本日2024年1月27日、夜、那覇で「小出裕章氏沖縄講演会ー国と東電は処理汚染水を海洋放出してはならない」があり、聞きに行ってきた。話しはおもしろいというか、余りにも深刻な話しだった。そこはともかく、18時からであり、帰宅は遅くなるので、夕食にコンビニでパンを買った。会場が美術館・博物館であり、飲食物一切持ち込み禁止らしい。
お陰で、私は中庭で食べていた。そしたらイソヒヨドリのオス1羽が近づいてきた。3mぐらいから1.2mぐらいまで私に近づき、「頂戴な」なのだ。私は彼らは肉食動物なので、パンを食べるのか、怪しみ、躊躇していた。彼らは中々獰猛でヤモリなど、自身の大きさから比較して案外大きな餌を食べているのを、私は何度も見ており、これを食べるかなと思っていた。物欲しそうなので、小さく切って、彼に見せた。パッと飛び込んできて、私の指から取って、離れて食べていた。さらに彼は、もう一度近づき、取りに来た。イソヒヨドリは雄・雌の差が鮮明であり、オスはブルーとオレンジで派手だ。
私の野鳥生活は、60年近くなり、長いが、こんなことは、初めてだった。去年から、アゲハチョウの仲間が近づいてきてくれたり、ノラ猫が近づいてくる。私は彼らを脅さない方法を学びつつあるが、我ながらほのぼの系。昔「ドリトル先生」シリーズ(ヒュー・ロフティング著)や「定本野鳥記」(中西悟堂著)も全部読んでいるが、今更ではあるが、楽しい。
野生動物に餌を与えることは、一般的には不可だろう。まして餌を与えることで、近づき撮影をするなど不適切だと思う。今は冬であり、那覇市「新都心」という都会の中では、餌不足になるのだろう。限定的だが、欲しいという姿を見たら、若干なら与えてもいいのではないか。まとめて余るほど与えるのは、美観の保持から見てもダメだろう。