ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補充】体も心も、冴えない中で(20231106)

2023年11月06日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2023年11月6日(月)晴れ

 昨日は、北谷町まで「国による代執行を許さないデニー知事と共に地方自治を守る県民大集会」に行ってきました。またもや遅刻。またもやバス酔いになり、行っただけ。無事に帰ってきたのでよしよし。

 先週は凡ミスを犯したり、RD(レゾリュート・ドラゴン米日共同演習)の記事がわかりにくいとのご意見を頂くなど、唸ることばかりでした。わかりにくいのは100も承知。私の理解が足りていないのですから。「多次元統合防衛力」の世界ですから、高度なコンピュータの世界。だからこそ机上(パソコン)での演習と現場での演習を統一できなければ、思惑通りいかないでしょう。

 いずれにしても戦争は殺戮と破壊です。この戦争が起きてしまえば、琉球諸島が戦場となります。また、琉球諸島の軍事拠点と、そこへの軍事的な指揮命令系統をもっている日本国の政府、軍事拠点も攻撃をうけることでしょう。ただならぬ事態に日本全体が陥ります。

 一方で、イスラエルの高官は、ガザ攻撃に核使用まで言い出しています。軍事大国を笠に着た思い上がりのトンデモナイ発言です。イスラエルは昔、独・ナチスから迫害を受けたユダヤ人の民族国家です。差別を受け大虐殺を受けた民族が、同じ過ちを他民族に繰り返す人間の愚かしさ。しかしそれは同じ白人同士の団結に過ぎず、パレスチナ人が暮らしてきた土地を武力で奪い、虐げる間違いをおかしてきたのです。ハッマースが犯したミサイル攻撃もテロですが、イスラエルのパレスチナに対する武力攻撃の歴史を忘れてはなりません。私たちは、武力で平和はつくれないのだと学ぶべきでしょう。

 米国は常にイスラエルを支持してきました。何故かを問えばいろいろな理由があるのでしょうが、私は2点が重要だと思っています。米国もイスラエルも侵略・武力国家。「新大陸」と称してヨーロッパから渡った白人が先住民を追い出し、迫害を重ねながら造り上げたアメリカ合衆国です。イスラエルもユダヤ教の白人がパレスチナの一角を占領して造り上げてきた国家です。両者は、白人が支配者であり、「武力が正義」で団結しているのです。そして武力で儲ける国家です。

 寒々とした話しですが、これが真実です。実は日本国も50歩100歩なのです。話しが長くなるので、ここでは言及しません。話を元に戻すと、日本国が大きな一端を担う対中戦争に、「核抑止」が含まれており、米国の核戦略をバックに持っているのです。口にするか否かを別にして、被爆国日本国家は、核使用と無縁ではない。それが現実です。

 私たちは、もっと冷徹に現実を見る必要があります。あくまでも様々な事象を客観的に見通す目です。客観・主観の客観。ただ客観主義には自身を別に置いてしまうところがあります。そうではなく、冷徹な目は、他者を見る目と、自身を問う目を重ねながらでなければ、ならないのです。むろん、冷徹と冷酷は全く意味合いを別にしています。社会科学の目と殺人鬼の目。

 話が堅い話になりましたが、私は体も心もほどほどに、冷徹に生きていきたい。まだ死にませんよ。死ねません。



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