2024年12月26日(木)曇り 中城湾へ
12月26日お昼頃、連絡が入ってきた。中城湾港に居るサンドコンパクションパイル工法の船が動いていると。私は辺野古に行く段取りを完了させ、出発準備は万端だった。急遽、沖縄高速自動車道の「喜舎場」(きしゃば)に向かった。前回、泡瀬干潟側から見て、岸壁によって、台船部分が見えなかったので、見る位置を海に向かって右(南)に変えることに決めていた。
途中の金武インター付近から伊芸にかけ、12月22日までサンドコンパクションパイル工法の船1隻が沖合い停泊していたので、これを追ったが見当たらなかった。ただし走行中の観察の上、曇天で、視界が悪かったために見落としたのかもしれない。また帰路(18時過ぎ)も注意していたが、未確認。
北中城村喜舎場に14時30分到着。ここから東に渡口に向かう。県道81号線だ。
15:16 ここから見ても、泡瀬干潟埋め立て地の壁で下部が見えない。若干動いたようだ。視界が悪いが、見えないこともない。
15:16 同じ位置から右を見る。洋上に2基が浮かんでいる。計3基。
坂を下る。
15:23 国道81号線。中城湾が見え、3隻が見える。
途中で、友と合流。車で動く。
16:00 沖縄市泡瀬3丁目から見る。泡瀬干潟の埋め立て地の東側に3基が見える。
16:16 北側の漁港から中城湾港の南の端を見る。
もう1基居るのだ。4基目だ。
どうもここが国が県から借りている区域のようだ。準備拠点か?
16:16 同じく、船体は護岸に横付けされている。
16:16 機材が並んでいる。
16:18 南の泡瀬側。この左にもう1基。
16:18 再び中城湾港の南の1基。赤と白のリーダーと呼ばれる柱の左にあるオレンジがバイブロハンマー(振動をかけ、杭打ちしていく)だ。その下に茶色に見えるのがケーシングパイプ。これを海底の土中に貫入(埋め込み)し、引き抜き、うち戻しを繰り返す。この際に、砂を投入し、この貫入、引き抜き、うち戻しを重ねて、砂を固め、地盤をかためる。
この説明は、(株)テトラ不動の資料による。この機械の構造が少しわかってきた。
細部は見えないので、また来るしかない。
どうも年内に大浦湾に動くとの報道は、眉唾のようだ。細かい下準備が済んでいないのではないか。
そもそも砂の準備はどうなっているのか、これが整わなければ、始まらない。国の工事だから、沖縄防衛局にぬかりはないのであろう。どこかで準備しているかもしれず、油断ならない。
だとすれば、新年に、ヘリ基地反対協議会などで抗議行動をしかけるとか、やるべきだろう。
私は提起する立場ではないので、独り言。抗議の意味を込めて、撮影を続けます。
みんなで頑張ろう。大浦湾を踏みにじるな! 防衛省は、これ以上の自然破壊を即刻中止すべきだ。代執行をやめろ! 戦争に傾斜しているこの国を改めさせるのは、私たち市民の力が重要だ。頑張ろう!
以下は前回の記事