に入り、雨や雷雨の季節を迎えています。「5・15」平和行進というと大雨の中を歩いた記憶が蘇ります。 今年はコロナ禍でそれもない。新聞には「5.15」に向けての記事が散見されています。5月15日は毎年やってきますが、これは沖縄が日本に「復帰した日」と言われています。1972年5月15日。 今思い返せば、あのころの私は「沖縄返還協定粉砕!」 . . . 本文を読む

むのたけじの思索を受けて、今、私たちが考えるべきことーⅡ(20200310)

2020年03月10日 | 歴史から学ぶこと
Ⅲ:それでは、何が問題なのか?①個人としての語り(総括)が弱いのではないか? 私は「たいまつ」時代の30年間を知らない(関連本を未読)からかもしれないが、むのたけじ個人の歩みの中からの総括が弱い気がする。1915年生まれの彼だから、1935年には20歳であり、36年に朝日新聞に入っているのだ。皇国青年だったかも含めて、真摯に振り返ることが重要だ。45年の退社も「ごめんなさい」にしかなっていないので . . . 本文を読む

むのたけじの思索を受けて、今、私たちが考えるべきこと-Ⅰ(20200310)

2020年03月10日 | 歴史から学ぶこと
◎久しぶりに長い文章を書いた。今回それを2つに分けてブログに転載する。Ⅰ:はじめに むのたけじの「希望は絶望のど真ん中に」の冒頭に書かれている彼の総括(?)を読んで、私が考えるべきと考えたことを書き綴る。私が書きたいことは、既に亡くなってしまった彼に対する批判ではない。彼が「空洞」の中をもがいてきたことを少しでも明らかにすること、なによりも私(たち)の自己批判であり、できれば今後を生きる指針を見い . . . 本文を読む

「誰も知らない特攻ー島尾敏雄の『震洋』体験」を読んで(20200130)

2020年01月30日 | 歴史から学ぶこと
 馬場明子著「誰も知らない特攻-島尾敏雄の『震洋』体験」(2019年9月刊)を旅先で読了。 かっての皇軍の特徴として(本性?)に特攻攻撃をあげることができる。自身の肉体と精神を賭けて自爆攻撃するやりかただ。この一番有名な部隊が「神風(しんぷう)特攻隊」だ。これは空の特攻であり、海の特攻は「回天」と「震洋」があった。また、ドデカイ特攻は戦艦大和の最後の闘い(沖縄に向かおうとした)もある。沖縄戦を顧み . . . 本文を読む

「江戸時代の朝鮮通信使-260年続いた平和の交隣関係」(東京191204-200503)

2019年11月27日 | 歴史から学ぶこと
 東京の高麗博物館で『江戸時代の朝鮮通信使ー260年続いた平和の交隣関係』が来る19年12月4日~20年5月3日の日程で始まります。是非ともご覧頂きたい。 今日の日韓関係は戦後史上最悪の関係になってしまったが、こんなことは、大日本帝国による朝鮮半島への植民地支配がなければありえないことであり、過去から何一つ学ぶ姿勢のない安倍政権がもたらしたものだ。 ここでいう朝鮮通信使とは、豊臣秀吉による朝鮮侵略 . . . 本文を読む

今日も沖縄県警は東京へ(191023)

2019年10月23日 | 歴史から学ぶこと
 今日の辺野古は、安和は、平静だった。機動隊がいないから、ゲート前から工事車両が入れなかった。安和でも同じ。こんなにいいことないだろう。 しかしこれは誰のお陰か? なぜ沖縄県警機動隊が沖縄にいないのか? 東京に皇室警備にかりだされたからだ。「天孫降臨」の神話に基づく高御座(たかみくら)に乗って、首相以下3権の長が万歳三唱したそうだ。「即位の礼」なるものを守るために沖縄県警も動員されたので、工事がな . . . 本文を読む

伊達判決60周年記念 真の事件を問う(191020)

2019年10月20日 | 歴史から学ぶこと
遅くなってごめんね。本日です。「伊達判決から60年。戦後社会の大きな分岐点となった60年安保を、ひとつの事件として捉え、知られざる真相と『伊達判決』の意義を再照明する。文士たちによる反骨精神の脈流を喚起しつつ、今の『ペンの力』のあり方について考えてみては如何だろうか。」とある。日時:2019年10月20日 13:00から16:30会場:砂川学習館講堂(立川市立川駅北口路線バス①③番停留場から砂川④ . . . 本文を読む