3つの原則を問い直す
①「微力だが、無力ではない」
普段の自分たちを見ていると、無力感に支配されることがある。力の差は圧倒的にあちら(権力側)が大きい。選挙などの政治の場ですらそうだ。
問題は何故そうなのかだ? そこを考えずに諦めるな! 諦めれば諦めるほど、あちらの力が強まり、私たちは引きずりこまれていく。騙されてはいけない。
だとすると、微力な私たちの力を他者に伝えることが重要だ。「無力ではない」というのは強がりにあらず。何のための行動かを解きあかし、あくまでも知らしめていく底力を養うことだ。焦ってはダメだ。
②「勝つ方法は諦めないこと」
まさにそうなのだが、私は違和感を持っている。諦めないぞとやるだけでは、マンネリになっていく。能動的な力が細ってしまう。マンネリズムを打破していく智恵と団結、行動が伴わなければ、崩れていく。
集団討議をする力を付けていこう。
③「私は一人だが、『ひとつ』にならない」
これは私の造語であり、失礼します。
私は一人だ。孤独に耐える力が必要だ。同時に、ひとつにならない。一人でも複数のメンバーと、複数のことに関与していく。お互いに学ぶことがあるはずだ。
また自身が生み出している表現物は、自分の分身であり、大いに活躍してもらいたい。そういう表現物を作り出したい。同時に、他人の作品に対する敬意が重要だ。共感し、学ぶ姿勢。
こうした3つが交錯してこそ、力になるはずだ。