ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

自然と、人間の社会の中で(20210414)

2021年04月14日 | その日暮らし

 おはようございます。今朝起きたら9時でした。もっとも2時に寝たのでした。今日から辺野古テント村はお休みなので、自分のペースで自分の遣りたいようにやります。ご承知起き下さい。

 もっとも4月18日、うるま市長選が告示になるし、新基地建設の工事は全く止まっていません。

 さて石垣島で11時間30分歩いたことに触れました。突然の予定変更となりましたが、ぱっと適格に変更し、無事に戻れました。これは体力に余裕があったからですが、私が石垣島の地形等を承知しているから悩まずにできたのです。数年前に久米島に行ったのですが、このとき、前日の寝不足がたたって、道を間違え予定のコースを歩けませんでした。これも地形などをどれだけ自分が承知しているかが大きいです。無理すると深みにはまるので、敢えて諦めました。また行けば良いと。

 頭の中に地形図をどれだけ描くことができているのか、これが重要です。私は若い頃、登山をやっていたので、このことの重要性、死活性を充分承知しています。

 翻って、人間社会の中の複雑性、魑魅魍魎性も負けず劣らず難しい。この人、なんでこんなことを言い出すのか、全く理解に苦しむことがままあります。こうなると喧嘩するか、無視するかしかなくなります。どちらも悲しいことですが、現実です。

 しかし無視していたら、関係が悪くなるばかり。これを打開する道を見いださねばなりません。ひとり一人の、自分の建前と本音を照射して、手がかりをみいださねばならない。このためには第三者が入ることも必要だし、組織の責任を問うことも重要です。直対応していたら全然ダメ。

 人は論理だけで動くものじゃなく、感情が左右する。誰でも50歩100歩の感情丸出しの人間ですから、えっ!となるのです。自然ならばウソはないので、一見の姿と、裏に潜む危険にも目が行き届きます。行かなければ遭難死ということもありますが、危険そうなときは無理しないことが大切です。

 人間はウソも偽りもあり、本音もある。人間社会の「地形図」を描くのは簡単じゃない。だからそういうものだと諦めて、付き合うしかないでしょう。付き合わないで済む関係ならば切れば良い。

 距離を取り、あの手この手を考える事も重要なようです。木村草太(憲法学者)じゃないけれど、新手をくりだすことが必要なのでしょう。

 繰返しますが、3人寄れば文殊の知恵となる関係を大切に育てることや、これまでこいつはこうだからと諦めていた人にも、発破をかけるやら、知恵を絞って前向きに努力するしかない。要は人間の資質が問われているのです。これは自分のこともです。頑張りましょう。

 



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