国の[違法]を許さない!住民の訴訟 第8回口頭弁論へ
日時:2020年11月19日(木)
13:15 那覇地裁前 城岳公園集合
13:30 傍聴券配布(配布にならない場合もある)
14:00 第8回口頭弁論(那覇地裁101号法廷)
終了後、報告集会(城岳公園)
今回の口頭弁論は4名の原告適格が認められた上での裁判です。一歩前進。
「(前略)前回口頭弁論において原告・弁護団は、軟弱地盤の存在をはじめ沖縄県による埋め立て承認の撤回の正当性を主張し、国交大臣の判断の違法・不当性を明らかにしました。軟弱地盤がみつかった以上、手続きをいったんゼロに戻して再アセスが必要なことは自明の理であり、裁判所も4月の決定の中で,大浦湾の軟弱地盤改良工事について、改めて環境影響評価をおこなうべきとの見解を示しています。今回はこれに対する国側の反論(=国交大臣の裁決は正しい)がでる予定ですが、国がどんな「言い訳」をしてくるのか、しっかり見届けましょう。
沖縄防衛局の設計概要変更申請に対する意見書が内外から2万件ちかくも寄せられ、沖縄県を勇気づけています。本裁判の勝利はそれをさらに後押しするものになるでしょう。コロナ感染予防対策をしつつ,第8回口頭弁論に多くの結集を呼びかけます」。
訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-4409-1682 田仲)/辺野古弁護団
◎引用者補注:この裁判は新基地建設を巡る住民訴訟です。原告適格を巡って、辺野古・豊原側と大浦湾側が分断されてしまいましたが、辺野古に住む住民4名が原告適格を認められ、実質的な裁判に踏み出しています。
国による工事が強行される中で、また大浦湾側の埋立て予定地に広範囲に軟弱地盤が拡がっていることが分かり、軟弱地盤による大幅な設計変更を国が余儀なくされている中での裁判です。しかもこの変更申請書には設計変更を余儀なくされた根拠が一切明記されていないのです。誠にふざけた紙切れなのです。
住民がここに生きているのだということを示す裁判として、また再アセスを求める裁判として、重大な裁判であり、新たな局面の中での裁判です。「辺野古新基地建設・埋め立てを止めよう! 自然と暮らし・平和を守ろう!」 皆様と共に。(ヤマヒデ)