おはようございます。本日2023年6月21日(火)もあいかわらず梅雨空です。昨日の安和の報告少々お待ちください。昨日は、帰ってきてから2つ、3つあくせくしたら、疲れました。カメラからPCに取り込み、どれを使うまでやりました。今日の新聞を見たら、小さな記事に重要なことがちらほら。掘ってから書きたいこともございます。沖縄タイムスの一面は、「沖縄戦 絵本で伝える」です。作:池澤夏樹、絵:黒田征太郞で、「山羊と少年、洞窟の中へ」(スイッチ・パブリッシング刊)です。
黒田征太郞さん、ご健在でいらしたのだ。84歳だそうですが、改めて豪の中に入り、絵を描けるのだ。彼は昔、野坂昭如と組んで、作画していました。
池澤夏樹さんは、沖縄を離れて、どこで何しているのか知りませんでしたが、沖縄のことも気に留めているようで、何よりです。
私も、一度、と言わず読んでみましょう。絵本の読み聞かせなど、懐かしいことです。昔、随分やりました。
6月23日-25日は、様々な行事がてんこ盛りです。色々行くつもりです。戦争の記憶は、過去のことではありません。過去に起きたことが今に至るまで、刻まれてしまうのです。だから私は、78年前のことを今読む、考えるのではなく、今に何がどのようにきざまれているのかに思いを新たにしながら考えることが重要だと思います。
先日、児玉勇二弁護士からいただいた「戦争裁判と平和憲法」(’明石書店2019年刊)を読んでいますが、著者が担当されてきた戦争責任を問う裁判の証言を読むと、この思いを新たにさせられます。戦火によって、傷を負うこと、肉親を失うことなどが、その後の人生に如何なる否を突きつけられながら、生きてきたのか。言葉で言い表せないもどかしさを含みながら、裁判の原告として告発する義憤。
日本国家が戦争を起こした責任、国策で、逃げずに消せとされたことにより、被害が拡大した責任、軍人以外の一般の人々への無補償・無責任、さらに無責任・無補償だったことにより、何一つ総括されないままに新たな戦争が準備されている責任に至ることは、当然です。
6月の梅雨空ですが、頭を明晰にしながら、歩んでいきましょう。